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2011年3月

2011年3月31日 (木)

沖縄、いちごいちえ (26)

目を覚ますと朝の7時。
たっぷり眠って頭もすっきり。今日もいいことがありますように。

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部屋から見える海。今日は本当にいい天気だ!

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朝の月。

1階のレストランでビュッフェ形式のモーニングが食べられるので、行ってみることに。

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途中にプチ動物園のような場所があった。猿、どうしても見つめてしまう。ああ、親近感。

レストランに着くと、室内とテラスから席を選べる、と教えていただく。
ぜひテラスで!

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席からこんな風に海が見えるのよ。嬉しい!

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張り切って大量にパンを取ってしまった…。

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デザートにはフルーツヨーグルト。ここでもパイン様登場!(ああ、いまいちパイン様が主役の写真がない…ごめんなさい)

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スズメさんが遊びに来てくれた。おはよう。

レストランの方が「テラスは冷えるでしょうから」とひざ掛けを持ってきてくださった。そんな心遣いがとても嬉しい。一人でいると、よけいに誰かの優しさを感じる。

食事をしながら海を見ているうちに、もっと近づきたくなった。

(つづく)

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車の窓からちらっと見えた木。木蓮かな?

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うーん、たぶん。
白い花は、心を静かにしてくれる。

3月は別れの月。そして4月は出会いの月。
ここ数日、あちこちで別れの言葉を耳にした。
別れの言葉なんて悲しいし寂しいしできるなら言わずにいたい。でも、次の言葉を言うために必要な別れの言葉もきっとある。
だから私も言うんだ。ちゃんと明日を始めるために。

さようなら。

では、明日もいい一日になりますように!

2011年3月30日 (水)

沖縄、いちごいちえ (25)

目を覚ますともう10時。ふて寝で3時間とは…あらまあ。
相変わらず綺麗な部屋に落ち着かない気持ちはあるものの、せっかくだから贅沢を楽しもうと思えるようになっていた。ちゃんと整理されるんだよね。睡眠って大切。

お腹も空いたけれど、この時間だと開いているのはバーだけだ。でもきっとつまむものくらいはあるよね、と行ってみることに。

このホテルは、客室が「ロ」の字状に並んでいて、真ん中は吹き抜けになっている。

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見下ろすとこんな感じ。

エレベーターで1階まで下りて、バーへ。
ドラゴンズのキャンプ地が隣にあるので、バーではドラゴンズカラー(水色です)のカクテルを特集していた。これは頼まねば。

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トロピカルカクテル!ちゃんと泡盛ベースのカクテルなの。さすが沖縄。
そして、見えますでしょうか。右奥にいらっしゃるのが、かのパイン様でございます!(やっと載せられた…遅くなってすみませーん!)

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こちらは「ミルキーウェイ」。天の川をイメージ。どこがドラゴンズカラーかと言いますと、

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下から見ると底に水色が。ミルキーウェイのイメージもわかるけれど、むしろ沖縄の海ってこんな色かも、と思いながらゴクゴク。こちらは甘いお酒です。

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サラダ。(暗い店ってうまく撮れないなあ…敗北感)

満足して部屋に戻る。
少し勉強しようと思ったはずなのに、なぜか本を取り出してしまう。

自省録 (岩波文庫) 自省録 (岩波文庫)

著者:マルクスアウレーリウス
販売元:岩波書店
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古代ローマの「哲人皇帝」マルクス・アウレリウスの著書。ずっと読みたかったのに部屋に積みあがっていたのだ。読むぞ~!
しかし、結局最初の数ページだけで力尽きて、再び意識がなくなっていった(いろいろ駄目…)。おやすみなさいませ。

(つづく)

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不思議な色の雲。

自分でコントロールできることって本当に少ない。
大丈夫と思ったら大丈夫じゃなくなったり
もう立ち直れないと思ったすぐ後に笑顔になれたり。
いいことも悪いことも、誰かの影響を受けずにはいられない。
でも、それでいいじゃない、と思えるようになってきた。
自分が今「大丈夫」と言えることさえも、自分だけの力じゃない。
感謝しながら、もう一度言います。「私は大丈夫です」

明日もいい一日になりますように!

2011年3月29日 (火)

沖縄、いちごいちえ (24)

首里公園からホテルまでは車で約30分。
海に沈む夕日が横目に映る。ああ、撮りたい。でも走っているのは信号もない国道なので、断念。一人で旅行していると、こういうときは不便だなあ。せめてちら見ながらも夕日を目に焼き付ける。
無事に18時半ごろホテルに到着。ホテルのすぐ目の前に中日ドラゴンズのキャンプ場があってびっくり。明日はここに練習試合を見にいくつもりなのだ。これなら歩いて行けそう。よかった。
でも、さすがに疲れた。部屋に入ったら、少し休もう。そう思いながら車を降りようとした瞬間、大変なことが判明する。トランクの開け方が分からない…。
(このあたり、私この旅行記を書いている現在もあまり理解していないので、おかしなこと言っていたらぜひ突っ込んでいただきたいです…)
去年まで乗っていた車は、運転席のドア下あたりにガソリン注入口を開けるレバーとセットでトランクを開けるレバーもついていたのだ。でもデミオちゃんにはガソリン注入口用のレバーしかない。運転席周りを見てみても、それらしきレバーやボタンはない。仕方ないので、直接トランクに鍵を差し込もうと思ったら、鍵の差込口もない。ええっ、何、どうしたらいいの!? 訳が分からないまま運転席周りのボタンを片っ端から押してみたり車周りを探し求めたりを10分くらい続けて、苛々は最高潮。「何だよもう!」と絶対口に出していた。傍から見ていたらかなり怪しかったと思う。そして、怒りにまかせてトランクについている丸いところを押してみたら、「ガチャ」。あっさり開いたのだった。
でも、なんで開くんだろう。外からボタンを押すだけでトランクが開いたら、防犯上まずいよねえ。車自体の鍵が開いていたから? 私が鍵を持っているのを感知したから? 車技術、私さっぱり理解していない…(仮にも専門分野なのにこの体たらく…大丈夫なのか?)。

疲れ倍増でキャリーバッグを引きずりながらホテルの入り口に向かうと、ホテルのお姉さんが笑顔でさっと荷物を持ってくださる。おっ?
ロビーはかなり広く、南国のインテリアもどぎつくなく高級感漂う感じ。おおっ?
フロントで手続きを終えると、そのままフロントの方が私の荷物を持って部屋まで案内してくださる。おおおっ? もしかして、私今結構高級なホテルに来ているんでしょうか?
そして部屋はなんと21階。

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部屋の綺麗さに絶句。

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お洒落なソファ。

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なぜかベッドはツイン。

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洗面台も綺麗です。

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お風呂も。

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部屋から海も見えちゃう。

だんだんいたたまれなくなってくる。あまりにも分不相応じゃないか。
今から振り返ると不思議なのだけれど、この時の私は「きれいな部屋が嬉しい」という気持ちになるよりも早く、分不相応感で胸が苦しくなってしまい、なぜかふて寝することにしたのだった。

(つづく)

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ついに!

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桜が咲いた! 嬉しすぎて涙が出てくる。元気に咲いてくれてありがとう。

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この花も。

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この花も咲いている。

くまぼぼ暦により、本日3月29日を春初日に認定!

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道端の花も満開。

世界が華やいで、きっとこれからいいことが起こるはず。本当の意味で、少しずつでも前を向けるようにがんばろう。

明日もいい一日になりますように!

2011年3月28日 (月)

沖縄、いちごいちえ (23)

首里城公園の周辺にはお散歩スポットがたくさんあるらしい。その中でもぜひ歩いてみたかったのが、「首里金城町石畳道」。
ことりっぷいわく、「琉球石灰岩を敷いた全長300mの美しい坂道」。何だかわくわく。改めて場所を調べてみたら、偶然にも車を停めたところから続いているのがその道だった。

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まずはこの階段を下りていく。

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壁面も、きっと沖縄特有の石なんじゃないだろうか(調べきれなかった…)。

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生えている植物が、見慣れないものばかり。

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これ、バナナですって。

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こっちはパパイヤ。

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これが、琉球石灰岩でできている道。
長い道が続いていく景色には弱い。しばらく立ち尽くす。つい、遠くを見つめてしまう。先にあるものを見極めようとして。
そう、私はここに道を探しにきたんだった。そんなことを思い出す。でも、きっと「この先に答えがあるかもしれない」と当てにしてこの道を歩いても、何も見つからないのだろう。ただ、一歩ずつ踏みしめて前に進むことしかできない。

そう、一歩一歩。

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坂を上りきったら、遠くまで見渡せた。

さて、そろそろホテルに向かわなくては。車に戻って、出発。
今までは本島の南部にいたけれど、今回宿泊する「ザ・ビーチタワー沖縄」は本島中部の北谷町にあるので、南部とはひとまずこれでお別れ。ありがとうございました。

(つづく)

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今日も桜を観に行く。

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うう、変わらない。パッと一つ咲いてくれれば、気持ちも明るくなるのになあ。と我儘なことを願う。

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つぼみが桜の花びら型。

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それでも、ポカポカした空気の中、春の景色を見ておにぎりを食べる時間は、やっぱり幸せなものなんだ。

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スズメさん、ようこそ!

