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2011年2月

2011年2月28日 (月)

沖縄、いちごいちえ (2)

このブログをご覧いただいている方(いつもありがとうございます!)にはばれていたと思うけれど、ここしばらくの私はかなり精神状態がおかしかった。
理由はたくさんあって、(数の意味でも内容の意味でも)とてもここにはっきりとは書けない。仕事面で相当行き詰っていて内心「翻訳生活」から逃げ出そうと思い始めていたこと、プライベートも安定せず、舞い上がっては墜落しての繰り返しだったこと。しかも苦手な冬。寒いせいで気持ちはますます落ち込んで、この私が「陰のある女性」っぽかったらしい。周りから見ても、ここしばらくの私は、それはもう「負のオーラ」が渦巻いていたことだろう。
自覚もかなりあった。おかしいのは分かっているのに自分でコントロールできない状態がますます自分を追い詰める。これって、酔っぱらってもうすっかり足腰立たなくなっているけれど頭ははっきりしていて、自分の体たらくを歯がゆく思っているようなもの? ああ、脳なんて体に対して何の支配力もないんだ、と思い知る日々。

そんな時、中日ドラゴンズの沖縄キャンプ写真を見ていたら、衝動が一気にお腹の底から湧きあがった。行きたい、行かなきゃ、行くしかない! 気づいたら、沖縄旅行のサイトを開いて申込み画面を眺めていた。懸念事項を思い出したのはそのあと。お金のこと、仕事のこと、翻訳学校のこと。諸々考えて、とりあえずこの時は申込みを自粛した。

でも、それから何日たっても、行きたい気持ちは薄れることがない。むしろどんどん膨らんでいく。
青春の愛読書『放課後の音符(キーノート)』を読み返してしまう。

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沖縄に行ったマリが、太陽と潮風と海で消毒された男の子と恋をする。マリも消毒されていく。真っ黒に日焼けしながら。

消毒だ。私も沖縄で太陽の光を浴びて青い海を見たら、身体の中に溜まったドロドロのものが蒸発するんじゃないか。自分がこんがりと日焼けして、内部のドロドロが乾燥してはがれていく様子が目に浮かんだ。沖縄に行けば救われる、癒される。そう思った。
今になれば分かる。この時の自分がどれだけありもしないものにすがっていたか。そんなに簡単じゃない。沖縄はただの場所だ。人を救ってなどくれない。そんなことにも気づいていなかった。
でもそれはまだ先の話。このときは立ち直りたくて必死だったのだ。沖縄にその答えがあると思い込んで、私は結局ツアーを申し込むことにした。

しかし、ここから私らしさ大発揮。どたばた旅は、申込みの段階からもう始まっていたのだった。

(つづく)

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某所でカレー話が盛り上がってから1週間以上たって、

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ようやくカレーを食べに来た。Q「ごはんは右? 左?」→A「絶対左です!」
途中でためしに右ごはんにしてみたけれど、うまく食べられなかった。検証完了。

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花のある生活をしたいと思って、昨日購入。すぐ枯らしそうだから一輪挿し限定で…。

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久しぶりの焼きプリン! この子をお供に、今日は夜更かし予定…。

今日は名古屋は夕方まで雨でした。皆様はいかがでしたでしょうか?

明日もいい一日になりますように!

2011年2月27日 (日)

2月の星空 (4) ※追記あり!

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皆様こんばんは。今日もプラネタリウム風にお届けいたします。
ところで、最近こんな風にエセプラネタリウムを始めたのもあって、ぜひプロのプラネタリウムを聴きたいと思っていたんです。名古屋市科学館は現在改装中で、来る3月19日から国内最大級(最大かもしれないけれどちょっと自信がないので…)のプラネタリウムがオープンします。本当にすごいものになりそうです。お近くの方もそうでない方も、ぜひ一緒に行きましょう!
※追記:すすすすみませんっ!私大変失礼なことを申し上げておりました。国内最大級どころか、世界最大だそうです。直径35メートルでございます。お詫びして訂正いたします。

閑話休題。
先週は、おおぐま座とこぐま座について長々お話しました。そこで、今日はおおぐま座を取り囲んでいる星座を3つご紹介したいと思います。こちら、かなりマイナーな星座たちで、ええっと、わたくし一度も見つけられたことありません…(駄目じゃん)。ドン引きされそうですが、よろしければついてきてくださいませ。

まず一つ目はやまねこ座です。

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おおぐま座ぎょしゃ座の間にある星座ですが、一番明るい星でも3等星、とくに目立った星の並びもありません(上の星図で見てみてくださいませ)。このあたりは全天で一番星の少ない場所らしいです…大変。それでも見つけ方はあります。ふたご座を利用するんですね。今の時期だと20時ごろ頭の真上あたりに二つの明るい星が見つかるでしょうか? これがふたご座のカストルとポルックスです。カストル・ポルックスからそれぞれ、身体のラインに星が並んでいますよね。ポルックス(明るい方です)とその列の最後の星を結んだら、同じだけの長さポルックス側に線を伸ばしてみてください。ちょっと暗め(3等星)の星が見えたら、それがやまねこ座のα星です。
この星座は、17世紀に天文学者のヘベリウスが作った新しい星座なのですが、彼はこの星座を作るときに「山猫のような目をした人でなければ見つけることができないだろう」と言ったそうで…。私は敗北しましたが、目のいい方、ぜひチャレンジしてみてくださいませ。

続いてはこじし座です。ええ、「こじし」です。「しし座」じゃありません。そんな星座あるの!?って思いますよねえ。お気持ち分かります。私も今日調べるまで完全に忘れていました。

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先ほどのやまねこ座の下に位置しています…が、やまねこ座も見つからない私にはお手上げです。北斗七星からスルスルと東の方に目を移してみてください。しばらく行くとすごく明るい星が見えると思います。でもそれは本物の…じゃなくて大きい方のしし座なので、行き過ぎなんですね(笑)。そのちょっと手前くらいを何となく眺めてみると、そのあたりにこじし座がいます。ぜひ心の目で見てやってください。
こちらもヘベリウスが作った星座です。こんなのばっかり。

最後はきりん座です。

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この星座、何とおおぐま座とこぐま座の間に割り込んでいます。親子水入らずの邪魔をしているこの星座、やっぱり明るい星がまったくありません。
こちらも周りの星を頼りに、心の目を駆使していただきたいと思います。
ぎょしゃ座、おおぐま座、こぐま座に囲まれているのがきりん座です。南北に細長い形をしています。何となく見えるような気がしてきましたでしょうか?(無理矢理)
こちらの星座は、17世紀にバルチウスが発表し、18世紀にロワイエが正式に星座に加えたものなんだそうです。やっぱりこれだけ時代が下ってから作る星座というのは、もう明るい星が残っていないんでしょうね。何とかこじつけて星座を作ろうと駆使したんだろうなあ。必死さが伝わってきて面白い気持ちになってきます。まったく見つけられないところは苦行のようですが。

というわけで、今日はおおぐま座の近くにある星座を扱ってみました。
気づくともう春。来週からは春の星座をご紹介していきたいと思っています。またお付き合いいただけると嬉しいです。

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まったく別の話なんですが、ぼちぼち書き写しております小説『朝日が昇るところ』、最初からうまく読めないことをこっそり気にしていたんですが、ようやく今日メンテナンスいたしました。もしご興味持ってくださる方がいらっしゃれば、こちらから第一回が読めるようにしましたので、よろしければ読んでやってくださいませ。

それでは皆様、明日もいい一日を!

2011年2月26日 (土)

沖縄、いちごいちえ (1)

一期一会。大好きな言葉だ。
人との出会い、ものとの出会い。当たり前のように出会っているあなたとも、再び出会える確証なんてどこにもない。今日が最後かもしれない。そうだとしても悔やむことのないように人やものと出会いたい。私は普段からそう思っている(そう言いつつ、本当に最後だったら悔やむに決まっているのだけれど)。
でも、旅、それも一人旅はまた特別だ。目に入るものがすべて新たな出会い。そのことを伝える友達もいない。自分のすべての神経が出会った人やものに向けられる。しかも、目の前の人やものとは、おそらく本当に、再び出会うことはない。

たった3日間の沖縄旅行。それでもその中で、たくさんの一期一会があった。簡単に「旅で人生が変わった」なんて言葉を使うのは好きじゃないけれど、今回はそう言いたくなるくらいに、自分の中で変化が起きそうな気配を感じている。
いや、何も変わっていないのかもしれないけれど。

この連載、ものすごい長さになりそうな予感ですが、よろしければお付き合いくださいませ。

***

2月22日23時。私は、名古屋駅に向かっていた。大阪駅行きの夜行バスに乗るためだ。
どうしてセントレアがあるのに、わざわざ大阪に向かっているのか。それは、(ご想像の通りだと思いますが)いつもの通りいきなりやらかしたからだった。でもその話をするには、数週間さかのぼらなければいけない。

2月1日。
ほとんどの人には何の意味もない日。反応するのは、ごく一部のコアな野球ファンだけだと思う。この日はプロ野球の春季キャンプ開始日だ。
中日ドラゴンズのキャンプ場は、沖縄中部の北谷(ちゃたん)。公式ブログやツイッターには、キャンプの様子や選手の仕上がり具合が日々レポートされている。それを見ながら「いいなあ、観に行きたいなあ」とつぶやく。私の毎年の光景だ(親父…)。でも、今年はいつもと少し違っていた。

そもそも、沖縄はずっと行ってみたい場所だった。
青い海と空が見たい。山田詠美の小説のようにお洒落にカクテルなんて飲んでみたい。ダイビングもしてみたい。平和祈念公園も首里城公園もやんばるの森も行ってみたい。
そんなことを漠然と思いながらも、その思いは10年以上放置されていた。お金がかかるとか、仕事があってうまく時間がとれないとか、その都度何となく言い訳。でも、要するに面倒だったのだ。やらない言い訳ってたいていは「面倒」の一言にまとめられるのよね。

それでも行動しちゃうときってどんなときなのか。
色々な動機があると思う。でも、ときに負の感情の方が、人間を動かすエネルギーになるんだと、今回私は思い知った。
本当にドラゴンズのキャンプ(だけじゃないけど)を観に行ってしまったきっかけは、そう、負の感情だった。

(つづく)

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今日は最後の授業。

「最後の授業」と半年ごとに言っていたけれど、今回は本当に、この土曜日の授業は最後です。

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朝寝坊の私は、きっと土曜日の朝日を撮るのも最後。

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朝の青山一丁目を通るのも。あ、やばい。なんか切なくなってきちゃった。

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数えきれないほど食べた246ランチ。

クラスメイトの方から素敵なプレゼントをいただけました。

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小田原名物なんですって。おいしそう!

