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2011年3月25日 (金)

沖縄、いちごいちえ (21)

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奉神門(ほうしんもん)。
いよいよこの中は首里城の正殿。ここから先は有料(800円)です。
しかし、ああ、しかし。私あろうことか、正殿の写真も撮り忘れていた。いったい何しに行ったんだ? 信じられない。

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手元にあるパンフレットの写真で誤魔化す。…本当にすみません。

今回、改めて琉球王国のこと、それから首里城のことを少しだけ調べてみた。
琉球王国は、1429年から1879年までの約450年間にわたって存在した。それまでは各有力豪族が争っていたが、次第に「尚(しょう)家」が他の豪族を淘汰・整理していき、1429年に統一権力を確立することになる。
その後、1469年にクーデターが起きるまでを「第一尚氏王統」、それ以降(1879年まで)を「第二尚氏王統」という。表向きは中国の支配下にありながら、実際は薩摩藩と深くつながる、という微妙な位置を保ち続けた。そのため琉球王国は、中国と日本の文化が混合する、独自の文化を築くことになる。
首里城が建設されたのは、15世紀~16世紀頃。その歴史を反映して、中国と日本の両方の雰囲気を併せ持っている建物だった。

特に正殿ではほとんどが撮影禁止だったのだけれど、撮影可能だったところを少しだけ。

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御差床(うさすか)。
国王が座る玉座。きらびやか~。

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この名称、メモするの忘れた…あの、あれです。書類に押す国王の御印…。何てことだろう。(1か月たって、記憶では全くたどれなくなってきています…やばい)
というのも、一瞬この御印が「セイウチ」に見えてしまって、興奮して撮ってしまったものだからです。何となーく見えません? 見えませんか、そうですか…。

とにかく贅沢にふんだんに使われている金。当時の琉球王国の繁栄ぶりがこれでもかというくらいに伝わってくる。こんなに栄えた国のことをまったく知らなくても、30年生きていけるんだなあ。
自分がまったく知らなかったものを見るたびに、いつも思う。自分の知っていることがどれだけちっぽけだったか。こんなにものを知らない癖に、よく今まで物知りのような顔ができたものだと思う。恥ずかしくなる。もう偉そうな顔をするのはやめよう、と思う。でもすぐ忘れて偉そうにしちゃう。そして後から恥ずかしくなる。スパイラル。
それでも、きっと私はこれからも、「自分がいかにものを知らないか」を知るために勉強し続けるんだろうと、ぼんやり考えている。
(あの、同じような話が某ブログにも書かれていましたが、一応真似ではなく自分でもずっと考えていることのつもりです…説得力ないけど)

(つづく)

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この間の桜、もう少し。がんばれっ!

「今日こそはと決心する」
という文章を読んだ。(また和田裕美さんのメルマガです…)
小さなことでも、「今日こそは」と決めたことに挑戦してみる。そうすることで、自分の中に少しずつ新しい風が生まれていくから。

やったことない髪型にしてみた日。
片思いの人に電話した日。
気になっていた人に話しかけてみた日。
自分の嫌な部分を見つめた日。
一人旅行を予約した日。
大切な人のために、捨てる勇気を持てた日。
聞きたくて確かめたくて、でも聞くのが怖かったことを
その人に話してみた日。
これを達成するまでは、絶対に辞めないと決めた日。
「ごめんなさい」といった日。
「さようなら」といった日。

ああ、なるほど。こういう決心こそ、実行に移すのに勇気がいるのよね。そして実行に移せば、確かに「新しい風」が生まれるのだろう。
今日の私は、「今日こそ」と決めたことができたのかな。
そして、明日。今「明日絶対やろう」と思っていることが本当にできますように。その勇気が持てますように。逃げるな、自分。

それでは、明日もいい一日を。

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