優しくて強い人間になりたい。「どんなことだって大丈夫」と言って安心してもらえるくらいに。
でも、見切り発車して今でも言います。「どんなことだって大丈夫!」
大丈夫だと信じてもらえるように、これからもがんばろう。

明日もいい一日になりますように!

2011年3月27日 (日)

3月の星空 (3)

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お久しぶりでございます。今日もへっぽこプラネタリウムの時間がやってまいりました。
(名古屋市科学館のプラネタリウムはどうやらご機嫌ななめらしく、なかなかうまく動いていない模様。どっちにしても今月は行けそうにないのだけれど。来月必ず行くっ。あ、どなたかご一緒にいかがですか?)

さて、いつの間にか冬の星座は西の空に傾き始めました。空気はまだ冷たいですが、夜空には春の登場人物が目立ち始めました。今日は、そのうちもっとも有名な星座から紹介しようと思います。

まずは、20時ごろ、南東の空を見上げてみてください。一つ明るい星が見えると思います。しし座レグルスです。

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レグルス(1等星)から東(向かって左側)に向かって、クエスチョンマークを裏返しにした形に星が並んでいるのが見えますでしょうか?(「?」の「.」がレグルスで、その上に右ではなく左側に膨らんだ半円を作ります) この部分が、ししの頭から前足です。この星の並びは、ヨーロッパで使われる草刈鎌に形が似ていることから、「獅子の大鎌」とも呼ばれています。
「獅子の大鎌」から下に向かって横長の台形と、さらにその下に三角形が続きます。この部分がししの胴体としっぽです。しっぽの先の星はデネボラ(2等星)。こちらも有名な星なので、聞いたことある方もいらっしゃるかも。
全体的に形が整った分かりやすい形をしているので、見つけやすい星座です。

しし座は、黄道12星座のひとつです。星占いでいうと、7/23~8/22生まれ。星占いでいう星座と実際に見える時期は、ちょうど半年くらい離れているのが普通です。というのも、星占いでは該当する星座の位置を太陽が通るときを基準にしているからです。星座の位置を太陽が通るということは、その時は昼間。当然見えないわけですね(本当はいわゆる星座と星占いで使われる「黄道12宮」の位置は少しずれているので、厳密に半年離れているわけではないのですが)。

ギリシア神話では、しし座は獰猛な人喰いライオンの姿です。勇者ヘラクレスが倒しに行くのですがなかなか勝負がつかず、3日3晩の死闘の末、ついに退治されたのだとか。

続いても、黄道12星座から。今ですと、夜の10時ごろに東の空を見上げると、白く輝く星が昇ってきています。おとめ座スピカです。

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スピカ(1等星)がとにかく明るく目立つ星座です。ただ、面積は広いのですが、スピカ以外の星は暗く、全体の形を作るのはちょっと難しいかもしれません。スピカから上に向かって「Y」の字を描く形です。

ギリシア神話では、農業の女神デメテルだと言われています。
デメテルにはペルセフォーネという娘がいましたが、ある日冥界のハデスに連れ去られてしまいます。デメテルは娘を失ったことをひどく悲しんで、洞穴に閉じこもります。農業の女神が閉じこもったため、世界は真っ暗で寒いものになり、農作物も取れなくなってしまいました。この様子を見かねた大神ゼウスはハデスと交渉し、ペルセフォーネは無事にデメテルのもとに戻ってきます。ただし、ハデスはペルセフォーネを返す前にザクロを4粒食べさせていました。ザクロを食べた者は、その期間だけ冥界にいなければならないのです。ペルセフォーネの場合は4か月。それ以来、1年のうち4か月母娘は離れ離れになり、その期間だけデメテルは洞穴に閉じこもるようになりました。これが冬なんですって。

ちなみに、星占いでいうと、おとめ座は8月23日から9月22日生まれです。

本当はおとめ座を紹介するならセットで紹介しなければならない星座があるのですが、力尽きました…。こちらはまた次回。

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いい天気。桜のつぼみが遠目にも膨らんでいる。

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もう少し、がんばれがんばれ!

近所のスーパーに、木曽奈良井宿民芸会館つちやが出店していた。

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こ、これは…!黙っていられない。言わせていただきます。ごほん。

いちごミルク大福いちえっっっ!!(力入りすぎ)

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春色の花束も購入。

色とりどりの世界に心が弾む。
昨日よりも今日、今日よりも明日、楽しい、幸せな気持ちはますます膨らむ。きっと。

明日もいい一日になりますように!

2011年3月26日 (土)

沖縄、いちごいちえ (22)

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ここからは北殿。朝礼の様子らしい。こういうの、歴史の教科書で見たと思ったら、唐代の中国がこんな感じじゃなかったっけ? やっぱり影響を受けているんだなあ。

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巨大な傘。とにかくきらびやか。

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自分用のお土産に、ブッククリップ購入。
花織、なんて美しい言葉だろう。本当に花のような、繊細な文様にちょっと切ない気持ちになる。無造作に扱ってはいけないような。
特別な本に挟んで持ち歩こう。(と思ってから1か月、まだ封も開けていない…ああ、本が読みたいよう。禁断症状)

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たっぷり見て回ったつもりだったけれど、首里城を出てもまだ17時過ぎ。
城壁をぐるりと巡ってから、もう少しだけ散歩してみることに。

(つづく)

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今日はいい天気。昼間はずいぶん暖かかった(夜は寒かったけれど)。

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線路はずっと続いていく。どこまでも、どこまでも。
この先何が起こるかは分からない。今は、どんなに考えても今できることしかできない。
それでも、今できることを積み重ねた先に楽しいことが待っていてほしいと、ただ願う。
あなたの未来にも、私の未来にも。

明日もいい一日でありますように!

2011年3月25日 (金)

沖縄、いちごいちえ (21)

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奉神門(ほうしんもん)。
いよいよこの中は首里城の正殿。ここから先は有料(800円)です。
しかし、ああ、しかし。私あろうことか、正殿の写真も撮り忘れていた。いったい何しに行ったんだ? 信じられない。

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手元にあるパンフレットの写真で誤魔化す。…本当にすみません。

今回、改めて琉球王国のこと、それから首里城のことを少しだけ調べてみた。
琉球王国は、1429年から1879年までの約450年間にわたって存在した。それまでは各有力豪族が争っていたが、次第に「尚(しょう)家」が他の豪族を淘汰・整理していき、1429年に統一権力を確立することになる。
その後、1469年にクーデターが起きるまでを「第一尚氏王統」、それ以降(1879年まで)を「第二尚氏王統」という。表向きは中国の支配下にありながら、実際は薩摩藩と深くつながる、という微妙な位置を保ち続けた。そのため琉球王国は、中国と日本の文化が混合する、独自の文化を築くことになる。
首里城が建設されたのは、15世紀~16世紀頃。その歴史を反映して、中国と日本の両方の雰囲気を併せ持っている建物だった。

特に正殿ではほとんどが撮影禁止だったのだけれど、撮影可能だったところを少しだけ。

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御差床(うさすか)。
国王が座る玉座。きらびやか~。

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この名称、メモするの忘れた…あの、あれです。書類に押す国王の御印…。何てことだろう。(1か月たって、記憶では全くたどれなくなってきています…やばい)
というのも、一瞬この御印が「セイウチ」に見えてしまって、興奮して撮ってしまったものだからです。何となーく見えません? 見えませんか、そうですか…。

とにかく贅沢にふんだんに使われている金。当時の琉球王国の繁栄ぶりがこれでもかというくらいに伝わってくる。こんなに栄えた国のことをまったく知らなくても、30年生きていけるんだなあ。
自分がまったく知らなかったものを見るたびに、いつも思う。自分の知っていることがどれだけちっぽけだったか。こんなにものを知らない癖に、よく今まで物知りのような顔ができたものだと思う。恥ずかしくなる。もう偉そうな顔をするのはやめよう、と思う。でもすぐ忘れて偉そうにしちゃう。そして後から恥ずかしくなる。スパイラル。
それでも、きっと私はこれからも、「自分がいかにものを知らないか」を知るために勉強し続けるんだろうと、ぼんやり考えている。
(あの、同じような話が某ブログにも書かれていましたが、一応真似ではなく自分でもずっと考えていることのつもりです…説得力ないけど)

(つづく)

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この間の桜、もう少し。がんばれっ!