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お洒落なゼリー!(曇ってしまった…)
ありがとうございます。とても嬉しいです!

1年半通い続けた土曜日の授業も、今回でおしまい。先生、皆様、本当にありがとうございました。
春からは隔週金曜日のゼミを申し込む予定。これからもがんばります。よろしくお願いいたします。

それでは皆様、明日もいい一日を!

2011年2月25日 (金)

家に着くまでが遠足

家に着くまでが遠足
今、家に向かう電車の中でこの記事を書いています。

あっという間ながら盛りだくさんの沖縄旅行が終わった。いや、終わってない。飛行機を下りてから今までだって相当バタバタだったじゃないか。家に帰るまでが遠足。気を引き締めなくちゃ。(ある意味明日寝坊せずに東京に向かうところまでが遠足かも…)

明日以降詳しくはレポートしますが、今回の旅行は本当に突発的に決めたものだった。何かを持ち帰れるのではないかと期待して。
帰り道の私が今持ち帰ってきているのは、たくさんの写真と日焼け、食べすぎてついた脂肪と素敵な爪。それから……

いつの間にか今週も終わりですね。明日もいい一日になりますように!

2011年2月24日 (木)

【小説】朝日が昇るところ (8)

「……分からない」
 ようやくそう絞り出した僕をしばらく見つめると、ルミは顔を歪めた。
「彼女のせいなのね」
 声は聞いたことがないくらい暗いものだった。僕はうんざりしてきた。どうしてルミが彼女にこだわるのか理解できなかった。
「違うよ」
「違わない」
「なんでだよ。関係ないって言っているだろ。名前も知らない子なんだよ」
 苛ついてそう返した僕を、ルミは厳しく睨んだ。
「そんなこと関係ないわよ。あなたが他に一枚でも人物写真撮ったことあった? 私の写真なんて一度だって撮ったことないじゃない。あんな綺麗な写真が撮れるくせに。名前も知らない? そんなの、もっとひどいわ。名前も知らない子のことをずっと想いつづけていたっていうことでしょ。私のこと、何だと思っていたのよ」
 最後は悲鳴に近かった。ルミはそのままテーブルに突っ伏した。
 僕はどうしていいのか分からなかった。混乱していた。彼女は、他のどの被写体とも比較できない存在だ。いや、比較しようと思ったことさえなかった。だから僕は、彼女とルミを同列に並べたことなんてなかったのだ。ルミがこのことで苦しむなんて、思いつきもしなかった。
「ルミ……」
 肩に手を置くと、ルミはゆっくりと顔を上げた。頬が濡れている。
「ごめんなさい。守、今日は帰って。お願い」
 僕は、本当はどうすればよかったのだろう。情けなくも言われるがままに、僕はルミの家を出た。
 家に帰る気にはなれなかった。とぼとぼ歩いているうちに見つけた居酒屋に入った。いくら飲んでも酔えなかった。しばらく飲んでから、店を変えてさらに飲み続けた。
 ルミの悲鳴が頭にこびりついて離れない。あんな風に取り乱したところも、泣き顔も初めて見た。ルミはいつも冷静で、僕を責めたことなどなく、僕はずっと何も考えずにそれに甘えてきたのかもしれないと、初めて気づいた。
 でも、と僕は自分に言い訳する。なぜルミは何も言ってくれなかったのだろう。ルミがいつも冷静だから、きっと僕は何も気づけなかったんだ。不満があるなら、話してくれればよかったんだ。だって僕らは恋人なんだから。不満も不安もすべてぶつけてくれればよかったんだ。
 言い訳が一通り終わると、脳裏に再び彼女の涙が浮かび、僕はまた自己嫌悪に陥る。それをごまかすためにまた酒をあおった。
 そして、ルミに言われるまで気づきもしなかったことを考え始めた。僕は、あの時の女性を愛しているのだろうか。彼女以上に誰も愛せないから、結婚する決心がつかないのだろうか。
 愛。しかし、なぜかその言葉は宙に浮いた。あの女性を愛している。僕は心の中で繰り返しつぶやく。何度繰り返しても、その言葉はしっくりこなかった。

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つづきはこちら

ご訪問ありがとうございます! あなたとの出会いに感謝。
はじめから読みたいと思ってくださる方(いらっしゃれば…)は、こちらからどうぞ。

2011年2月23日 (水)

フロム沖縄♪

フロム沖縄♪
いきなりですが、今日から沖縄に来ています。人生初の沖縄、かなり満喫。明後日までかけて相当あちこち巡る予定です。帰宅後、またいつもの(笑)長いレポートをさせていただきますのでよろしくお願いいたします!

それでは皆様、明日もいい一日を!

2011年2月22日 (火)

べすとおぶべすと!

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今日もいい天気!

すっかり忘れていたけれど、家から徒歩3分のところにお蕎麦屋さんがあったのだ。八田に引っ越してきてから6年、なぜか一度も行ったことがなかったのだけれど(子供の頃には何度か行っているけど)、突然思い立って今日はお蕎麦♪

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お蕎麦と

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親子丼のセットにしました。ちょっと勢い余った…苦しい。

さて、今日はついに、ついに!!

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aikoのベストアルバム、「まとめⅠ」「まとめⅡ」の発売日っ!
興奮しすぎて入力ミス相次ぐ本日のブログ。

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裏面はこんな状態。ああ、たくさんのCDを届けてくれていたんだなあ。すでに感動の涙…。この写真をやぶりたくなくて、カッターで封を切ってみる。

現在、この2枚を鋭意取り込み中。
aikoとともに、これからとあるところ(ってつぶやき部屋方面の方は皆様ご存知ですが…)に旅立ってまいります!ああ楽しみ。興奮しすぎて入力ミス相次ぐ今日のブログ(2回目)。
また旅行レポートしますね。よろしくお付き合いくださいませ。

それでは皆様、明日もいい一日を!

2011年2月21日 (月)

ランチ難民

すっかり暖かくなった。
久しぶりにランチを外で食べようと思いつく。ネットで検索すると、家から徒歩10分くらいのところに雰囲気のいいお店があるらしい。わくわく。

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桜のつぼみ、ずいぶん膨らんできた。春、もうすぐかな。

到着!と思ったら、お店、シャッターが下りている…。水曜日休みって、営業時間18時までって書いてあるのに。臨時休業?それとも潰れちゃったのかなあ?
そのとき、前を通ったことのあるだけの別のカフェを思い出した。あのお店も気になっていたのよね。というわけで方向転換。
…ええ、そのお店もお休みでした。この時点でもう15時。普通の定食屋さんはもうやってないよなあ、と半ば諦めながらも思いつく別のお店に向かってみる。しかし思った通り休み。
何このランチ難民状態(そもそも家を出るのが遅かったからこんな事態になっていることに、この時の私は気づいていない…情けない)。

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結局いつものシルビアのサンドイッチ。今日のブログは久しぶりに「くまぼぼカフェ」にふさわしい内容になるはずだったのに、ああ敗北感。

でも、帰りに

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可愛い椿を発見。前から気になっていたんだけど、ピンクだったのね。

塾の前に別のカフェへ。

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ココアを注文したら

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ババロアがついてきた。も、もう苦しいです…。

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(なんとなく言いたくなったので…恥ずかしいですが)
「辛いこと」を乗りこえられるときって「辛いこと」よりも「嬉しいこと」が上回ったとき、というのが多いと思う。普通は、時間がたって「辛いこと」が薄れていくというのが解決策なんだろうけれど、「嬉しいこと」の方がどこまでも大きくなれば、「辛いこと」の大きさは変わらなくても乗り越えられるものなのかもしれない。
嬉しいことが大きく大きく膨らんで、はち切れそうな私。こんなに嬉しいことを与えてくれているのは、周りにいるすべての人。こんな私にどうしてこんなに与えてくれるんだろう。「返して」って後から言われても無理だけど、大丈夫なんでしょうか…(本当に不安)。
もらいっぱなしの私。もっと幸せを与えられる側になりたいと心から思う。
周りのすべての方に、心底感謝しています。いつもありがとうございます。これからもがんばって生きていきますので、どうかよろしくお願いいたします。

それでは明日も皆様、いい一日を!

