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2010年11月10日 (水)

【シノプシス】ゆるく、自由に、そして有意義に

今日は珍しく朝から外出。(ごめんなさい。朝って言っても10時です…もう会社勤め絶対できない…)

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ドトールに寄り道。

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ブランチ。

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天気いいかと思っていたら怪しげな雲。この後みぞれっぽい雨が降ってきた。

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シノプシス、私どうやって書いていたんだったかな…。思い出せないくらい書いてないぞ。このブログの目的、完全にずれているなあ(目的はシノプシスを書くことだったんですよ。きっと誰も覚えていない)

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ゆるく、自由に、そして有意義に──ストレスフリー•ツイッター術
著 渡辺由佳里
朝日出版社

アメリカ在住でツイッターが本格的に日本で流行り始めるよりも前(2009年1月)からツイッターを始めた著者。ツイッターは日本でもすっかりブーム(も過ぎて落ち着いてきたかな)なので、今ではツイッター本もたくさん出ているけれど、そのタイトルを見てみると「社会論」「世界を変える」「革命」「ビジネス」など、やたら難しそうでとっつきにくそう。でも、ツイッターというSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、「本当はきわめてシンプルなコミュニケーション・ツール」なのだ。有名人ではない「ローテクで一般人」の立場の著者による、大人なツイッターとの付き合い方が書かれた本。

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 後藤隆明(@ryu_)さんは、ツイッターの自己紹介で本名だけでなく「内閣府の防災担当」と職業を公開しておられる、日本のネットでは珍しいユーザーです。「言うまでもなくすべて個人的見解」と、公ではなく私の立場でツイートしていることも明記されています。

(自転車が盗まれるなどの)不運が重なり、自転車通勤が不可能になった後藤さんは、次のような一連のツイートをされました。
「そろそろ出撃なう。しばらくの間は歩兵やります」
「騎兵隊は馬から降りると弱いですね」
「歩兵満載の満州鉄道で前線へ。この満員感がだめ。早く騎兵に戻りたい」
 これまでのいきさつを読まなかった方が、流れゆくTLの中でこの最後のツイートを目に留め、後藤さんが霞が関のお役人であるゆえに「満員電車にゆられる通勤客を『歩兵』とみなしている」、と批判をするリツイートをされました。

 普通の人なら、頭から湯気を出して、「そんなつもりで書いていないのに、よく読んでから書いてください。失礼な!」というリアクションをしてしまうのではないでしょうか。ですが、後藤さんの対応は予想外でした。
「なるほど。選民思想と取られるとは想定外でした。ご指摘ありがとうございます」
 批判的なツイートをされた方も、根本的には誠実な方です。後藤さんの返事を読んでから過去のTLをさかのぼり、自転車が盗まれたいきさつなどを理解されます。
「POSTを直接拝見したわけでなく、誤解してしまい、失礼なことを申し上げてしまい、大変失礼しました。お詫びいたします」と、素直に謝罪されたのです。この誤解の締めくくりは、後藤さんの次のツイートです。
「いずれにせよ、こういう批判が聞けるのもついったーのいいところです。考えさせられるツイートでした。改めて感謝致します」

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これってツイッターだけの話じゃない。人とのかかわり合いの中では、時に自分の意見が歪曲されて伝わってしまったり、心当たりのないことで批判されたりする。そんなときに反射的に怒ってしまうのではなく、まず相手の視点を受け入れて、相手が自分で誤解を見つけられるようにヒントを与える。そして謙虚に対応すれば、最初は批判だったところから逆によい関係が築けるようになる可能性もあるんだよね。
ツイッターの使い方やツイッター論のような本は、今までどうも読む気がしなくて避けていた。ただ、今回は著者の渡辺さんの書く書評が好きだったのと、糸井重里さんが書いた帯(「いい家庭教師と、ゆったり話しているような本です」)が素敵だったので読んでみたら、とてもあたたかい気持ちになった。
渡辺さんいわく、「自分がフォローしたユーザーのツイートが並ぶTLとリプライ/リツイートは、私にとって自宅でのホームパーティのようなもの」。ホームパーティなら、自分にとって最大限に快適に過ごせるのが一番いい。「こうでなければならない」なんていうルールはツイッターにはない。これも、現実世界の人間関係と同じ。
「すべての人から愛されることはない(し、愛する義務もない)」。これも、現実世界の人間関係と同じ、なんだよねえ。

ゆるく、自由に。

すべてのことに対してそうなりたいと思って生きていくのは私には難しそうだけれど、人間関係(特に相手に求めること)ではそうありたいなあ。

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コメント

ルールに縛られ過ぎると職場でも遊びでも興ざめしてしまうシーンに出くわすことがあります。面白く無くなりますよね(^-^;。ゆるく、自由に…賛成です(自分がゆるくて、自由過ぎて人に迷惑はかけてはいけませんね)!!

渡辺由佳里さんの『ゆるく、自由に、そして有意義に』、ご購読と懇切なご紹介、ありがとうございます。「すべての人から愛されることはない(し、愛する義務もない)」は、私もとりわけ好きな一節でした。

とりさん

ありがとうございます!本当にそうですね。ルールっていろんなことを円滑に進めるためにあるはずなのに、ルールを守ること自体が目的になっていつのまにかギスギスつまらなくなってしまったりするんですよね。うーん、難しい(^^;)

担当編集者様

コメントありがとうございます!
はい、あの言葉はとても心に残りました。他人を無理に遠ざけたり逆に近づきすぎて傷つけ合ったりするのではなく、自分はどっしり構えて相手への気持ちも表すけれど相手には同じことを求めない関係。「優しい冷たさ」と言ったらいいのでしょうか…ぜひこうありたい、と思いました。素敵な本をありがとうございます!

「優しい冷たさ」は「同調圧力」を他人にかけず、他人からかけられない、とも言えるかもしれませんね。これに関連すると思える、渡辺由佳里さんのブログがアップされました。お時間がありましたらご参照下さい。 http://watanabeyukari.weblogs.jp/blog/2010/11/yurui-twitter-2.html

ありがとうございます。拝読いたしました。「『互いに全てを知っていなければ交流ではない』ということはない」の部分、特にうなずいています。
また、「同調圧力」の言葉もその通りですね。ありがとうございました。

こんにちは、渡辺由佳里です。

素敵なブログ記事、ありがとうございます。
私が伝えたかったことを、感じてくださっていて、とても嬉しくなりました。

これからもどうぞ宜しくお願いします。

渡辺様

著者の方から直接コメントいただけるなんて感激です!ありがとうございます。ツイッターもいつも拝見しているのですが、まさにこの本に書かれているような「優しい冷たさ」がとても気持ちよく感じられます。
自分自身、他人との距離の取り方がうまくいかずに悩むことも多いですが、本に書かれているようなスタンスでやっていきたいと思い、気持ちが楽になりました。
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。

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