「今日こそはと決心する」
という文章を読んだ。(また和田裕美さんのメルマガです…)
小さなことでも、「今日こそは」と決めたことに挑戦してみる。そうすることで、自分の中に少しずつ新しい風が生まれていくから。

やったことない髪型にしてみた日。
片思いの人に電話した日。
気になっていた人に話しかけてみた日。
自分の嫌な部分を見つめた日。
一人旅行を予約した日。
大切な人のために、捨てる勇気を持てた日。
聞きたくて確かめたくて、でも聞くのが怖かったことを
その人に話してみた日。
これを達成するまでは、絶対に辞めないと決めた日。
「ごめんなさい」といった日。
「さようなら」といった日。

ああ、なるほど。こういう決心こそ、実行に移すのに勇気がいるのよね。そして実行に移せば、確かに「新しい風」が生まれるのだろう。
今日の私は、「今日こそ」と決めたことができたのかな。
そして、明日。今「明日絶対やろう」と思っていることが本当にできますように。その勇気が持てますように。逃げるな、自分。

それでは、明日もいい一日を。

2011年3月24日 (木)

沖縄、いちごいちえ (20)

連載20回目って…(驚)。しかも気づいたら、もう沖縄から帰ってきて1か月たとうとしている。まだ初日の夕方なんですけど。もしかしてこれって、2か月でも終わらないペースなのか?
大変なことになってきましたが、どうかお付き合いのほどお願いいたします。

***

首里城公園。
首里は、琉球王朝の首都だったところ。その程度の知識しかないまま、向かってみる。開園時間は18時までなので少し焦っていたけれど(なのに前回無駄に道に迷っていた私)、無事に16時半ごろには到着。
「レンタカー優先」という素敵な駐車場に車を停めて、それでは行ってきます!

いきなりなんだけど、どうも私守礼門を通らずに入ってしまったらしい。おかしいなあとは思っていたんだけど(駄目じゃん)。いわゆる「首里城」の写真がないまま、スタートである。

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園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)。
形は「門」だけど、いわゆる人が通るための「門」ではない。国王が外出するときに安全祈願をした礼拝所なんだって。琉球石灰岩で造られていて、現在は国指定重要文化財。世界遺産にも登録されているそうだ。

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歓会門(かんかいもん)。
首里城の城郭内へ入る第一の正門で、「歓会」は歓迎するという意味なんだって。今調べていたら門の左右にはシーサーがいたらしいんだけど、うーん、写真からは分からない。やっぱり事前に調べておくべきだった。

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階段を上りきったところにあるのが、瑞泉門(ずいせんもん)。
「瑞泉(ずいせん)」とは「立派な、めでたい泉」という意味。門の手前右側にある湧水は「龍樋(りゅうひ)」といって、それにちなんでこのように名付けられた。ここは第二の門で、別名「ひかわ御門(うじょう)」ともいうそうだ。
今首里城公園は全体的に改装工事中。これからまたきれいになるのかな。

瑞泉門を抜けたところで景色がいきなり開けた。

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見晴らしがいいです。

そしていよいよ

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広福門(こうふくもん)。
「広福(こうふく)」とは、「福を行き渡らせる」という意味。「広福門(こうふくもん)」は別名「長御門(ながうじょう)」といって、これが第四の門だそうです(…と調べてみて、どうやら第三の門をスルーしたらしいことに気づく。第三の門は「漏刻門(ろうこくもん)」ですって。あれれ)。建物そのものが門の機能をもっている。不思議だけど、この形式も首里城の城門の特徴なんだって。
ここを抜けると、いわゆる「首里城」に入ります。

(つづく)

2011年3月23日 (水)

沖縄、いちごいちえ (19)

そんなふうにラジオに想いを馳せているうちに、いつの間にか道に迷い始めていた私。
いやその! 「カーナビがあるのに何で?」と突っ込みたいであろう方々のために、えっと、言い訳をさせていただきたく…。
標識に沿って進んだらたしかに海水浴場には着いたのだ。しかしやっぱりオープン前だったので駐車場に停めることができず、海を目の前に無念の撤退。でも明らかにすぐ近くに海があるのに、そのまま元の道に戻るのも悲しいじゃないか。というわけで、またもや頼りにならない勘を頼りに、海に近づきそうな方向を目指して裏道を進んでみたら、いつの間にかとんでもなく細い道に迷い込んでいたのである。…言い訳してみてもまったく汚名返上できていない…悲しい。(聴いていたラジオ番組のテーマ「ピンチとチャンス」に投稿したかった、本当に)
諦めて次の目的地に出発することに。カーナビに目的地を入力していたら、急に視界が明るくなる。あれ、と外を見ると、なんと晴れている!

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これぞ沖縄スカイ。「こう見えて晴れ女」のくまぼぼ、面目躍如でございます(一度「面目躍如」って使ってみたかったんだよね。夢がかなってうれしい)。

ここでは海は見えなかったけれど、きっとこれからチャンスもあるはず。現金にもすっかりご機嫌になって次の目的地に出発。目指すは「首里城公園」!

(つづく)

2011年3月22日 (火)

沖縄、いちごいちえ (18)

「オリーブの木」を出ると15時半。
さっき見かけた海水浴場の看板が気になる。次の予定との時間の兼ね合いはあるけれど、少しだけのぞいてみようかな。というわけで、元来た道を戻ってみる。

走りながら、ふと思いついてラジオのスイッチを入れてみた。せっかく沖縄に来て車にも乗っているんだから、ローカル番組を聴いてみたくなったのだ。

ラジオ沖縄(ROK)

流れてきた番組は「チャットステーション」。DJは玉城美香さんという方だった。先入観かもしれないけれどすごく沖縄人っぽい名前。元気いっぱいで沖縄弁丸出しのトークに何だか安心する。
「チャットステーション」はその名の通り、リスナーとDJ、そしてリスナー同士が番組上で会話をする番組(もちろんDJの仲介によって、です)。日によってテーマがあったりフリートークだったりするらしい。この日は「ピンチとチャンス」というテーマ。(先の話だけれど2日後にもう一度聴いたらその日はフリートークだった)
リスナーからの投稿を玉城さんが読む。読む時も思い切り沖縄弁。テンションが上がりすぎてコントロール不可能になったりする。このフリー具合がいかにも地方局。
リスナーがおたより(ってつい言っちゃう…年齢が出るなあ)の中で、玉城さんや最近体調を崩していたらしい玉城さんのお子さんを心配して、そのことに玉城さんが感激したりする。家族みたい。みんな仲がいいんだけど、新しい人に対しても開けたコミュニティ。私も沖縄に住んだらこの番組のリスナーになってコミュニティに参加したい。そう思っちゃうくらい。あたたかくて切ない気持ちになる。

こんなところで締めるのはまったくもって早いんだけど(まだ初日の昼だ)、この番組を聴いているときに急に「沖縄と出会った」と強く感じた。「一期一会」というタイトルにしようと思った時に頭に浮かんでいたのも、この番組だ。
今日もきっと沖縄では玉城さんが元気にリスナーとつながっているのだろう。私は名古屋に帰ってきて自分自身の「日常」を送っているけれど、当然のことながら沖縄ではあの日から連続した毎日が流れている。まったく異なる流れが出会った瞬間。きっと、ずっと忘れないと思う。

(ラジオの話だけでこんなに長くなってしまった…すみませーん!)

(つづく)

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今日も春の空。

近所の桜並木をのぞいてみたら

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今にも開きそうなつぼみ。ドキドキ、ワクワク。

明日もいい一日になりますように!

2011年3月21日 (月)

沖縄、いちごいちえ (17)

初めてのお店はいつも少しドキドキ。どんな出会いになるのかな。入ってみると、お姉さんがすぐに出迎えてくれた。その笑顔にほっとする。
「メイン以外のものはバイキングになっています。3時までですけど、ゆっくり選んでくださいね」
そう、ことりっぷには載っていなかったけれど、ランチはバイキング形式だった(最近変わったらしい)。ますます15時ぎりぎりにならなくてよかった。自分で選べるメインにはクリームパスタを注文。

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どの席からもこんなふうに海が見える。初めての沖縄の海。感激。

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クリームパスタ。

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いつもうまく盛り付けられないバイキング。

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サンピン茶。「サンピン茶って何だろう。沖縄のお茶かな、おいしい!」と思っていたら、ジャスミン茶のことなんですね。恥ずかしい。

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デザート。おいしすぎる!