2011年2月20日 (日)

2月の星空 (3)

Uma 

皆さん、こんばんは。今日もプラネタリウム風にお届けいたします。
先日は、おおぐま座とこぐま座の話をしていたら止まらなくなってしまったのでした。すみません…。と言いつつ、今日もしつこくこの二つの星座のお話をしたいと思います。

まず、前回もお話した北斗七星についてもう少し(じゃないかも)。
名前からご想像いただけるかもしれませんが、「北斗七星」は中国で付けられた名前です。いて座に「南斗六星」という部分があり、こちらと対になる形でつけられました。日本に伝わったのは、推古天皇の時代(7世紀)です。
和名も非常に多いです。ひしゃく星、杓の柄、杓子(しゃくし)星、桝(ます)星、酒桝(さかます)、七つ星、四三(しそう)の星(升の四星と柄の三星に分けているんですね)、舵星(かじぼし)など。
たくさんの呼び名があるということは、それだけ昔の人々の生活に密着していたということ。見つめていると、勝手に昔の人とつながっているような気がしてきます。
七つの星全体だけではなく、一つ一つの星にも名前があります。たとえば、「柄」の先端(上図の一番上の星です)は破軍星(はぐんせい)と呼ばれました。これは、柄の先端を陰陽道で剣先に見立てて、この方角を万事に凶として避けたものです。中国では、この星に向かって軍を進めると戦に敗れると伝えられています。
そのもう一つ手前の星はミザールという二等星なのですが、実はここにはもう一つの星が寄り添っています。アルコル、四等星です。アラビア語で「微かなもの」という意味なんだそうです。アラビアでは昔、この星が視力検査に使われたそうです。私は何も見えません(泣)が、四等星なので、目のいい方なら街中のちょっと暗いところでも見える可能性はあります。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
ちなみに昔はどこの国の方も視力がよかったようで、いろいろな国で別名が残っています。たとえば中国では輔星(ほせい)、日本ではそえぼしとも呼ばれますが、面白いのは「四十グレ(しじゅうぐれ)」。四十歳を過ぎると視力が落ち、ミザールとアルコルの見分けがつかなくなるところからついた名前なんですって。意地悪ですね。

では次に、北斗七星を使った北極星の見つけ方です。ひしゃくの先の星二つ(上図の一番下の星です)を見つけます。底から口側の星をつないだら、そのままその長さを5倍延ばしてみてください。北極星、見つかったでしょうか?
このように、目立つ星を利用して見つけたい星を探す方法は、知っていると便利ですし、その通りやってみて見つかった時には何だか楽しい気持ちになります。よろしければぜひ試してみてくださいね。

北極星のお話は一つだけ。
現在の北極星はひしゃくの柄の先、つまりこぐまの尻尾の先なのですが、実は3000年前にはこの場所は天の中心(天の北極、といいます)ではありませんでした。そう、北極星も動いているのです。当時天の北極の位置にあった星は、ひしゃくの反対側の終点(升の一番左上ですね)。そのためこの星はアラビア語で「アル・カウカブ・アル・シャマリー」――北の星という意味です――という名前がついています。
北極星の位置が移動するのは、歳差という地球の首振り運動によるものです。今の北極星の位置もこれから変わっていき、4500年後には天の北極から30度も離れてしまいます。そのころには、ケフェウス座という星座のγ星が北極星と呼ばれているはずです。うーん、雄大な話です。

では、最後に、おおぐま座とこぐま座にまつわるギリシア神話についてお話します。
登場するのは、またもやゼウスです。
ある日ゼウスは、カリストというニンフ(妖精)を見初めます。ゼウスに愛されたカリストは、アルカスという息子を産みます。
しかし、ゼウスにはヘラという大変嫉妬深い后がいました。二人のことを知ったヘラは怒り狂い、カリストを熊の姿に変えてしまうのです。獣になってしまったため口もきけないカリストは、悲しみにくれながら一人森へと消えていきました。
それから十数年後、息子のアルカスは、りりしい狩人へと成長していました。ある日、森の中を歩いていたアルカスは、大きな熊を発見します。熊もアルカスに気づきました。そう、その熊はアルカスの母、カリストだったのです。
カリストにはその若者が息子だとすぐに分かりました(すごいね…)。自分が熊の姿になっていることも忘れ、カリストは息子を抱きしめようと駆け寄りました。
アルカスは驚き、弓を構えます。
そのとき、稲妻が鳴りました。気が付くと、アルカスも熊の姿になっていたのです。天上から様子を見ていたゼウスが、二人の様子を哀れに思い、息子の姿も熊に変えたのでした。そして、二人の姿を空に上げたのです。永遠に仲良く暮らせるように。
しかし、ヘラの気持ちは収まりません。そこでヘラは、アルカスの尻尾を天の中心に貼り付けてしまいました。アルカスは、一晩中空の中心を歩き回ることしかできなくなりました。カリストも、息子の近くを離れるなんてことはできません。
他の星座たちは、一日空を歩いた後は海に入って疲れを癒します。でも、この熊の親子だけは、永遠に空を歩き続ける運命なのです。

ああ、泣ける…。ギリシア神話は理不尽な話ばかりです。そこが魅力的でもあるのですが。

というわけで、これでおおぐまとこぐまの話はおしまいです。お付き合いくださってありがとうございました。
来週も星空の話をしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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ずいぶん暖かくなってきました。明日もいい一日になりますように!

2011年2月19日 (土)

【小説】朝日が昇るところ (7)

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 僕は体を投げ出した。赤いカウチソファがぎしりと音を立てる。ルミの部屋は、自己主張の強いはっきりした色で占められている。やる気が出てくるときもあれば、妙に落ち着かなくなるときもある。今日は後者だった。
 ルミはキッチンからシャンパンを持ってきて、僕の隣に腰を下ろす。そして微笑んだ。
「改めて、個展おめでとう」
「始まったばかりなんだから、まだめでたくなるかどうかは分からないよ」
 僕はそっけなく返した。疲れていたのだ。
 早いもので、もう今日は個展の初日だった。面倒なことの大部分は武川に任せたものの、さすがに挨拶は自分でするしかない。大勢の知らない人の前に立ってもっともらしいことを言うだけで、もうすっかりくたくただった。個展なんてやらなければよかった、と大げさにも後悔していた。
 そんな状態だったから、僕はルミの様子にまったく気を配っていなかった。後から思えば今日の彼女はずっと沈んだ表情をしていたのだが、そんなことにも気づいていなかった。
 シャンパンを飲み終わると、ルミは僕の顔を横から見つめた。
「ねえ、守、訊きたいことがあるんだけど」
 ルミの声は明るいままだった。
「あの写真の女の人、誰?」
「え……」
 不意の質問に意味が分からず、頭が真っ白になってしまう。
「今日個展に飾ってあった写真。初めて見た」
 そう補足されてようやく理解する。僕はぼんやり宙を見つめたまま「知らない人」と馬鹿みたいに答えていた。
「私は知る必要がないって意味?」
 ルミの言葉に、僕はぎょっとしてようやくルミの顔を見返した。そうじゃない。僕も知らない人なんだ。そう言おうとして、でもそれは言葉にならなかった。ルミの顔はとっくに笑っていなかった。
「あの人がいるから、守は私と結婚してくれないの?」
 僕は言葉を失った。考えたこともない方向に話が進んでいる。
「そうじゃない…」
 僕は切れ切れに言葉を発した。
「そうじゃ、ないんだ。本当に、あの子は関係ないよ。名前も知らない子なんだから。ただ、まだ、自信がないんだ」
「何に対する自信?」
 ルミは僕をまっすぐ見据えた。
「仕事なら、十分成功しているじゃない。個展まで開けたわ。それとも、私たちの関係に対してなの? 私は、守と結婚したいと思って三年間付き合ってきたつもりよ。私は何も不安に思っていない。守は、一体何が不安なの?」
 何が不安なのか――自分でも分からない。ただ、今いる場所は本当の場所じゃないという思いが漠然とあるだけだ。乗り越えなければならないことを回避してしまっているような、すべきことを置いてきてしまっているような思い。

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つづきはこちら

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2011年2月18日 (金)

月光浴

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今日はいい天気!風がすごかったけれど、日差しも暖かい。本当に昨日の雨が暖かくしてくれたのかなと思って嬉しくなった。
今日の風は春一番だったのかなあ。吹き飛ばされそうになりながら、メアリー・ポピンズになったつもりでご機嫌に歩いていたら、思い切りすっころんだ…。危ない、危ない。

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ガストのカフェオレが泡たっぷりに入って幸せ気分。

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だいぶ手抜きですが、一応雛飾り購入。子供の頃、3月3日にしまってもらったことはほぼなかったなあ。おかげで行き遅れちゃったじゃないか(笑)。自分で飾った時くらいはちゃんとしまわなくちゃ。

さて、今日は満月。冬の、輪郭がくっきりとした美人な月が昇ってきた。

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ウサギの姿も見えるよ。

あまりにきれいだったから、写真だけ撮って部屋に戻るなんてもったいない気分になったので、一度部屋に戻ってから、たくさん着込んでもう一度外に出てみた。
冷たい空気の中、眩しいほどの光を反射して輝く満月。
明るい光が髪に、服に、肌に注がれる。力をもらえるような気がする。
願いを込めて、月を見つめる。月の光が持つ力を信じて。
何万年も前から、人はこうやって月を見てきたのだろう。
夜が闇だった頃、一歩外に出れば自分の手すら見えないような漆黒は、想像を絶するほどの恐怖だっただろう。そんな中、満月が出ている日にはどれだけ救われたことか。
人は月を眺め続けて、その中にウサギを見つけたり、横顔の女性や蟹を見つけたりした。
月は狩りと美の女神アルテミスの象徴で、かぐや姫の住むところで、太陽の妻で……。あらゆるものがそこにいた。月から無限の物語が生まれた。

梅の花あかぬ色香も昔にて同じかたみの春の夜の月 (藤原定家)

定家も、ちょうど今頃の月を見上げていたのかな。「あの時と同じ月」、きっと何千年前の人も何万年前の人も、そう思って月を見ていたのだろう。
月の光は昔も今も優しい。大丈夫、一人じゃない。まだがんばれる。

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皆様は、満月見えましたでしょうか? 同じ月を見たすべての人と繋がっていたいな、と思っています。
それでは皆様、明日もよい一日を!

