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2011年3月22日 (火)

沖縄、いちごいちえ (18)

「オリーブの木」を出ると15時半。
さっき見かけた海水浴場の看板が気になる。次の予定との時間の兼ね合いはあるけれど、少しだけのぞいてみようかな。というわけで、元来た道を戻ってみる。

走りながら、ふと思いついてラジオのスイッチを入れてみた。せっかく沖縄に来て車にも乗っているんだから、ローカル番組を聴いてみたくなったのだ。

ラジオ沖縄(ROK)

流れてきた番組は「チャットステーション」。DJは玉城美香さんという方だった。先入観かもしれないけれどすごく沖縄人っぽい名前。元気いっぱいで沖縄弁丸出しのトークに何だか安心する。
「チャットステーション」はその名の通り、リスナーとDJ、そしてリスナー同士が番組上で会話をする番組(もちろんDJの仲介によって、です)。日によってテーマがあったりフリートークだったりするらしい。この日は「ピンチとチャンス」というテーマ。(先の話だけれど2日後にもう一度聴いたらその日はフリートークだった)
リスナーからの投稿を玉城さんが読む。読む時も思い切り沖縄弁。テンションが上がりすぎてコントロール不可能になったりする。このフリー具合がいかにも地方局。
リスナーがおたより(ってつい言っちゃう…年齢が出るなあ)の中で、玉城さんや最近体調を崩していたらしい玉城さんのお子さんを心配して、そのことに玉城さんが感激したりする。家族みたい。みんな仲がいいんだけど、新しい人に対しても開けたコミュニティ。私も沖縄に住んだらこの番組のリスナーになってコミュニティに参加したい。そう思っちゃうくらい。あたたかくて切ない気持ちになる。

こんなところで締めるのはまったくもって早いんだけど(まだ初日の昼だ)、この番組を聴いているときに急に「沖縄と出会った」と強く感じた。「一期一会」というタイトルにしようと思った時に頭に浮かんでいたのも、この番組だ。
今日もきっと沖縄では玉城さんが元気にリスナーとつながっているのだろう。私は名古屋に帰ってきて自分自身の「日常」を送っているけれど、当然のことながら沖縄ではあの日から連続した毎日が流れている。まったく異なる流れが出会った瞬間。きっと、ずっと忘れないと思う。

(ラジオの話だけでこんなに長くなってしまった…すみませーん!)

(つづく)

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Dscf9920

今日も春の空。

近所の桜並木をのぞいてみたら

Dscf9919

今にも開きそうなつぼみ。ドキドキ、ワクワク。

明日もいい一日になりますように!

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