時間も遅かったので客はそれほど多くない。私以外に二組だけだった。一組はたぶん恋人同士、もう一組は女性二人。大声で話す人や機嫌悪そうな人はいなくて、みんな素敵な笑顔。食事だけでなくてこの時間そのものを楽しんでいる。その気持ち、何だか分かる。このお店自体が、そう感じさせる雰囲気なんだ。内装、外の景色、食事のあたたかさ、店員さんのもてなし方。自分も客として、この空気に加わりたいと思えるお店。
とても素敵なお店との出会いに優しい気持ち。旅はこれからもっと素敵なものになる。そんな予感がした。

(つづく)

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今日は春分の日。

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空も何だか春っぽい優しい色。
これからきっと一日ごとにあたたかくていい日になるはず。根拠なんてなくても楽観的な気持ちを持ち続けたい。

明日もいい日になりますように。

■お詫び

気にしてくださっている方なんてほとんどいらっしゃらないとは思うんですが、ここに載せていた小説についてのお詫びです。
小説の更新を3月いっぱいお休みさせていただこうと思っています。申し訳ありません。

最初は昔書いたものを書き写すだけのつもりだったのですが、最後のシーンがどうしても気に入らないので、実は先週の更新分から大幅に加筆・修正しながら進めていました。ただ、今月は色々な意味で余裕がなく、落ち着いて見直すことができそうになくて…。慌てて書き直してもおかしな文章になるのが目に見えているので、思い切ってお休みして仕切り直すことにしました。自分のキャパの小ささに敗北感。
4月からは再開しますので、それまでお待ちいただけると幸いです。
(我ながら自意識過剰なお詫び…。待ってくださっている方なんてほとんどいないのは分かっているんですが、念のためです。すみません)

2011年3月20日 (日)

沖縄、いちごいちえ (16)

沖縄本島南部の海岸沿いには、お洒落なカフェがたくさんあるらしい。やっぱり「くまぼぼカフェ」としては、最初の食事はカフェでしょ。
旅のお供『ことりっぷ』には素敵なお店がいっぱいあって悩むのだけれど、今回は「オリーヴの木」に行ってみることにした。ランチは15時までと書かれている。カーナビに電話番号を入れて検索。20分で着くらしいから、たぶん大丈夫。安全運転で出発!

カーナビによると海岸線の少し内側の道を走っているらしく、海は見えない。走っているうちに、「ここを右折すると海水浴場」の看板がちらほら。気になる。たしかことりっぷにはこのあたりの海水浴場はまだオープン前と書かれていたけれど、遠目にでも海が見えたりしないかなあ。でも今はとりあえず15時までのランチ優先で。
するといきなり「目的地周辺です。音声案内を終了します」の声。見回してみるもののどこにも店なんてない。がーん…目的地二つ目でもうドラマ? 早いよう。ぐすん。

とりあえず車を停めて、いけずなカーナビとことりっぷをにらめっこ。このあたりで左折するっぽい…? 勘を頼りにすぐ近くの道を左折してみる。するとその道はそのまま山奥へ続いていく。
いやいやいや、絶対この道じゃないし!!
まったく頼りにならない私の勘。何とか途中にUターンできるところを探して、元の道に引き返す。困りながら元の道を先に進んでみると、ようやく「オリーヴの木」の看板を発見! 左折するのが一本早かったらしい。よかった。看板の案内に従ってさらに数分車を走らせて、

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ようやく到着! このとき14時半。危なかった…。

(つづく)

2011年3月19日 (土)

3月の星空 (2) スーパームーンのおはなし

今日ツイッターを見ていたら、「今日は月が明るい」「大きい」という声が続々と流れてきました。窓を開けてみると、うん、確かに。
不勉強で知らなかったのですが、今日(正確には明日になってからですが)の月は、「スーパームーン」っていうんですね。

月は地球の周りを正円で回っているわけではなく、楕円を描いています。そのため地球との距離が近いときと遠いときがあります。近いところを通るとき、その場所を「近地点」と言います。一方、太陽と月の位置関係によって、月は満ち欠けもします。
スーパームーンとは、月の「近地点通過」と「満月」が非常に近い時間に起こることを言うんだそうです。もともとは占星術の世界で使われていた言葉なんだとか。

今回は、満月になるのが日本時間では3月20日の午前3時10分、そしてその1時間後の4時9分に月が近地点を通過します。地球の中心から月まで測った距離の平均は 38万4400キロですが、近地点通過の瞬間には35万6580kmにまで縮みます。この近日点通過時の月と地球の間の距離が 18年ぶりという近さのため、単なるスーパームーンではなく、「エクストリーム・スーパームーン」 というそうですよ。
月と地球が最も遠い位置にある時と比べて約14%大きく、30%明るく見えるとのことです。

というわけで、撮影。

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本当にいつもより大きい!(写真じゃわからないですね…)

今夜は少し暖かいです。しばらく月を眺めてみるのもいいかもしれませんね。

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先日某E様の期待を裏切ってしまったことをいまだにくよくよ。パインは当分載せられないけれど、せめてあんこを載せてみるので、どうかこちらでご勘弁くださいませ。

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今日のおやつ、よもぎだいふく。

(好きな方、ぜひご唱和くださいませ)あんこLOVE!

久しぶりの

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ひつまぶし。来週の個人的闘いに向けて、精をつけなければ。

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お店には、なんと「一期一会」の掛け軸。
ああ、ここにも出会いがあった。偶然に驚くとともに、なぜか切なくなる。
「一期一会」、もともと座右の銘にするくらい好きな言葉だったけれど、最近になって初めて本当の意味を実感するようになった。
生きることは、一期一会の積み重ねだ。こんなにたくさんの素晴らしい人に出会えた自分。明日には別れることになったとしても、それでも出会ったことが素晴らしい。この先どうなろうとも、今この時を大切な人のために過ごしたい。ここのところ、その思いは強くなるばかりです。…って重いかも(笑)。
くまぼぼの愛情が過剰で鬱陶しいと感じられた方は、こっそり距離を置いてくださるとありがたいです…。

(まとまらないまま強引に締める)
明日もいい一日になりますように!

2011年3月18日 (金)

顔をあげて

急に我が家のネット環境がおかしくなってしまいました。ここ数日開きっぱなしだったからお疲れなのかしら?
※19日朝追記:直ったみたいです。ご心配おかけした方、ありがとうございました!
というわけで、今日はとりあえず携帯から更新。旅行記の続きは明日再挑戦してみます。すみません。

今日、和田裕美さんからメルマガが届く。彼女はどんなことからも「よかった」を見つけようとする方。でも、こんな時期にその言葉を発信していいのか悩んで、実際に一度はメルマガを中止していた。けれど、やっぱりこんな時期だからこそ伝えられる言葉があると思ったそうだ。迷いながら伝えてくれた今回の言葉、読んでいて涙が出てきた。

以下、コピペですみません…。

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私はすべての人と同じ経験はできないし
その人の気持ちに100%添って共感できないこともあるけれど
でも、その人の目の前にある「事実」は
やっぱりその人が受け入れて越えていくしかない。
だから、私は、遠慮したり、嫌われるのを怖がったりしないで
もっともっと伝えなきゃいけないと思ったんです。

だから言います。

「泣いてもいいけれど
 その涙は
 復活のためのものだよ」と。

***

「顔を上げて笑おう」

■私が講演をやり始めた頃、
すべてが手探りで、わからないことだらけでした。
だから、緊張して、どきどきして
言葉がうわずってしまうときもあったんです。

そんなときに
ある人にこう言われました。

「和田さん、講演前に顔を上げて
 歩いてきたら?
 下を向いているから
 不安がやってくるんだよ。
 人ってね、顔上げて、上向いていたら
 どんどん、明るい気持ちになるんだよ。
 不安になって下を向くから
 どんどん暗くなるんだよ」

それを聞いてから
私は、とにかく、下を向かないように
顔を上げるようになりました。
そうしたら、なんだか自分に「できそう」と思えてきて
やる気が生まれてきたのです。


■それからもっと前に
私がすごく悲しくて落ち込んでいるときに
こんな言葉に出会いました。


「10分間、とにかく笑ってもらって
 その後に、事故のイメージなど嫌なことを考えるように言っても
 笑っていた人はすぐにそれをイメージできないのです。
 しかし、しかめっつらで悲しい顔を10分間してもらった人は
 すぐに悪いイメージができるんです。
「感情」→「表情」が基本ですが
「表情」→「感情」の影響もあるのです。
 だから笑顔でいる人は、よい方向に物事を
 考えやすくなり、明るい人になれるのです」

これを読んでから
私はできるだけ笑うようにするようになったのです。
そうしたら、悲しい事実はきえないけれど
生きていて巡り会う小さな幸せにも目がいくようになりました。



■顔を上げて、笑う。

いますぐできることです。
だれでもできることです。

作り笑顔でもいいから。
そこから明るいものが生まれるかもしれないから。

顔あげて、涙ふいて、笑うこと。

これだけでも、すごいエネルギーが生まれるはずです。

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今日で地震から1週間でした。
本当に苦しんでいる人に対してすべて寄り添うことはできない私だけれど、必ず明日は今日よりもいい日になると信じています。
辛くても、どうか顔を上げて。
明日から3連休。疲れた心と体、少しでも癒せますように。

2011年3月17日 (木)

沖縄、いちごいちえ (15)

平和祈念公園内は、修学旅行生が何人かいるくらいで、とても静か。

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次は平和祈念資料館へ。2階と3階は有料(300円)で戦争の記録が展示されている。戦争当時の服や備品だけでなく、沖縄戦の体験談を文字と映像で見ることができる。ただただ、すさまじい。
1階は無料。「未来を展望するゾーン」という展示室で、世界各国の子供たちがどんなふうに暮らしているか、どんな問題が起きているかが展示されている。こういう場所もあることを、素直に素晴らしいと思った。そう、どんなときにも未来を向くことのできる人間になりたい。

