沖縄、いちごいちえ (24)
首里公園からホテルまでは車で約30分。
海に沈む夕日が横目に映る。ああ、撮りたい。でも走っているのは信号もない国道なので、断念。一人で旅行していると、こういうときは不便だなあ。せめてちら見ながらも夕日を目に焼き付ける。
無事に18時半ごろホテルに到着。ホテルのすぐ目の前に中日ドラゴンズのキャンプ場があってびっくり。明日はここに練習試合を見にいくつもりなのだ。これなら歩いて行けそう。よかった。
でも、さすがに疲れた。部屋に入ったら、少し休もう。そう思いながら車を降りようとした瞬間、大変なことが判明する。トランクの開け方が分からない…。
(このあたり、私この旅行記を書いている現在もあまり理解していないので、おかしなこと言っていたらぜひ突っ込んでいただきたいです…)
去年まで乗っていた車は、運転席のドア下あたりにガソリン注入口を開けるレバーとセットでトランクを開けるレバーもついていたのだ。でもデミオちゃんにはガソリン注入口用のレバーしかない。運転席周りを見てみても、それらしきレバーやボタンはない。仕方ないので、直接トランクに鍵を差し込もうと思ったら、鍵の差込口もない。ええっ、何、どうしたらいいの!? 訳が分からないまま運転席周りのボタンを片っ端から押してみたり車周りを探し求めたりを10分くらい続けて、苛々は最高潮。「何だよもう!」と絶対口に出していた。傍から見ていたらかなり怪しかったと思う。そして、怒りにまかせてトランクについている丸いところを押してみたら、「ガチャ」。あっさり開いたのだった。
でも、なんで開くんだろう。外からボタンを押すだけでトランクが開いたら、防犯上まずいよねえ。車自体の鍵が開いていたから? 私が鍵を持っているのを感知したから? 車技術、私さっぱり理解していない…(仮にも専門分野なのにこの体たらく…大丈夫なのか?)。
疲れ倍増でキャリーバッグを引きずりながらホテルの入り口に向かうと、ホテルのお姉さんが笑顔でさっと荷物を持ってくださる。おっ?
ロビーはかなり広く、南国のインテリアもどぎつくなく高級感漂う感じ。おおっ?
フロントで手続きを終えると、そのままフロントの方が私の荷物を持って部屋まで案内してくださる。おおおっ? もしかして、私今結構高級なホテルに来ているんでしょうか?
そして部屋はなんと21階。
部屋の綺麗さに絶句。
お洒落なソファ。
なぜかベッドはツイン。
洗面台も綺麗です。
お風呂も。
部屋から海も見えちゃう。
だんだんいたたまれなくなってくる。あまりにも分不相応じゃないか。
今から振り返ると不思議なのだけれど、この時の私は「きれいな部屋が嬉しい」という気持ちになるよりも早く、分不相応感で胸が苦しくなってしまい、なぜかふて寝することにしたのだった。
(つづく)
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ついに!
桜が咲いた! 嬉しすぎて涙が出てくる。元気に咲いてくれてありがとう。
この花も。
この花も咲いている。
くまぼぼ暦により、本日3月29日を春初日に認定!
道端の花も満開。
世界が華やいで、きっとこれからいいことが起こるはず。本当の意味で、少しずつでも前を向けるようにがんばろう。
明日もいい一日になりますように!
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