2011年2月17日 (木)

春の雨

今日は午後から雨。
天気予報によると、もう寒波がないので、今降っている雨は冷えるものではなく、一雨ごとに暖かくなる種類のものなんだって。そんな言葉を聞くだけで、同じ雨でも歓迎したくなる。

明後日19日は、二十四節気の「雨水(うすい)」。雪が雨に変わり、雪や氷は溶けて水となる。忍び寄る春の気配に草木が蘇る、の意味なんだそう。ああ、今日の雨がそうなのかな。季節は過ぎていく。ちゃんと雪も氷も溶ける。焦らずにその日を待ちたい。

ちなみに、今日のような雨を表す言葉はないかと思って調べていたら(見つからなかった…残念)、「春雨」と「春の雨」の違いについて書かれた文章を見つけた。「春雨」は、「いつまでも降り続く地雨性の、しっとりとした雨で、春の後半の、いわゆる菜種梅雨の頃の雨」のこと。「春の雨」は、春に降る雨全体のことを言うんだって。(『空の名前』高橋健司著、光琳社出版 より)
「の」一文字で区別しちゃうんだなあ。日本語って素晴らしい。

今日は父と近所の白亜というカフェへ。

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父は甘党なのです…おいしそうなものを注文してたので、つい激写。

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わたくしはキャラメルカプチーノを注文。娘も甘党。

明日は名古屋は晴れるようです。皆様のところはいかがでしょうか?
明日もいい一日になりますように!

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【追記】

昨日は、嫌な内容のブログになってしまってすみませんでした。メールなどで心配してくださった方も、本当にありがとうございます。
嫌なことがあるとすぐに自分を責める癖があるのですが、先日友人から「それは本当の意味で自分の責任から逃げていることだ」と叱られたことを思い出しました。
自分だけが辛い、なんてあまり言ってはいけませんね…反省。

2011年2月16日 (水)

私信 ハッピーバースデイ

(今日は一年に一度だけ、ある人のためにだけブログを書いています。本来こういう日を作るべきでないのは承知しています。不快な思いをされる方がいらっしゃったらすみません。誰かを傷つける目的で書いているものではありません。あくまで個人的な、自分に向けての文章ですので、今日だけ我儘なエントリを許していただけると嬉しいです)

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今日もこの日がやって来た。あれから1年以上たって、普段はあなたのことを思い出すこともない毎日。それでも、ふと一緒に見ていた景色に出会ったり、お互い好きだったものを見つけたり、あなたにかかわるものを見たりすると、思いが急流のように押し寄せて、私の中を駆け巡る。どうしようもなく、涙がこぼれる。そして、痛感する。まったく乗り越えられていない自分のことを。

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花のプレゼント、何にしようか迷ったけれど、やっぱりあなたには薔薇のイメージ。
誕生日、おめでとう。

今日は一日、aikoの「瞳」を聴いて過ごしていた。

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健やかに育ったあなたの真っ白なうなじに
いつぞや誰かがキスをする
胸を体を引き裂くような別れの日も
いつかは必ず訪れる
そんな時にもきっと あたしがあなたのそばにいる

中学生の頃から一緒に過ごしてきて、本当にいろいろな話をした。私の駄目なところも馬鹿なところも知っていた唯一の人。私が漫画家になりたいと言ったときも、小説家になりたいと言ったときも、一番最初に応援してくれた。そして翻訳の仕事をしたいと言ったときも。私はいつも、あなたに支えられていた。
あなたは中学生の時にはすでに私が到底追いつけないくらいたくさんの本を読んでいて、映画や音楽や絵のこともたくさん知っていた。それ以上に、私にはとても思いつけないような面白い考え方ができる、その感性。敵わないって思っていた。「勝ちたい」という気持ちにさえならなかった。私はあのころからずっと、ただあなたに認められたかった。

でも、私はあなたを必要としていたし、いつでもあなたに支えられていたけれど、きっとあなたはそうじゃなかった。
あなたがいつも苦しんでいたこと、知っている。中学校の頃からあなたはずっと、生きること自体に苦しんでいた。苦しんでいるあなたをすぐ近くで見ながら、どうしたらいいのか分からないでいた。私なんかには及びもつかないような遠い世界の話だったからアドバイスもできなかったし、「難しすぎて分からない」って言うのも恥ずかしかった。だから、分かったような顔をして話を聞くだけだった。
それでも聞きながら、心の中では思っていた。「どれだけ辛いことでも、いつかは時間が解決してくれるはず。生きるのをやめることさえしなければ、いつか立ち上がれる日は来る。私には何もできないけれど、せめてあなたのそばにいるから」。

でも、やっぱりそれでは駄目だった。あなたが本当に辛いとき、私はあなたにとって必要ない人だった。そばにいさせてほしいと伸ばした手も、振り払われた。
  「胸を体を引き裂くような別れの日もいつかは必ず訪れる そんな時にもきっと あたしがあなたのそばにいる」
そう願ったけれど、あなたの方はそんなこと必要としていなかった。
大切な人のために何かをしてもうまく行かない――それも確かにとても辛い。でも、大切な人のために何かをしたかったのに受け入れられないのは、少なくとも私にとって二度と立ち上がれないほどのことだった。

そして私は今も、同じことを繰り返している。
自分だけが誰かを求めていて、でも相手からは必要とされない。そんなことを私は子供のころからずっと繰り返している。
どうしてなんだろう。何が駄目なんだろう。
何を変えれば、受け入れてもらえるようになるんだろうか。
我儘も言わない。今やっている仕事だってやめてもいい。好きな音楽も本も変えてもいい。嫌いなものだって好きになれる。それで受け入れてもらえるなら。
でも、きっとそういうことじゃない。私が私であるかぎり、きっとその人から受け入れてもらえることはない。

私が自分の気持ちだけで生きている間、あなたは我慢して辛い思いをしていたのだろうか。私が鈍いせいで、傷つけたこともたくさんあるのだろうか。
できなかったことは、「仕方ない」ことなんかじゃない。鈍さは罪なんだ。あなたを思い出すと、自分の至らないところが一緒についてくる。だから辛い。

でも、あなたはいつも私のことを強くて優しいって言ってくれていたけれど、私はそんなに強くもないし、優しいわけでもない。ただ寂しいだけなんだ。だから、私のことを必要としていない人から言われる「優しい」は、突き放されたようで心がえぐられる。そんな言葉いらないから、一緒にいたいだけだったのに。

辛い。寂しい。嫌だ。

ちゃんと言葉にできていれば、よかったのだろうか。

今はまだ、生きているのも辛い。でも、無理に流れに逆らわず、何とか毎日を過ごしていきたい。そしていつか、あなたへの思いが整理できたら、会いに行こうと思う。もっと強くなれたら。

2011年2月15日 (火)

2月の星空 (2)

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みなさん、こんばんは。今日も星空についてお話したいと思います。お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

さっき空を見上げたら、月がとてもきれいでした。今日は月齢12。満月は18日です。いい天気になるといいなあ。冬の満月は特に神聖な感じがしていいですよ。
今は月の明るさで空全体が明るい感じです。ただ、冬は月にも負けないくらい華やかな星が多いですから、お月見とお星見の両方を楽しむ、というのも素敵です。とはいえ本当に寒いので、あたたかくしてお出かけくださいませ。

