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2010年8月17日 (火)

弓張り月と宵の明星

昨日の話ですが

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ネイビーソンちゃん、復活!そうそう、ここにはこのネジがなくちゃね。
自転車屋さんに持って行って「サドルを留めるネジが…」って言いかけたらお店の人が「まあ、それあなたで4人目よ!」ってびっくりしていた。私もびっくり。やっぱりいたずらだったんだ…。でもさあ、こんなネジほかに使い道もないだろうに、持って行ってどうするんだろうねえ。
ともあれ、無事に帰ってきてくれてよかった!(盗難という最大のいたずらを経験した後なので、この程度のことは余裕)

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ご機嫌で、久しぶりのコメダのプリンソフト。プリンLOVE!

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窓際に何だか素敵な飾りが。

夕方、少し涼しくなった空に、宵の明星。

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宵の明星、とは夕方に見える金星のこと。(明け方に見える金星は、「明けの明星」)。

こういう、星の和名ってとても素敵だと思う。何百年も昔の人も、もしかしたら今の私と同じ場所で同じ星を見て呼びかけたのかもしれない、と思うとぞくぞくする。何百年くらい、星にとっては一瞬の時間。空を見上げるときは、昔の人と少しつながっているような気がする。

ちなみに、金星はとても明るくて目立つ星なので、各地に面白い呼び名が残っている。
鹿児島ではもんりーぼし(=守り星、子守をするときに見える星だから)
沖縄ではユーバナブシ(夕飯星)
青森では烏賊星
静岡では飯炊き星とか大臣星(ただし明け方の場合だけらしい)

さて、今日は上弦(新月と満月の間の半月)。

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上弦にも別名がある。

半月のことを「弓張り月」というので、上弦は「上の弓張」とか「上つ弓張」なんて呼ぶ。
(なので、下弦は「下の弓張」「下つ弓張」)
ほかには「弦月(げんげつ)」「片割れ月」「恒月(こうげつ)」「破月(はげつ)」などの別名も。

たくさんの別名があるのはきっと、古来たくさんの人が見つめて想像を膨らませてきたから。別名を口にしてみると、少し月への印象が変わるかもしれない。

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コメント

同じ月を見ましたよ。綺麗な上弦の月ですよね~。近くにあるのが火星と、きっと土星も見えていたんでしょうね。そうだ、先日の富士山ではものすごい星空でしたよ。雲みたいな白い天の川が、東から西の空に。くまぼぼさん、泣いて喜ぶだろうな・・・

あ、やまやさん、おかえりなさいませ♪
富士山、いいなあ^^行きたかったです~!天の川、見たいです~(>_<)

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