売店では、沖縄で使われている歴史の教科書や資料集が売っていた。ぱらぱらめくってみるものの、全然知らないことばかり。人名事典(だったっけ…うろ覚え)なんて、一人も知っている人がいなかった。これを機会に少し勉強してみようかな。
色々眺めていたら、あら、もう14時。

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花に手を振って、そろそろお昼を食べに出発。

(つづく)

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今日もいい天気。

寒い日が続きます。心の疲れが体にも出る頃。皆様どうぞ風邪などひかれませんよう。明日がいい一日になりますように。

2011年3月16日 (水)

沖縄、いちごいちえ (14)

喉が渇いたからどこかで休憩しようと思ったものの、売店には沖縄ぜんざいやソフトクリームしかない。しかもまさにこの瞬間に、ある方がツイッターで「パインが食べたい」とつぶやいているのを発見してしまい、すっかり影響を受ける私(しかもこの数十分後、「パインを食べた」というつぶやきまで現れて、気持ちはますます燃え立つ)。デザートものならパインが食べたいから、今は我慢しようっと。

気を取り直して、再び歩きはじめる。

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池をわたると、「平和の礎(いしじ)」の方向へ。

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パンフレットももらいました。一応学習意欲を発揮して英語版(左)も入手。

以下、そのパンフレットより。

沖縄の歴史と風土の中で培われた「平和のこころ」を広く内外に述べ伝え、世界の恒久平和を願い、国籍や軍人、民間人の区別なく、沖縄戦などで亡くなられたすべての人々の氏名を刻んだ記念碑「平和の礎」を、太平洋戦争・沖縄戦終結50周年を記念して1995年6月23日に建設する。

基本理念:戦没者の追悼と平和祈念、戦争体験の教訓の継承、安らぎと学びの場

刻銘碑がずらりと並ぶ中を進む。その数に、とにかく圧倒される。

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こちらもパンフレットからだけど、こんな形。この一枚一枚にびっしりと戦没者の名前が書かれている。数枚のぞいてみると、女性の名前が多くて、そんなことにも衝撃を受ける。知っていたことだけど、本当に総力戦だったんだ。
ギザギザしているのは、「鉄の暴風の波濤が、平和の波となってわだつみに折り返し行く」というデザインコンセプトから。

中央を走っている真っ直ぐな道を向かって右側に突き当たると、そこは平和の広場。
(ちなみに今パンフレットを読んでいて初めて知ったのだけれど、この道は「メイン園路」と言って、その中心線が6月23日「慰霊の日」の日の出の方角になるように設計されているんだって)

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中央では「平和の火」が灯っている。沖縄戦最初の上陸地である座間味村阿嘉島で採取された火と、広島市の「平和の火」と長崎市の「誓いの火」を合わせたそうだ。
平和への願い。

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海も目の前。

(つづく)

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今日は風が強かった。久しぶりにメアリー・ポピンズ作戦(風の中でジャンプしたいだけです…すみません)をやってみよう。

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いい天気!

…だったはずなのに、歩き始めてわずか5分で暗雲たちこめる。そしていきなり吹雪。ぎゃー、何!?
近くのコンビニに駆け込んで傘を購入することに。
レジのおばさんが「雪ですか?」と驚いた顔をする。
「そうなんですよ。気候もおかしいですね」
おばさんは不安げに「地震、怖いですね。私も夜は眠れなくて。服のまま寝ちゃいますよね」
「ええ、本当に。ただ、それで体調崩してしまわないよう、お互い気を付けましょう。何とか乗り越えられるように」
「そうですね」
おばさんと笑顔を交わし合って店を出る。人見知りの私は、こんな風に初対面の人と話すことはほとんどない。それでも今自分は笑顔を交わせる。労わりの言葉を掛け合うことができる。大丈夫。
そして外に出ると、再び空は快晴だった…(涙)。

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木は変わらない。つぼみはちゃんと春に向けて準備中。うん、大丈夫。

特に被害を受けているわけではない私でさえ、やっぱり少し精神的に参っていたらしく、ここ数日「心配」な気持ちで潰れそうになっていた。
でも、心配な気持ちからは何も生まれない。
今日からは「大丈夫」と言い続けよう。大丈夫。皆ちゃんと立ち直れる。

明日がいい一日になりますように!

2011年3月15日 (火)

沖縄、いちごいちえ (13)

かなりローテクな人生を歩んできたワタクシ。1年前に手放した車にもカーナビはついていなかった。一人で運転するときにカーナビを使うのも初体験。ひゃあ、ドキドキ。

いい加減計画なりに、最初は「平和祈念公園」に行こうと決めていた。
とりあえず「ヘイワキネン…」と入力すると出てきたのが「広島平和記念公園」。おお…。今ここを目的地に設定したら、どういうルートになるんだろう。設定してみたい誘惑にかられたものの、すでに当初の予定よりずいぶん時間がたっている。遊んでいる暇はないのである。改めて検索…「平和祈念公園」あった! 30分で着くとのこと。安全運転で出発します!

カーナビ様の言うとおりにすると、車はどんどん島の中央を駆け抜けて、裏道をぐねぐね曲がりながら走ってくれる。すごいなあ。こんなの絶対自力じゃ無理だ。文明の利器に感激。
贅沢をいうと、本当は海岸線沿いを走ってドライブ中にも海を見たいと思っていたのだけれど、ルート変更をどうすればいいのかよく分からないので、とりあえず放置。
そしてなんと何のドラマも起こらず、ジャスト30分で到着!

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平和祈念公園です。

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広そう。まずは式典広場に行ってみます。

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式典広場。人はほとんどいなかった。少し肌寒い広場を、のんびり歩く。
しばらく歩くとこちら向きにカメラを構えている人がいた。何だ何だ?と振り返ると

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反対側が沖縄平和祈念堂だった。恒久平和と戦没者追悼の象徴として建設されたものなんだって。人種や国家、思想や宗教のすべてを超越して制作されたという祈念像もあるらしい(結局ここには入り忘れました…本当こんなのばっかり)。

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平和の丘。

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「揺るぎない誓いの精神」を表しているんだって。容易に崩れないくさび。強さ。

(つづく)

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「揺るぎない誓いの精神」、どうか私たちにも与えてほしい。
そして沖縄平和祈念堂が「恒久平和」の象徴なら、便乗して今の震災に対しても祈らせていただきたい。どうか一人でも多くの人が助かりますように。

今日は素敵なプレゼントが。

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なんて優しいんだろう。今それどころじゃない状況にいらっしゃる方なのに。本当に本当にありがとうございます。

皆さん、もうすぐ桜が咲きますよ!どうかそれまでお元気で。明日がいい一日になりますように。

申し訳ありませんでした

昨日のブログの最後の部分、やはり不適切でした。
削除いたしました。

不快な思いをさせてしまった方、大変申し訳ありません。
また、ご指摘くださった方、本当にありがとうございます。

発言には最大限注意しているつもりですが、気が付かないこともあるかもしれません。そんなときはご指摘いただけるとありがたいです。

今後ともよろしくお願いいたします。

2011年3月14日 (月)

沖縄、いちごいちえ (12)

午前11時20分、無事に那覇空港に着陸。

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青い空、青い海!…はどこ~!?
そう、天気予報通り今にも雨が降りそうな空。くまぼぼ、こう(どう?)見えて結構晴れ女だったんだけど、こんな時に限ってジンクスは破れるのであった…しょんぼり。
いや、曇っていても肌寒くても沖縄は沖縄。気を取り直して出発。

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こんなのやってるんだ…行ってみようかしら。(と思ってこの写真を撮ったはずなのに、思い出したのは名古屋に帰ってきてからだった。物忘れ激しすぎる…ショック)

手荷物受取でしばらく待ちぼうけ。そっか、空港って到着してから出るまでにも結構時間がかかるんだなあ、と空港に慣れていない私は今更驚く。帰り道、空港に着いてからのスケジュールがかなり分刻みなんだけど、大丈夫だろうか。不安にはなるものの、もう沖縄に着いてしまっているのだから今頃気にしても仕方がない。荷物も無事受け取ることができて空港を出たのが12時ごろ。

今回の旅はレンタカー付きだった。空港から近くのニッポンレンタカーまでは送迎バスで移動。

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道中で見たことない木を発見しただけで、妙に感動。

ふと送迎バスの中で「そういえば私免許証持ってきたっけ?」とよぎって、一気に血の気が引く。
今回のために準備した記憶は全くない(荷造りリストに書き忘れたから) けれど、そもそも免許証なんていつも財布に入れているんだから、わざわざ出すようなことさえしていなければ大丈夫。でもそういう隙間をぬったうっかりが得意技の私じゃないか、本当に大丈夫なのか?
とドキドキしながら財布を開けたら、ちゃんとありました免許証(泣)。
よかったーー。あやうく沖縄旅行記、今回で終了するところだし。
しかし、そんなところでテンパっていたので送迎バスにキャリーバックを置き忘れて、後から放送で呼び出される私なのであった。

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ようやくレンタカーの手続きも完了。マツダのデミオです。想像以上にいい車でびっくり! カーナビもついているので、安心。
空港についてから1時間後の12時半、ついに出発!