さて、今日はくまぼぼといえば、ということで、こちらの二つの星座をご紹介したいと思います。今なら北から北東の空にかけて見えると思います。おおぐま座こぐま座です。

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どちらの星座にもとても有名な星が含まれているので、ご存知の方も多いと思います。おおぐま座は「北斗七星」、こぐま座は「北極星」です。
「北斗七星」は、おおぐまのお尻から尻尾の部分です。この独特な星の並びは、洋の東西を問わず空を見る人の心を惹きつけたようで、たくさんの別名が残っています。古代バビロニアでは「大きな車」、ギリシアのホメロスによる『イリアス』『オデュッセイア』の中では「車とも呼ばれる熊」、エジプトでは「オシリスの車」、イギリスでは「アーサー王の車」「チャールズの車」、北米のネイティブアメリカンからは「熊」、中国では「帝車」などと呼ばれていました。どれも勇ましい名前。
そう、実は「くま」の呼び名はもともと、いわゆる「北斗七星」に対してつけられたものなんです。でもどれだけ北斗七星を眺めても、くまの形には見えないですよね。では、なぜくまなのか。理由は、星の動き方です。全天の星は、北極星のあたりを中心に回っています。北極星から遠い星は沈んでいる時間が長いので、一年のうちわずかな期間しか見ることができないのですが(それが「冬の星座」「春の星座」ということですね。オリオン座は夏の間は北半球からは見えないところに沈んでいるわけです)、北の空の星々は、一晩眺めていると北極星の周りをまわっているのがよく見えます。北斗七星は北極星のすぐ近くを、毎日ゆっくり移動します。その動きが、同じ場所をのそのそ回っているくまのように見えた、というわけ。
このように、星の並びをもとに星座ができたわけではない、形は関係ない、という星座は意外と多いです(実は、こいぬ座もそうなんです。星を二つ並べたものを「犬の姿」と思わせようとしているわけではありません。脱線しますが、「プロキオン」は「犬の先駆け」という意味。おおいぬ座のシリウスよりも早く上ってくるので、セットで「こいぬ」と呼ばれるようになったみたいです)
あとからこじつけのようにその周りの星をつないで「ほら、くまっぽいでしょ!」と言ってみたんでしょうねえ。でも、こじつけとは思えないくらい、このおおぐま座、きれいな形をしています。暗い星が多いので、街明りの少ないところで挑戦していただきたいのですが、北斗七星のひしゃくのますを柄と反対側にさらに大きく広げたところがくまの胴体。柄が尻尾なので、反対側には頭があります。三角形が見つかるでしょうか? 足もあります。尻尾や頭と反対側の頂点それぞれから、脚が二本ずつ伸びています。脚の先には爪もあるという凝りようです。大きなくまがのそのそ歩くところを想像して微笑ましい気持ちになっていただければ、くまぼぼ感無量でございます。

一方こぐま座です。こちらは北極星という、ある意味天の中心がおわします。こちらがこぐま座のα星(一番明るい星)、二等星です。
今「天の中心」と言いましたが、これは特に私の発案というわけでなく、古代の人々も同じように感じていたことのようです。北極星にも別名が多く、日本では「心星(しんぼし、星空の中心という意味)」「一つ星」「北の明星」「目あて星」「方角星」など、海外でもラテン名の「ポラリス(ポール、ですね。極ということ)」「ステラ・マリス(海の星)」「ナビガトリア(航海を導く星)」などと呼ばれていました。
何百年も前、方角を正確に知る手段は今ほど多くはありませんでした。昼間は太陽がありますが、夜は気まぐれに動く月と星ばかり。そんなときに旅人や商人は、北の方角を教えてくれるこの星をどれほどすがる気持ちで見つめていたのか。そう考えると、北極星を見つめる私も少し真剣になってしまいます。
実はこぐま座にもひしゃくがいます(というか、ひしゃくの形がこぐま全体です)。北極星から柄がのびて、七つの星でひしゃくの形が作れるんです。暗い星が多いですが、分かりやすい形なので暗いところでぜひ試してみてくださいね。ひしゃくの升部分が、こぐまの胴体です。さすがにこちらには頭や手足はないようです。せかせか動き回るこぐま。尻尾の先を軸に毎日ぐるぐる回っているから、遠心力で尻尾も心もち伸びてしまっています(笑いをとろうとしているのではなく、本当にそういう設定なんです)。そんな可愛い姿を想像していただければ、今日のブログは大成功でございます。

というか、長くなりすぎた…。くまの話だとこんなに続くのか。
あの、本当はおおぐま座とこぐま座にまつわるギリシャ神話の話をしようと思っていたのです。とても切ない物語。
というわけで、すみません。二回に分けます。近日中にアップいたしますので、よろしければもうしばらくお待ちくださいませ。

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雪はあっという間に溶けました。よかった。
明日もいい一日になりますように!

2011年2月14日 (月)

カメラも凍える日

今日は寒いと思っていたら

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やっぱり降ってきた。
塾にくる子たちも凍えている。もちろん塾に行く私も凍えている。

そして、どうやらカメラも凍えていたらしい。
最初この写真を撮ろうとしたら撮影画面に何も映らなくなっていたのだ。「壊れた!ああ、これからこのブログをどうしたらいいの!?」と一人で大混乱に陥ったけれど、1時間くらいして再び電源を入れてみたら回復していた。ああよかった。
寒くて手がかじかんでうまく字が書けないような状態だったのかしら(たぶん違う)。元気になってくれてありがとう~。

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これは19時くらい。今も降り続けているので、明日はだいぶ積もっているかも。
つぶやき部屋情報によると、京都でも東京でも横浜でも雪みたいですね。風邪やお怪我にはくれぐれもお気を付け下さいませ。

そんな本日はバレンタイン・デー。
今日みたいに寒い日には(特に私は寒いのが苦手なので)嫌な気分になるけれど、隣に大好きな人がいるなら思う存分手もつなげて、あたためあえるのが幸せ、って思えるはず。
どんな物事も、状況や自分の考え方次第でいいことにも嫌なことにもなる。
できれば、どんなでも「いいこと」って思える人になりたいなあ。
そして、今日が全ての人にとって幸せな日であるよう祈っています。

明日もいい一日でありますように!

2011年2月13日 (日)

空の青さを

昨日書くのを忘れていたのだけれど、246の後で先生とWさんに銀座の本屋さんへ連れて行ってもらっていたのだった。

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戦利品。先生と一緒だと必ず本が増えます。これも幸せ時間の一部。しかし、薦めていただいてたくさん購入した岩波文庫がかなり積みあがってきている…まずい。

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もう少しで夕日という時間の空。こういう空を見ているとすごく切ない気持ちになる。

空の青さをみつめていると
私に帰るところがあるような気がする
だが雲を通ってきた明るさは
もはや空へは帰ってゆかない
(谷川俊太郎『六十二のソネット』~41(空の青さをみつめていると)より)

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今日も昼間の月を撮影。だいぶふっくらしてきた。

明日からはまた新しい一週間。皆様、明日もいい一日を!

2011年2月12日 (土)

幸せな時間

今日も東京。土曜日の朝東京に行く生活も残すところあと2回。不思議な気持ち。

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Cafe 246にて、W様ご注文のフレンチトースト。私ももう一回は食べてみたいなあ。

今日は、授業の後信じられないほどの幸せな時間が待っていた。

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「特別展ダ・ヴィンチ~モナ・リザ25の秘密」ツアー! 夏目先生はじめ展示会の翻訳に携わった方々と一緒に展示会を回ったのだ。えっと、ちゃんと人数見ていなかったのだけれど、20人近くの方がいらっしゃったはず。
2回目のダ・ヴィンチ展も本当に楽しかった。素晴らしい企画にかかわらせていただけて、ただひたすら感謝。この展示会、あと1週間で終了です。まだという方はぜひ足を運んでみてくださいね。面白いです。

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思い出深いDVD購入。宝物にしようっと。

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ミルクとコーヒーの配合が黄金比(1:1.618)のカフェ・ラテ。

ツアーの後は、銀座ライオンで打ち上げ。

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飾りもゴージャス。

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玉露茶もお洒落。

お噂はうかがっていたものの初めてお会いした方も多く、それはもう嬉しい楽しい幸せな時間。翻訳のこと、これからのことなど勉強になるお話もたくさん伺うことができた。いつも名古屋で、家で一人で作業していると、こういう機会って本当にない。
足を引っ張ったところも多々あったけれど、今回夏目組の皆さんと初めて一緒にお仕事させていただけて、少しだけお仲間に近づけた気がする。本当にありがとうございました。

しかも。
帰りはなんと、東京駅の改札口まで打ち上げメンバーの皆さんがお見送りに来てくださった。なんて素敵な人たちなんだろう。別れるとき、本当に泣きそうだった。こんな私にあまりにももったいないご好意。嬉しくて幸せで、帰りの新幹線でもひたすら反芻していた。
何度言っても足りないくらい。ありがとうございます。
どうかこれからもよろしくお願いいたします。

名古屋に着いたら

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半月(本当は上弦は昨日だけれど)がぽっかり。

幸せな一日に感謝しつつ、これからの皆さんの幸せを心から祈ります。
明日もいい一日になりますように!

2011年2月11日 (金)

心をひらくこと

今日は全国的に雪だったようですね。皆様大丈夫でしたでしょうか?
名古屋は(私の住んでいる辺りは少なくとも)お昼ごろには雪も止んで、積もることもありませんでした。

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公園の雪を撮ろうとしたら、梅?発見。 春、すぐそこまで来てます。

4年前、1年間大学に戻って勉強し直していた時期があった。今日はそのときの友達と再会。アジアンなカフェで話が弾んだ。

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シナモンチャイ。しなもーん!(久しぶりに言ってみたかった)

当時大学生だった子たちなので、今20代半ば。しかし、話せば話すほど彼らの方がしっかりしている。つくづく、私ってまだまだ子供なんだわ。
愚痴まで聞いてもらって本当にすみませんでした。ありがとう!
(念のため…あの時の話の内容はここではオフレコでお願いしますね~^^;)

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(この後いつも以上に収拾つかない話になっています…ぜひ読み飛ばしてくださいまし~)

「心を開く」ことについて考えている。きっかけは、時々当ブログでも紹介している「ほぼ日刊イトイ新聞」で毎週水曜日に山田ズーニーさんが連載されている「おとなの小論文教室」を読んだことだった。

