【本棚から一冊】とれたての短歌です。
今日は一日雨。差し迫った案件もあったので、一歩も外に出ない金曜日になりました。
ご飯も自分で作るシーフードチャーハン。見た目が美しいご飯、を作れるようになりたいなあ。
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とれたての短歌です。
俵万智+浅井愼平
角川文庫
この本を買ったのは、たぶんもう15年くらい前。当時の私は基本的に本をためておかないタイプだったから(変われば変わるものだ…)中学生のころ買った本でまだ持っているものって、本当に少ない。
いつも覚えているわけじゃないけれど、ふとしたときに思い出す、そんな本。今日も、なんだか急に読み返したくなった。
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「いい恋をしていますか?」という
問いに 迷いつつ思う
君の横顔
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はつなつの公園を行くあんだんてあなたの二歩と私の三歩
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暑く熱くなりそうな朝
朝靄の粒子の中にあなたを想う
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切ない、あたたかい気持ち。
この本を開きたくなるときって、何かもやもやしているのかな。
読み終わると、ほんの少しだけ胸が軽くなっている。
これからの15年もお世話になります。
さて、これから東京。急いで準備しなくちゃ。
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