(つづく)

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今日から新しい一週間。
安全なところにいる自分が「不安、不安」と言っていても何も生み出さない。自分は自分の領分でがんばるしかない。
支援できる力を身につけられるように、私はがんばります。そして、いつも応援しています。みんなでがんばりましょう!

2011年3月13日 (日)

できること ※追記しました

引き続き、心配な状況です。皆様、いかがお過ごしでしょうか?

ツイッターのおかげで、私では到底知りえなかった情報や知識をたくさん得られています。また、大切な人たちの消息を知ることができたのも、ツイッターはじめネットのおかげです。
「分からない」という状態が一番不安になります。もちろん無用に不安にさせる情報には注意しなければいけませんが、過去の災害に比べれば「情報難民」が少ないことも、今の日本人の驚異的な冷静さの一因かもしれない、なんて考えています。少なくとも私は、ネットの情報でかなり安心することができました。

現地に駆け付けることのできない(しちゃいけない)私でもできることを、いろいろ考えました。初歩的なことばかりですが、ここにまとめます。

1.募金、義援金
→私でもできて、かつ現地が必要としているのは何よりもこれだと思います。ただし義援金詐欺の話もあり不安もあるので、くれぐれも慌てず(私は慌ててYahoo募金してしまいましたが…)。預け先としては日本赤十字社がいいようですが、3月13日現在は受付を開始していません。
また、今日ツイッターで糸井重里さんが発信されていたことの受け売りですが、これから復旧に向かうにつれて莫大な金額が必要になります。募金金額については「気持ち」の部分が大きいのはもちろんですが、実際問題個人が小銭を集めたところで役に立てることはそれほどありません。寄付金額の目安として「自分を3日雇える金額」を考えるといい、とのことでした。
個人的には、できればこれを継続的に実行したいと考えています。

なお、物資については道路をふさいでしまう、現地での仕分けが大変などの問題があるため、避けた方がいいようです。

2.献血
→こちらもぜひ行いたいことです。ただ、献血も「物資」の一つ、しかも「生もの」なので要注意。今はどうしても献血に行く人が殺到しますが、今集められても数週間で消費期限が切れて廃棄処分になってしまいます。献血は最短でも4週間間隔をあけなければいけないため、数週間後に血が足りなくなる、ということがあるようです。
私は時期をずらして、今月後半に献血に行こうと思っています。

【追記】
昨日書き忘れていました…。今回、経験のない方も献血を考えていらっしゃるかもしれないので、補足させてください。
献血は、する側の体調・服薬状況によって新たな感染のリスクがあります。このようなリスクを防ぐため、献血会場では事前に「問診票」への記入が必要です。下記に該当する方は献血に出かけても断られる可能性があります。
・3日以内に注射、服薬している(風邪薬も)
・過去1年で予防接種を受けている
・1980~1996年の間にイギリスに滞在している
(その他はこちらの問診票をご確認ください)
さらに、血圧検査、血液検査もあり、この段階で異常が見つかると献血することはできません(私はよく「血圧が低すぎる」という理由で断られていました…)。こちらは感染のリスクだけではなく、献血者の健康に配慮するという理由もあります。
せっかく出かけたのに、問診の段階で断られてしまうこともあるので、ご注意ください。自分でできる対策としては、献血に出かける数日前からは注射・服薬を控えること、体調が悪いと感じたら行かないことでしょうか。

3.節電
→今のところ、私の中部電力では節電の要請はありませんが、今のうちから節電しておこうと思います。無駄な電気は消す、待機電力に注意程度のことですが。

4.力をたくわえる
→「1」で書いた「自分を3日雇える金額」を計算して、その少なさに悲しさを通り越して怒りさえこみ上げてきました。こんなときに自分はなんて無力なのか。誰かを助けようと思っても、自分にその余裕がなければ不可能(経済力、体力、精神力すべての話です)なんだ。
今は自分にできる(しかも必要とされている)ことをすべてしたうえで、本当に自分の力を必要とされるときに備えてすべての力をたくわえないといけない。具体的には、もっと仕事をがんばって節約するとか、無駄に風邪を引いて医者にかからない(もしかするとそのせいで現地に行ける医者が一人減るかもしれないから)とかそういう小さなことだけど。
人に手をさしのべられる自分にならなくちゃ。

小さなことばかりだけど、とにかく焦らず、まずは自分にできることをやっていきます。

そして最後に、「祈る」こと。
祈りの力はきっと馬鹿にならないって信じています。

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気づいたら上弦。
月や星は今日も変わらない。

どうか現地の方々を守ってください。
これ以上被害が広がらないよう、どうか守ってください。

2011年3月12日 (土)

【小説】朝日が昇るところ (10)

引き続き、心配な状況が続いています。
何もできないことが本当にもどかしいのですが、だからと言って焦っても、自分にできないことはできないんですよね。

自衛隊は今この時も人命を救ってくれている。
交通機関、電気会社、ガス会社、水道会社などの職員は、ライフライン確保のために尽力してくれている。
企業は物資を送っている。
何よりも、被災地の方々はこんなときにも冷静さを失わずに生きている。

だから今、日本中の人たちが彼らのためにできることを探している。
歌手は歌で、
役者は演技で、
落語家は噺で、
書家は書で、
画家は絵で、
スポーツ選手はスポーツで、
一人一人が勇気づけるために行動している。皆が支え合っている。一人じゃない。そう伝え合える私たちであることを、本当に誇らしく思います。

何の影響力もないけれど、それでも私にできることは文章で伝えることだけ。書くことだけ。
だから今日もブログを更新します。

被災地の皆様、きっと自覚している以上に疲れがたまっていることと思います。まずは体の疲れが取れるように、意識して横になって暖かくなさってください。
皆様の無事と一刻も早い復旧を、心から祈っています。

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***
 昼食を終えて「仲ギャラリー」に戻ると武川に手招きされた。「お前のファンっていう子がずっと待っていたんだよ」と耳打ちされる。奥をのぞくと、まだ高校生らしい女の子が椅子に姿勢よく腰かけていた。「お前のサインが欲しいんだとさ」
 個展が始まってから一週間。驚くことに僕には「ファン」が、しかも何十人もいることが分かった。声をかけられたのも初めてではないのだが、いまだにこの状況には慣れない。言われるがままにサインをして彼女を見送ると、それだけで疲れてしまって僕は椅子に座り込んだ。ふとサイドテーブルに置かれた新聞が目に入る。個展初日の新聞だ。この日、かなり紙面を割いて特集が組まれたのである。記事の効果もあって、これまでのところ客入りは上々だった。
≪市橋守、初個展 人物写真も公開≫
 大きな見出しと紹介記事、それに今回展示している写真も何点か掲載されている。「彼女」の写真も。僕は他人事のような気持ちで記事を眺める。すべてが夢のようだった。
「個展も明日までだな」
 武川の声で我に返る。振り向くと、武川は会場の写真を眺めていた。その笑い皺を見ながら、僕はいつの間にかつぶやいていた。
「俺って、結構有名だったのかな」
 武川は吹き出した。
「そりゃ、これまで弊社がじっくり育ててきた市橋先生ですからね」
 冗談めかしてから「気に入らないの?」と尋ねる。
「いや、もちろん嬉しいんだけど」僕は考えながら言葉を継ぎ足す。「ただ、なんていうのかな、変な感じがして。俺はただ写真を撮っただけだし」
「たしかに、普段読者に会うことってないからな。今回がいい機会だったんじゃないの」
 武川は僕の前の椅子に腰かけた。
「まじめな話、お前は自分で思っているよりも有名だよ。思っているよりもずっと恵まれているし、成功もしている」
 僕は黙ったまま武川の言葉をかみしめた。「仕事なら、十分成功しているじゃない」。ルミの言葉が不意によみがえる。あの時は否定したい気持ちだった。でも今は、彼女の言う通りだと分かる。どうしてこれまで気づけなかったのか、その理由にもようやく思い当たった。僕は今まで、面倒で責任が必要なことをすべて武川に押し付けてきた。でも、責任を人に負わせていれば、見返りもダイレクトには得られない。今ここから会場を眺めていても、まだどこか現実感が湧かないのは、そのせいなのだろう。
 不安。その出処もここにあるのかもしれない。何かを得ようと思ったら、自分の手と足を使わなければいけないんだ。怖がらずに。
 僕の考えを見抜いたかのように、武川は続けた。
「だから怖がる必要はないさ。周りも、お前が思っているほど嫌な奴ばかりじゃない。誰もお前を責めたがっているわけじゃない。手助けする気持ちのある人はちゃんといる。お前が自分から向かってさえいけばな」
 そして照れたように「やっぱりまじめな話は柄じゃないな」と立ち上がり、そのまま一人で出かけてしまった。僕にお礼を言う隙も与えないまま。