※記事の内容はこちらです。

記事の内容をざっくりまとめてみるとこんな感じ。
私たちは「視野を広げよう」と思って人と出会ったり話をしたりする。でも、そのときに本当に視野は広がっているのだろうか。
ズーニーさんがあるとき参加されたティーパーティに、「自分の好きなものマップ」を作ってくる、というものがあった。2人1組になって互いのマップについて質問し合う、というものだ。しかし、実際にパーティを始めると、誰も自分が一番訊いてほしいこと(マップの中で一番大きく書かれているのに)を訊いてくれない。そして、自分自身も相手のマップ内の一番大きく書かれたことについてではなく、「自分がすでに興味があること」しか訊いていなかった、と気づいてズーニーさんは愕然とするのだ。
自分のまったく知らないことには興味も持てないし、持てたとしてもそのことを質問するのにはとてつもない勇気がいる(馬鹿にされたらどうしよう、などと考えてしまうから)。自分の土俵外に自分から出ていくのは恐ろしい。
でも、せっかく新しい人に出会っているのに、自分のパターンをなぞって安心しているだけでは意味がない。自分とは違う人の大切なものに、なんとか迫りたい。
怖いことではあるけれど、それでも、勇気を出して心を開いていこう。

最初にこの文章を読んだとき、「ああそうだよなあ」と分かったような気分になった。
たとえば誰かと話をしていて、自分の知らない話題になった時に、そのことについて質問するのにとてつもない勇気を振り絞っていることがある。他の方のブログを見ていても、結局自分に関心のあるところしかちゃんと読んでいなかったり、コメントもできなかったりする。
でもそれでは自分自身が広がらない。成長がない。だから、怖がらずにもっと分からないことは訊かなければ。
そういう話だと思った。

でも、たぶんそうじゃない。
「自分が成長するために」じゃないんだ。心を開くというのは、ただ「相手のことをもっと深く知りたい」と思うことなんじゃないのか。
大切な人がいる。または、新しく知り合ってもっと仲良くなりたいと思う相手がいる。そんなときに、「相手の好きなこと」についてもっと深く知りたいと思うのはきっと自然な感情。
なのに、ああなのに。どうも私ってそういう気持ちが薄いんじゃないか、と気づいてしまったのだ。ズーニーさんと同じく、私も今相当愕然としている。
たとえば、好きな人のお気に入りの歌手を覚えられなかったり、相手の趣味を深く訊こうとしなかったり。相手が悲しそうにしているのに気付いて慌てて興味を持とうとするけれど、うまく質問できなかったり、質問することに意欲が湧かなくて苦痛だったり。我ながら最低…。
何でそうなんだろう。他人のことに興味がないのか?人間としての情が薄いのか?うーん、そうなのかもしれない。がーん。(現在一人質疑応答中です)

そんなこと考えていると鬱になってくるけれど、これってもしかすると、この間書いた「観察力」の話にも通じるのかもしれない。もっと周りのことに気を配らないと、と書いたけれど、それも自分の成長や成功のために、なんて思いながらやっていたら意味のないことなんだろう。
自分の周りにいる大切な人のことをもっと知りたいと思う気持ち、大切な人の行動だからいつも見ていたいと思う気持ち。「前兆」に気づくとしたら、そういうときなんじゃないのかなあ。
自分のことばかりじゃなくて、もっと本当に相手のことを見られる人間になりたい。本当になりたい。どうしたらいいんだろう…。うーん、今の私には結論出せないことみたい。

ここのところ、ダメな自分のことばかり書いている気がする…すみません。

明日も関東地方などは寒くなるようですね。皆様風邪など引かれませんよう。そして、明日もよい一日を!

2011年2月10日 (木)

【小説】朝日が昇るところ (6)

***

 打ち合わせのために仲ギャラリーに着くと、仲本人が笑顔で出迎えてくれた。
「わざわざ申し訳ありません。外は寒かったでしょう。コーヒーか何か飲まれますか?」
「いえ、お構いなく。あの、見せていただいてもいいでしょうか?」
 例によって堅苦しい挨拶が苦手な僕は、ひどく不躾に用件から入ったのだが、仲は気に障った様子も見せずギャラリーを案内してくれた。
 決して広くはないギャラリーだ。壁紙はクリーム色で、天井には照明機器が控えめに配置されている。どこにでもあるギャラリーのようだが、手入れが行き届いていて持ち主の愛情が伝わってくるような気がした。
「……いいギャラリーですね」
 ぽつりとつぶやいてから、失礼な発言だったかと気がついた。僕なんかに言われては嫌味だったかもしれない。しかし、慌てて振り返ると、仲は満面の笑みを浮かべていた。
「そう言ってもらえるとね」と仲は部屋を見回した。
「この商売やってて良かったって思うんですよ。このギャラリーは、君のような人たちに使ってもらいたくて、作ったんです」
『仲さんはこの世界では相当ましな方だぞ。名の売れていないアーティスト側の要求にも耳を傾けてくれるし』という武川の言葉がよみがえった。そうか、と心の中で返事する。武川さん、本当にそうだったみたいだ。
 そんな僕に気づいた様子もなく、仲はしばらく部屋を見つめてから、「ゆっくり見ていってくださいね」と出て行った。
 僕は、ゆっくりと部屋を一周した。不思議にイメージが湧いてくる。この場所にはこんな写真を、あの場所には……と頭の中で次々に写真は決定していった。
 一番奥に着いたとき、一瞬そこにライトが当たっているのかと思った。そこだけ雰囲気が違うのだ。太陽の光さえ差し込まないギャラリーの中で、その感覚はおそらく錯覚なのだろう。なのに、どれだけ見つめ続けてもその印象は消えなかった。
 こういう空間を仲はわざと作ったのだろうか。それとも、偶然できてしまったのだろうか。僕は、ずいぶん長い間そこに立ちつくしていた。この雰囲気には、覚えがあった。もう、何年も見続けている朝の景色。
 見終わって仲のもとに戻ったときには、僕の心は決まっていた。僕はずっとこうしたかったのかもしれない。
「実は」と僕は切り出した。「一枚だけ人物写真を展示したいんです」

***

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つづきはこちら

ご訪問ありがとうございます! あなたとの出会いに感謝。
はじめから読みたいと思ってくださる方(いらっしゃれば…)は、こちらからどうぞ。

2011年2月 9日 (水)

かけ算

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夕方、真上に月が。一昨日は同じ時間にもう西の空だったのに。あっという間に月の位置は変わるのよね…。

今日、塾で素晴らしい話を伺った。(有名な話だったらすみません…)
何の話かというと、日々の勉強時間にムラを作ってはいけない、という話です。成績のいい子は、日々の勉強時間に大きな差がないものなんだって。
「一日最低何時間勉強する」って決めたら、一日たりともそれを下回らないことが必要なんだ、と。

たとえば、毎日コツコツ「10」の量の勉強を続けたとする。すると

10 × 10 × 10 = 1,000

になる。
これに対して、最初は「11」がんばったけれど次の日は力尽きて「9」しかやれなかった、という場合、

11 × 9 × 10 = 990

となる。一日だけがんばっても、やらない日があれば結局マイナスになってしまう。取り戻せないのだ。

かけ算なんですね…。ということは、それまでどれだけがんばっても、一日「0」の日があればいきなり最終結果も「0」になってしまうということ。なんて恐ろしい。
でも、何だかすごく納得。たしかに、できるときはめいっぱいやるけれどできないときはゼロなんてやり方で物事が身につくわけがないよね。
楽器やスポーツでも、一日休んだら取り戻すのに三日かかる、などと言うけれど、きっとそれも同じ話。

そんなくまぼぼ、先日も書きましたが自分の勉強不足を今さら痛感いたしまして、改めて勉強時間の確保に努めております(書いていることが恥ずかしすぎるので、せめて文章だけでも固くしてみたものの、逆効果かも…)。
ノルマは、仕事の量にかかわらず一日最低5時間の勉強時間は崩さないこと。上限はなし。
というわけで現在9日目。今までは、せめて3か月は続けてほしいんですけど何とかがんばってくれませんかねくまぼぼさん、くらいに他人事口調だったんだけど、今日の話でちょっと目が覚めた。一日やらない日があったらそれまでの努力が全部水の泡になるんだから、がんばらなきゃ。

ただの情けない気合い宣言になってしまった…すみません。

というわけで(逃亡)、皆様明日もよい一日を!

