ピコピコハンマー
朝からご飯も食べずに仕事をしていたら、夕方ごろお腹がすきすぎて動けなくなってしまった。動けないんだし、とうっかり昼寝をしたら、起きたころにはますます体が動かなくなっていて、一瞬生命の危機を感じる。やっぱりご飯を食べなければいけません。
(という反省を週一回くらいしている私。この生かされなさにちょっと嫌になってきた)
というわけで食事。
やっぱり。
さて、昨日の夜はあれからペルセウス座流星群を見に、足助町というところまで行ってきた。残念ながら、霧が出てきてしまってあまり星自体見えず。粘ってみたけれど、2つしか見つけられなかった。それでも大満足!
ペルセウス座流星群。
ペルセウス座γ星を輻射点(群流星がここから飛んでくるように見える点のこと)とする流星群。毎年7月後半から8月中旬まで流れ星を楽しむことができる。極大日(一番たくさん流れる日。今回は昨日でした)には、条件がよければ一時間に30~60個くらい肉眼で確認できるはず。
というわけで、天文っ子だった私は、高校生のころ、毎年御岳山に登ってこの流星群を観測していた。
観測者4人と記録者1人でワンセット。4人がそれぞれ東西南北を向いて寝っころがり、流れた瞬間に口頭で記録者に明るさや流れた場所などを伝える、という手作業ここに極まれり、な観測会だった。
夏とはいえ、山の夜は冷え込む。何枚も着込んで寝袋にくるまって、あたたかい飲み物も飲みながらの観測だけれど、やっぱり寒い。寒いのと時間が遅いのが相まって(天気がよければ、夜中の4時ごろまで観測していた気がする、確か…)、瞼がだんだん重ーくなっていく。まずい、寝ちゃダメ、寝たら死ぬわ(笑)!と必死に自分を叱咤するものの、次第にありもしない流れ星を報告し始める始末。ああ、何だか気持ちよくなってきたような…うふふふ~……
ピコッ!
その瞬間、監視役の人がピコピコハンマー(通称ピコハン)で頭をたたいてくれるのだった。夜も遅くなると、みんな眠りにつき始めるので、監視役も大忙し。次第に苛ついた監視役は、ピコハンを寝ている人に投げつけるようになる…ああ惨事。
というわけで、ペルセウス座流星群と言えばピコピコハンマーがよみがえるという歪んだ記憶ができあがってしまった。
一応観測会なので、こんな観測記録も作っていた。
今となっては何のことやらさっぱり分からない観測記録。あのころの自分って頭よかったのねえ(たぶん気のせい)。
はっ、なんか、思い出話押しつけ中のおばあちゃんみたいになってしまったので、このあたりで失礼します…。
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