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つづきはこちら

ご訪問ありがとうございます! あなたとの出会いに感謝。
はじめから読みたいと思ってくださる方(いらっしゃれば…)は、こちらからどうぞ。

2011年3月11日 (金)

沖縄、いちごいちえ (11)

今日14時46分ごろ、宮城県を震源地とする「東北地方太平洋沖地震」が発生しました。
このブログを書いている現在も余震が続いており、予断を許さない状況です。
東北、関東地方の方々は、今この瞬間も不安なときを過ごされていることと思います。
今現在名古屋からは祈ることしかできず、とても歯がゆく思いますが、とにかく身の安全を第一に考えて、また不安な気持ちをため込まないようお過ごし下さい。
皆様のご無事を、引き続き心から祈っております。

こんな日に呑気な旅行記を書いてもいいものかぎりぎりまで迷ったのですが、ネットを見られる環境の方なら和んでくださるかもしれないと思い、今日も書くことにしました。

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定刻通り9時15分に出発。沖縄までは約2時間です。

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どんどん高く上がっていく。ドキドキ。
窓の外を見ているうちに、また眠くなってきた…とりあえずおやすみなさい。

添乗員さんがドリンクを持ってきてくださる気配に目覚める。ゆずジュースというのがあると聞いて、注文してみる。さっぱりしておいしい!気持ちよく目覚めたので、しばらく読書タイム。
この時読んでいたのは、友達から借りたまま数カ月たってしまっている(やばい…)本。

狐笛のかなた (新潮文庫) 狐笛のかなた (新潮文庫)

著者:上橋 菜穂子
販売元:新潮社
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カテゴリーとしてはファンタジー。人の心が聞こえる<聞き耳>の力を持つ小夜と霊弧の野火、そして屋敷に閉じ込められている少年小春丸――二つの国の争いに巻き込まれながら、何とか生きていこうとする彼らの物語。

最近めっきり「物語」を読むことが減ってしまったのだけれど、よくできたお話の世界に連れ込まれて帰ってこられなくなるような感覚は、やっぱり癖になる。幼いけなげな子供たちが、無情な社会の中でそれでも魂を燃え上がらせる。彼らはどうなるのか。ああ、沖縄に着く前に読み終わらなくちゃ。ページをめくる手ももどかしく、必死に読み進む。

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ふと気づくと、雲の上。そう、実は沖縄はこの日から3日間ほど曇りの天気予報なのだった。やっぱり晴れ間は見られないのかな…残念。

…と思っていたら

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あ、雲が晴れてきた。島も見えるよ。あれはもう沖縄の島なのかなあ。

そしてあっという間に着陸の準備に入り始めたので、カメラはここまで。
着陸の直前に何とか本も読み終わった。心置きなく沖縄に到着。

(つづく)

2011年3月10日 (木)

沖縄、いちごいちえ (10)

もう連載10回ということにかなり衝撃を受けているのだけど。まだ伊丹空港をうろついている私って一体…(ちびまる子ちゃん風)。

というわけでようやく目的のゲートに到着。これからセキュリティチェック。またもや無駄に緊張する私。えっと、身に着けている鍵や携帯電話や財布はあらかじめトレイに載せておく(鞄から出しかける)…あ、でも最初から鞄に入っているならいらないのね(恥)。「金属がついたベルトなどされていませんか?」とお姉さんに訊かれ、自信がなくなりベルトを見せて「これくらいならどうなんでしょ?」と確認。「うーん、とりあえず通ってみてください」と言われて、通ってみたらやっぱりブザー。おろおろとその場でベルトを外してもう一度通ってみる。今度は大丈夫。
…という一連の流れの洗練されなさ加減が残念この上ない。もう大人なのに。空港くらいスマートに利用したいよう。

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でもこれから乗る飛行機を見てようやく一安心。お世話になります!

搭乗口には中学生が列を作っていた。おお、修学旅行で沖縄ですか…。なんとうらやましい。おばさんはねえ、これが人生初の沖縄なのよ。と心の中で語りかけながら飛行機へ。

飛行機の中でファーストクラスの座席を見ながら「お金余分に出すからこっちがいい」と無邪気に言う中学生たち。こ、この贅沢者があっ。今度はおじさんになって叱りつけたい気分。こっちはエコノミーでもすでに十分雰囲気に飲まれているというのに。

それでも座席についてみたら窓側だったので幸せな気分。

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さあ、いよいよ出発です。

(つづく)

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いちご大福が頭から離れない。仕事の合間に検索を始めたりと、「食べたい病」完全に感染しております。
でもとりあえず今日のおやつは

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いちごパフパフいちえっ!

名古屋の和菓子屋さん亀屋芳広の「いちごパフパフ」です。実は、昨日最初はこのお店にいちご大福を買いに来たのだけれど、4個セットしか売っていなくて断念。でもここ、ただ来店しただけの客にお茶とお菓子を出してくれるの。何も買わずに帰るのが申し訳なく、いちごつながりでこちらを購入したのでした。(と気を遣ってみたつもりだったけれど、結局「え?一個ですか?」と冷たい目で見られてしまうのだった…。すみません。そのうち大口買いします!)
いやあ、でもスポンジもふわふわで、いちごも適度な酸味でおいしい!うーん、次は4個セットだけどいちご大福買ってしまおうかなあ。

今日、桜開花予想が発表されていました。東京・名古屋は平年よりも遅めで3月27日頃の開花ですって。ということは満開はその1週間~10日後くらいかな? 楽しみ。春、本当にすぐそこですね。

それでは皆様、明日もいい一日を!

2011年3月 9日 (水)

沖縄、いちごいちえ (9)

空港自体に、片手で数えるほどしか来たことがない私。いつも挙動不審になってしまう。(追記:後で気づいたんだけど、ふつう、一度旅行すれば空港を二回利用するよね…これでは人生で二回しか飛行機旅行していないことになるじゃないか。さすがにそこまで少なくはないです。「両手で数えるほど」に訂正させていただきます)
それでも何とかツアー窓口を見つけて、チケットを入手。沖縄に着いたらどうすればいいかも教えてもらうものの、無駄に緊張して話半分にしか聞いていない。とりあえずもらった書類をすべて鞄に押し込む。
そうそう、キャリーバック預けなきゃ。うろうろと手荷物カウンターに移動。荷物がセキュリティを通る瞬間、どうしても緊張してしまう。空港の人って、毎日何千人の応対をしているから、こういう挙動不審な動きをしている人にはきっとすぐに気づくんだろうな。怪しい者ではなくて単に慣れていないだけなのも分かってくれてますよね?
荷物を預け終わってもまだチェックインまでは40分以上ある。まだ大阪なのに、なぜか売店に入ってみる。すると、

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こんなにたくさん…(泣)。次々に購入。まだ大阪だってば。

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ひな人形発見。ブログにこの写真を載せる頃にちょうど3/3だったら素敵、いやいや、いくらなんでもそんなに引き延ばさないでしょうと思いながら撮影したんだけど…あらまあ(みなさん、すみません)。

すっかり歩き疲れてソファで休憩。ふとさっきもらった書類を確認しようと鞄から出してみると、「伊丹空港の売店で使える20%オフ券(2千円以上購入の場合)」が含まれていた。さっき買ったリラックマシャープペン、2千円超えていたよね…。せっかくのツアーのメリットをまったく活かせていない私。ぐすん。
ふてくされて読書タイム。没頭していたら、いつの間にかギリギリの時間になっていた(こんなのばっかり)。しかも目的のゲート、意外と遠い。急げ急げ。

(つづく)

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今日はびっくりするほど寒かった!凍えそうになりながら近所の蕎麦屋さんへ。

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蕎麦自体はあったかくて美味しかったのだけれど、お店自体が寒かった…うう。
移動途中で雨も降りだして、やや気持ちも落ち込む。
でもしばらくすると

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あら、いい天気!

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春の色。

そして、昨日某ブログをのぞいたら「苺大福食べたい病」に感染してしまった。

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とりあえず近所の千代雀で購入。いちご大福いちえっ!
いちごシリーズ、もしかするとしばらく続くかもしれません…。

今日はサンキューの日。いつもお世話になっている皆様に、改めてありがとうございます!
明日もいい一日になりますように!