2011年2月 8日 (火)

【読書感想文】「ツキ」の科学 運をコントロールする技術

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お昼は晴れ間も見えていたけれど、今の名古屋では雨が降り始めました。
関東方面は今夜雪の予報のようで。皆様どうぞお気を付け下さいませ。

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ああ、どうしよう。異常に緊張…。

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「ツキ」の科学 運をコントロールする技術
マックス・ギュンター著、夏目 大訳
PHP研究所

こちら、私の翻訳の先生、夏目大さんの最新訳書です。よろしくお願いいたします(なんで私が偉そうに「よろしく」しているんだろう…混乱してひたすら挙動不審)。
先生の本の感想、緊張しまくりです。普段は心の中で面白いと思って済ませちゃうんだけど、今回は思い切って挑戦してみます。

***
「運がいい」「運が悪い」って簡単に口にしがちだけれど、そもそも「運」って何なのだろうか。「偶然と同義語」「神様の力」など、人それぞれ答えはあるだろうけれど、それでは運をよくするためにはどうしたらいいのか。
つい感覚的な話になってしまいがちなところを、タイトルのとおり「科学」的なアプローチで迫っている本だ。
前半では「運」について今まで説明されてきたこと(科学的な説明と神秘的な説明の両方)について、後半では実際に運をよくする方法について紹介されている。

最近、この本とは関係なく「運」について考えたことがある。手にしたつもりがすり抜けてしまう幸運。どうしていろいろなことがうまくいかないのか。自分には何が足りないのか。
悶々としているときにこの本のことを知った。すがるような気持ちで読んでいるうちに、自分なりの答えを見つけたような気がした。
私に足りないのは「観察力」なのかもしれない。
よいことも悪いことも突然やってくるわけじゃなくて(やってくることもあるけど)、普通は前兆があるはず。でも、私は本当に鈍感で、いつもその前兆に気づけない。だから、いざ事が起こるといつも青天の霹靂だ。
そうじゃなくて、もっと目を見開いて周囲を観察して、違和感(プラスもマイナスも)を持つことが本当にないのか、見極めないといけない。できるはずなんだ。だって、「青天の霹靂」が過ぎた後で振り返ってみれば、「そういえばあのとき」って思うことがちゃんと出てくるのだから。当時もちゃんと違和感を持っていたはずなのに、気づかないふりをしてチャンスを逃してしまっているだけなんだ。
うまくいかないときも、「いいことの前兆」を見つける。逆にうまくいっているときは「悪いことの前兆」がないか怖がらずに探す。だからって臆病になって行動をやめていてはいけないのだけれど、私の場合はもう少し感受性のアンテナを立てて周りを見て行動した方がいいのかもしれないなあ。

あれ、本の感想になってないですか…?(焦)
えっと、直接上記のようなことが書かれているわけではありません。ただ、「運を良くする方法」と題して運のいい人が共通して持っている5つの条件が書かれているところがあって、これが本当に参考になるんです。その中の「ラチェット効果を働かせる」「悲観的推測に基づいて行動する」などを読んでいて、自分を振り返ったのでした。

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というわけで、明日も皆様よい一日を。Good luck♪

2011年2月 7日 (月)

夕暮れ

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建物や電線に夕日が当たっているところって、ものすごく切ない気分になる。

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あ、飛行機雲。

先日書いた「月と木星が接近」、本日でした。(あ、今日が一番近いというだけで、明日以降も近くに見えますよ~)。

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ああ、今日は写真大失敗…。修業し直してきます。

さっそく5時半には起きられなかったダメくまぼぼなのですが(今日は6時起きでした)、それでも普段の大寝坊に比べれば一日がだいぶ長くて、いろんなことがはかどった。これからもちゃんと毎日を生きていかなくちゃ。そして早起きすれば、ちゃんと早く眠くなるのねえ(笑)。もうかなりやばいです…。

それでは皆様、明日もよい一日を!

2011年2月 6日 (日)

早起き宣言、弱々しく。

今日も行ってきました。

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中日寄席!
塾の講師の子が落語好きと聞いて、今日は二人でやって来ました。

今日も面白かった!
今調べてみたら、私の知り合いが演じたのは「子褒め」という噺のようです。ああ、笑った。
噂にお聞きしていた「らくだ」も初めて拝見して、感動。
あれだけのものを作り上げるのに、どれほどの準備を重ねているのか。ひとしきり笑ってから、背筋が伸びる気持ち。
今日も本当にお疲れ様でした。次回も楽しみにしています!

観覧後、同じ階にある「さんもりっつ」へ。

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講師の可愛い女の子が注文したごまプリン。おいしそう!

***

いきなりですが、自分の生活リズムの狂い方が非常に気になるわたくし。
元々あまり規則正しくはなかったのだけれど、近頃本当におかしくなっていて、朝まで起きていて起床が昼というのもざらだった。この際、完全に朝型生活にしたいと思い、ちょっと怪しげな本(と言ってしまったので、タイトルは書かずにおきます。笑)に書かれていた生活リズムを、ここ数日疑心暗鬼ながら試している。

  • 平日→1:00就寝、5:30起床
  • 土・日のどちらか→23:00就寝、7時起床
  • 残り→0:00就寝、6:00起床

(私の場合は土曜日に7:00まで寝ていたら学校に間に合わないので、土曜日を0~6時、日曜日を23~7時にしてみました…って嘘です。昨日全然23時になんて寝てないし)

本来は一日あたり6時間の睡眠が必要だが、普段は4時間半睡眠で週末にリセットでも大丈夫、というのが上記睡眠時間の根拠なんだそう。…本当かなあ。
同書の他のメソッド(コーヒーは午前中だけとか、夜21時過ぎたら間接照明のみにするなど)はすべて無視といういい加減さなので、その意味でも効果があるのかどうか疑問だけど、まずは始めてみた。

しかし、前途多難。
普段5時半になんて起きていないから眠くなるのが早く、21時台に一度落ちそうになる。でもそこでうっかり寝ようものなら、もう1時には絶対眠れない。そして朝寝坊。ああ…。
今日は本当に1時に寝なきゃ。
ああ、日の出を見る生活がしたいっ。

…と、一週間くらいで挫折する予感のする話でした。もし、万が一(ってよわっ)続いていたら、来週くらいに経過報告させていただこうと思います~。

それでは皆様、明日もよい一日を!

2011年2月 5日 (土)

2月の星空 (1)

こんばんは。
今月も引き続き、夜空の話を週一回ペースでしていこうと思います。どうかよろしくお願いいたします。(続けられるかなあ…不安。がんばります)

Index01

あっという間に2月です。今日はまず、今月の天文イベントをご紹介します。とはいえ、以前簡単にご紹介したとおり、今月は流星群などの大きなイベントはありません。目立ったところではこのあたりでしょうか。

2月7日ごろ 月と木星が接近
※太陽が沈んだ直後、南西の空を見ると木星が明るく輝いています。2月7日前後には、この木星のすぐ近くに細い月が見えるはずです。晴れていたら、私も撮影に挑戦してみたいです。

2月11日 上弦
※左側が欠けた半月です。日没後、夜半過ぎまで綺麗な半円が見えるはずです。

2月18日 満月
※18時頃に昇ってきます。この頃は星を見るには適さないですね。お月見を楽しみたい時期です。

2月22日ごろ 土星と月が接近
※今、明け方の南東の空には土星が輝いています。土星の明るさは0.6等。すぐ近くにおとめ座のスピカも見えています。スピカは1.0等なので、土星の方がわずかに明るく見えるでしょう。この土星の近くを、22日ごろに月が通ります。月はまだ丸く、マドレーヌのような形をしています。一番見やすいのは明け方ですが、夜半過ぎから観測可能です。

2月25日 下弦
※右側が欠けた半月です。この頃からは、月と出会うのが大変になってきます。月の出は2時ごろです。

3月1日ごろ 金星と月が接近
※明け方、土星よりもさらに東には金星が見えています。金星はなんと-4等台。明け方の空を見ると最初に目に付く星のはずです。朝見える金星は「明けの明星」といいます。2月末から3月1日頃にかけて、この金星のすぐ近くを月が通過します。この頃の月はもうかなり細くなっています。一ヶ月前に夕方の空で木星の隣に見えていた時とは反対側(右側)が大きく欠けている状態です。こちらは、朝の5時半頃が見ごろになるでしょうか。早起きして見ると本当に綺麗ですよ。

冬は寒いですが、空気が澄んでいて星がとても綺麗に見える時期です。機会があれば、ぜひ夜空を見上げてみてくださいませ。

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今日も東京。

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富士山が綺麗だった。

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Cafe 246のガトーショコラ。お兄ちゃん(笑)に色々助けていただいたいわくつきの品。

誰かに気にかけてもらうことも、自分が誰かを気にかけることも、どちらも素敵な行為。生きていくこと自体は誰にも頼れないこと、自分で何とかするしかないことだけれど、誰かの存在を感じると立ち上がるのも楽になる気がする。いや、絶対そうなっている。
何度言っても言い足りないくらい、心から感謝しています。皆さん、ありがとうございます。

それでは皆様、明日もいい一日を!

2011年2月 4日 (金)

【小説】朝日が昇るところ (5)

 すごい音に、僕はびくっと目覚めた。目を開くと、眩しい光が辺りを照らしていた。
 音だと思ったのは、歌声だった。どこから聞こえてくるのかと体を起こそうとするが、節々が痛くて思うように動かない。顔をしかめながらなんとか起き上がって、やっと僕は声の源を見つけた。
 その時の衝撃を、僕はおそらく一生忘れない。
 歌っていたのは、女性だった。たぶん二〇歳くらいだったろう。背中までかかる長い髪、Tシャツとジーパンというシンプルな服装で、川に向かって歌っていた。いや、むしろ叫んでいたと言った方が近いかもしれない。
 僕には歌の評価なんてできない。それでも、その歌には圧倒された。たぶん基礎はしっかりしているのだろう。もしかしたら、声楽か何かやっていたのかもしれない。でも、圧倒されたのはそんなところじゃない。彼女の持つ激しい感情が、声から伝わってくるのだ。それが怒りなのか、悲しみなのかも分からないのに、聴いている側まで彼女の感情に共鳴してしまいそうになる。僕にとってそれは初めての経験だった。
 僕のいる場所からは斜め後ろの姿しか見えなかったので、彼女の表情は分からなかった。ところが、もっと見たい、と思った瞬間、たまたま彼女が少し体をずらして、僕に横顔を見せたのだ。
 彼女は、涙を流していた。
 次々に流れる涙で頬を濡らしながら、彼女は泣き崩れることもなくひたすら歌い続けていた。朝日が彼女に注いで、輪郭を山吹色にぼかしている。
 僕は、いつの間にか彼女にカメラを向けていた。
 なぜそんなことをしたのか、自分でも分からない。カメラ、と言ってもインスタントカメラだ。たまたま鞄の中に入れっぱなしになっていたカメラだった。そのカメラを無意識のまま構えて、僕はファインダー越しに改めて彼女を見た。
 なんて、綺麗なんだろう。
 気がつくと、僕はシャッターを押していた。押した瞬間、我に返る。悪いことをしてしまった気がして、僕はその場から逃げ出した。彼女の歌声が聞こえるはずのない距離まで遠ざかった後も、その声はしばらくの間耳の奥に残っていた。
 できあがった写真を見たとき、僕の中で何かが形になった。また、こんな写真を撮りたい。こんな風に輝いている人物をまた撮りたい。
 単純な動機だ。でも、僕は真剣だった。親を強引に説得して、写真の専門学校に入った。技術を身に付けながら、あの時と同じような輝くものを必死に探した。
 一年たって、僕は絶望した。そんなものはどこにもなかったのだ。何もかもが、ファインダーを通してみると平凡に見えてしまう。あの時のように、輝いたりはしない。あの時のようには……。
 ただ彼女をもう一度撮りたかっただけなんだと、その時初めて気づいた。手がかりは何もない。あの日、日の出の時間に歌っていた、ということ以外は。
 それだけを頼りに、僕はあの河原に足を向けた。彼女はいなかった。次の日も、僕はそうした。次の日も、その次の日も……。
 常軌を逸しているかもしれない。でも、僕は諦めきれないのだ。彼女にもう一度でいいから、会いたい。会ってどうしたいのか、何を話したいのかは分からないけれど。ただ、そうしなければ、僕はここから身動きできないままのような気がする。

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つづきはこちら

ご訪問ありがとうございます! あなたとの出会いに感謝。
はじめから読みたいと思ってくださる方(いらっしゃれば…)は、こちらからどうぞ。

***

いきなり私信…
Happy birthday, Dad!
(追記…書いてから気づいたんですが、実父へのメッセージですので^^;)

2011年2月 3日 (木)

【映画鑑賞】ソーシャル・ネットワーク

今日は節分。少なくとも暦上は明日が春の始まり(立春)です。
少しずつ春になっていくのかな。今の凍える季節を早く抜け出したいなあ。(でも花粉は怖い)

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さて、今大人気のこちらの映画、今日父と観てきました。

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ソーシャル・ネットワーク

世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)であるFacebookの創始者マーク・ザッカーパークを、その周囲の人の視点で描いた映画だ。監督はデヴィッド・フィンチャー(『セブン』や『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』などを撮影)。

えーっと、小学生の作文みたいな感想なんですが、とても面白かったです。有名人が成し遂げたことを描いている、という意味では伝記的な映画なのだけれど、一般的な伝記映画(なんていうジャンルあるのかしら?)よりも観る人の解釈に委ねられる部分が大きいように感じた。それは、この映画がマーク・ザッカーパーク本人にインタビューしたものでないこと、それからFacebook自体が今まさに進行中のものだからじゃないかな。

マークをとんでもなく嫌な奴だと思うことも、周囲の人々(も魅力的に描かれています。そういう映画、好き)に共感することも可能。でも私自身は、何も語らないマークの表情をずっと追いかけてしまった。そして、多くの方がおっしゃっているけど、ラストシーンは静かに泣けた。あの行動、すっごく気持ち分かる…(ぜひご覧になってください)。

ただ、事前に聞いていたとおりかなりテンポの速い映画だし、二つの年代がめまぐるしく入れ替わるので、ストーリーを事前に知っていた方が絶対に楽しめると思う。
(父はまったくストーリーについていけませんでした…)
というわけで、原作はこちらです。

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facebook 世界最大のSNSでビル・ゲイツに迫る男」
著:ベン・メズリック、訳:夏目 大
青志社

原作も面白いです。去年私も、分厚いから結構時間かかるかと思っていたんだけど、読み始めたら止まらなくなって、3日で読み終わってしまったんだった(たしか会社が一番過酷だった頃だから、本読んでる時間なんてなかったはずなのに…)。
人間って色々な面を持っているものだから、本人だけにインタビューしたり作者の視点だけで書くよりも、こうやって周囲の大勢に対してヒアリングをする、という方法の方がより本当のその人に近づけるものなのかもしれない、なんてことも思った。
えっと、ちなみにこちらは、私の翻訳の先生、夏目大さんが訳されているものです。(ああ、先生の訳書の感想書くのって緊張する…変なこと書いてないといいのだけれど)
ぜひ、原作をお読みの上、映画館にも足を運んでみてくださいね。

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それでは皆様、明日もいい一日を!

2011年2月 2日 (水)

【本棚から一冊】イメージでわかる単語帳

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今日もいい天気。久しぶりに散歩してみることに。
とはいえ、行き先はシルビア(笑)。いつもとは別のお店で、去年一度だけ行ったことがあったところ。記憶を頼りにてくてくしてみたら、片道40分…意外と遠かった。

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カフェオレ注文。
このお店、店長さんはじめお店の人の感じが本当にいい。「接客」ではなくて「おもてなし」をしてくださっている感じ。あたたかい、素敵なお店。ついカフェオレおかわりして長居してしまった…すみません。

滞在中、英語の勉強をしているときに(いろいろ迷惑な客…)見つけた例文。

It is not easy to find happiness in ourselves, and it is not possible to find it elsewhere.
(実践ロイヤル英文法(旺文社)より)

自分の中に幸せを見つけるのは大変。それでも、外では見つけられないんだ。

という感じかなあ(怪しいぞ…大丈夫か?)。本当にそうだよね。大変でも、自分の中に見つけるしかないんだ。がんばろうっと。

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というわけで、大変いまさらですが、英語自体の勉強を真剣に始めてみたくまぼぼです。いやその、今までも一応やってはいるつもりだったんだけど、比重と量自体を増やそうと思いまして。
翻訳していても、自分のあまりの英語力のなさに愕然とすることが多い。単語や英文を見ても、「結局どういうことを言っているのか」が見えてこない。原文が持っているはずのニュアンスが分からず、前後とのつながりでごまかしてみたり。英文自体を読む量も増やさなくちゃ。文法・構文・単語の勉強もしなきゃ。と一人焦りまくっていると、本棚に入れっぱなしになっていた本に気づいた。

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イメージでわかる単語帳―NHK新感覚☆キーワードで英会話 (語学シリーズ)
田中茂範/佐藤芳明/河原清志
NHK出版

ああっ、私こんな本持ってた!あわてて読み返してみる。
この本は、タイトルどおり、単語の意味を枝葉ではなくコアイメージでつかもうとするもの。
たとえば、putという英語を辞書で引くと

置く、持っていく、投げる、(ある状態に)する、(舵を)とる、(身、心を)入れる、(人をある状態・関係に)至らせる、感じさせる、付ける、書きつける、表明する、(ことばなど)に曲をつける、(問題などを)提出する、見積もる……(「リーダーズ」より)

と、もういろんな意味が出てくる。英語はput一つなのに。単に「置く」とだけ覚えていると、ほかの意味が分からなくなるし、逆に日本語が「置く」だからっていつでもputを使えるわけじゃない。ああ、英語って難しい。
この本では「putのコアイメージは<何かをあるところに位置させる>です」と紹介されている。「『何』を『どこ』に位置させるかによって、日本語にした場合のputの訳語は異なります」というわけ。

他にも、よく似た単語のコアイメージの違い、なんていうのも紹介されている。

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こんな感じ。

この本、Part2(『イメージでわかる単語帳 Part2 (語学シリーズ)』 )も出ていて、両方合わせると基本単語は網羅できる、ということらしい。Part2は、覚え方のメソッドまで詳しく書かれていて、「なるほど」と思わされる。

とはいえ、もちろんこの本さえあればいいわけではなくて、これから出会うすべての単語に対して自分自身でこの「コアイメージ」をつかまなくちゃいけないんだ。
今までよりももっとがんばろうっと。
(何だかレベルの低い、恥ずかしいエントリだなあ…すみません)

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

ところで今気づいたんですが、アクセス数が4万を突破しておりました。何4万って…だんだんイメージできなくなってきました…。
いつも本当にありがとうございます。こんなブログですがこれからも細々続けてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは皆様、明日もよい一日を!

2011年2月 1日 (火)

軒もる月

2月ですね。
これからの一か月が皆様にとっていいものになりますように。

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冬っぽくない空。昼間はむしろあったかかった。

最近諸事情で家ではコーヒーを飲まない生活を続けていたら(外では飲んでたけど)、意識が朦朧としてきた。なんてわかりやすい中毒症状。

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遠慮がちにカフェオレで。はぁ、落ち着く。

実は、明後日2月3日は新月。今はほぼ月が見えない時期です。ないと思うと探したくなる。どこかにいるんじゃないかとつい空を見つめてしまう。

*****

女は破れ窓の障子を開らきて外面を見わたせば、向ひの軒ばに月のぼりて、此処にさし入る影はいと白く、霜や添ひ来し身内もふるへて、寒気は肌に針さすやうなるを、しばし何事も打わすれたる如く眺め入て、ほと長くつく息、月かげに煙をゑがきぬ。

――軒もる月 樋口一葉

*****

夕方に月が見えるのは6日頃からかな。その時まではこの一節を思い浮かべよう。

それでは皆様、明日もいい一日を!

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