2011年3月 8日 (火)

沖縄、いちごいちえ (8)

このとき、6時40分。
しかし寒い。結局寒さに負けてマクドナルドで紅茶をすする。
窓の外にはもう通勤中のサラリーマンの姿。朝早いんだなあ。お疲れ様です。
ふと、一年前には、毎日じゃないけれど自分もこのくらいの時間に通勤していたんだと思いだした。一番忙しい頃で、どれだけ残業しても仕事が終わらないから、時々朝も早出していたのだ。あの頃は一日15時間くらい会社にいることも、しかもご飯食べるのを忘れるのもざらだった。あれってまだ一年前の話なのか。あの時の自分は、まさか一年後には平日に沖縄に行ける生活(ある意味、「行ける」と言い切るには語弊があるけれど)になっているなんて思ってもみなかった。「ピンと張った糸」に自分をたとえていたときもあったっけ。まさかその後数カ月で糸が切れるとは思ってもみなかった。自分は思っているよりも弱いし、一方で思っているよりも強い。自分のことは自分が一番よく分かっている。でも、それでも自分のことはやっぱり分からない。自分に出会うことさえも、きっと難しいこと。少なくとも、一年前には同じ場所にいたはずの窓の外のサラリーマンに、今の私はまったく共感できない。ただ、今日もがんばってください、と心の中で声をかけるだけだ。

そんなことを延々と妄想していたら、あっという間に7時を過ぎていた。まだ大阪なのに、感傷的なことを考える自分に苦笑。
7時半発のリムジンバスで伊丹空港に向かう予定だったので、そろそろ移動し始めることに。

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あ。さすが大阪! 今聴いてますっ! (と感動したのだけれど、同じポスターは名古屋にも東京にもいっぱいでした…)

来た道をそのまま戻って数十分、「道に迷う」というありがちなトラブルもなく、無事にリムジンバス乗り場に到着。(来た道を戻っただけだしね…)

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大阪マルビル。ここからリムジンバスに乗って、伊丹空港まで約35分(と書かれていたけれど、実際には25分くらいで着きました)、620円です。

睡眠不足のくまぼぼには、車の揺れは危険。バスが動き出した途端に爆睡して、訳も分からないうちに到着していた。

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伊丹空港です。いよいよ「出発」。ドキドキ。

(つづく)

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白亜で注文したアイス抹茶ラテ。注文した直後にメニューに「アイスさくらラテ」を発見して、そっちの方がよかったと後悔…。

今日、aikoのライブLove Like Pop Vol. 14のファンクラブ先行予約で当選しました! 6月1日、今から楽しみでさらにワクワク増量中。

明日も皆様幸せな一日でありますように!

2011年3月 7日 (月)

沖縄、いちごいちえ (7)

大阪駅に着いたのは朝5時20分。真っ暗だし寒い。気分だけは沖縄に走り出している私にとっては、このギャップ、堪える。
とりあえずお手洗いで化粧してみる。普段ほぼノーメークで生きているくせに、誰も見ないこんな日に限って、時間がありあまっているからか無駄に厚化粧になっていく私の顔。しばらくすると、女の子の集団が入ってきた。合コン帰りらしく、見事な酔っ払い具合。そしてにぎやかな大阪弁。名古屋人のくまぼぼでは再現できないのが残念ですが、非常にえげつない会話でした。こんなところから無理矢理大阪の空気を感じてみる(大阪ご出身の方、ごめんなさい…)。でも大阪弁ってえげつないことしゃべっていても何だか可愛く感じられるのね。

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化粧が終わってもまだ6時。相変わらず暗いけれど、しばらく駅の周りを歩いてみようと思いつく。

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梅三小路を抜けて、西梅田に向かって歩く。

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明るくなってきた。あ、あれが明けの明星だよ。

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さっきも撮ったのに、月を見るとカメラを向けずにはいられない。

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と言っている間に、どんどん明るくなっていく。

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何となく裏道に入ってみたり。早朝散歩、満喫。
きっとこの街のことをよく知っている人と一緒に歩いたら、もっと楽しいんだろうな。

(つづく)

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先週末ですが

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新たに買ったお花。ピンクと黄色に春を感じてウキウキ。

今日も塾の前に「チョコレートカフェ クオレ」に寄り道。

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今日はケーキも注文。チョコラーテですって。上品な味。おいしいものでウキウキ。

目と舌で春を楽しみつつも、今日は再び冬みたいな寒さ。(関東地方は雪みたいですね…。皆様どうぞお気を付け下さいませ)

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なので夕食はすき焼きうどん。あったまる。

寒かったり暖かかったりと翻弄されがちなこの季節。風邪には気を付けて乗り切りましょうね。
明日も皆様、いい一日を!

2011年3月 6日 (日)

3月の星空 (1)

Index01

皆さん、こんばんは。今日からは3月の星空についてお話します。今月もお付き合いのほどお願いいたします。
3月! あっという間に春です。おりしも今日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」。冬眠していた虫が土の中から這い出すような陽気です。今は(名古屋では)雨が降り出していますが、これからはきっと一雨ごとに暖かくなっていくんでしょうね。夜も暖かくなってきますから、星空も見やすくなるかも。

では、今月もまずは3月の天文イベントについてお話します。

5日(日) 新月 
 ※過ぎちゃいましたが…。月が出ていないと調子の悪い私。三日月は8日(火)です。楽しみ!

13日(日) 上弦
 ※夜中の1時ごろまで半月が見られます。

20日(日) 満月
 ※18時ごろから一晩中見られます。18時でも最近はだいぶ明るいですね。

21日(月) 春分の日
 ※春分点(黄道と天の赤道が交わるところ)を太陽が通過する日のこと。よく「昼と夜の長さが同じ日」なんていわれますが、実際には大気などの関係で昼の方が14分ほど長いそうです。

23日(水) 水星が東方最大離角
 ※「最大離角」については以前当ブログでもお話しました。そのときの文章を以下に再度引用します。

「最大離角」というのは、「地球から見て太陽と内惑星(水星、金星)が一番離れて見える角度」のことです。「西方最大離角」なら明け方の東の空に、「東方最大離角」なら夕方の西の空に惑星があります。普通内惑星は太陽の近くにあるので、日の出前や日没後のほんの少しの時間しか見られないのですが、この前後なら太陽から離れているので長い時間見ることができて、観測のチャンスなんです。

「合」「衝」など惑星の位置を表す言葉は多いですが複雑ですね。下図が分かりやすいかもしれません。

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地球と太陽をつないだ線上にある惑星(つまり「合」の位置にあるとき)は、太陽に隠れてしまうので見ることができません。見やすいのは太陽から離れているとき。左右に離れているとき(地球よりも内側にある惑星なら「最大離角」、外側にある惑星は「矩(く)」と言います)か、外側の惑星なら太陽の反対側にあるとき(これが「衝」です)が観測のチャンスなんですね。

この日は水星が東方最大離角なので、夕方太陽が沈んでから1時間くらいだけ、西の空に見えます。ただし、かなり低い位置なので、高い建物や山などがないところで観測してみてくださいね。

26日(土) 下弦
 ※夜中の2時ごろに昇ってきます。

最後に各惑星について。木星の見頃はそろそろ終わりです。今日の時点でも19時ごろには沈んでしまいます。見られるのは今月中旬まで。では、次に見えるのはいつなのかな? えっと、10/29には再び「衝」になるようなのですが、見え始めるのがいつなのかは調べきれませんでした…ごめんなさい。分かり次第報告します!
一方まだまだ見頃なのが金星と土星。土星は夜半過ぎには南の空で輝いていますし、明け方南東の空では明けの明星がきれいです。
そしてこの夜中からは、春の星も輝き始めます。そんな話を来週以降していきたいと思っています。皆様どうぞよろしくお願いいたします。

それでは明日もいい一日を!

2011年3月 5日 (土)

【小説】朝日が昇るところ (9)

 明け方にはすっかり酔っ払っていた。外はまだ薄暗い。覚束ない足取りで、暗い道を進んだ。自分がどこに向かっているかも考えずに。
 気づいたのは、しばらく歩いてからだった。このまま行くといつもの河原だ。こんな日にさえもいつもの習慣が出てしまう自分に、苦笑するしかない。どちらにしても他に行くあてもないので、そのまま進むことにした。途中でカメラを持っていないことに気づいたけれど、それもどうでもいいと思った。どうせ今日もいるはずがないのだから。
 ところが、河原に近づくと、微かな歌声が耳をかすめた。幻聴? いや、耳を澄ませてもたしかに聴こえる。まさか。心臓が高鳴った。もつれてうまく動かない足で河原まで走り始めた。だんだん声が大きくなる。角を曲がると、視界が開けて河原が見渡せた。見回して声の源を探す。
 そこにいたのは子供たちだった。薄明の中、一〇人くらいの小学生が合唱の練習をしている。
 ……そりゃそうだよな。
 力が抜けて近くの石に腰を下ろした。無理に走ったせいで頭がくらくらする。しばらく座っていることにした。
 子供たちは、僕に気づく様子もなく練習を続ける。まだ薄暗いので、姿ははっきりと見えない。同じフレーズを繰り返し歌っているようだ。時々「ちがう」とつぶやく声が聞こえる。どこに引っかかっているのだろうか。最初はぼんやり眺めているだけだったが、歌声が持つ一所懸命な響きに、次第に引き込まれていった。知らず知らずのうちにこぶしを固く握りしめる。頑張れ。
 三〇分ほどそうしていただろうか。突然、東から光の線が差し込んだ。一本の線があっという間に広がって淡い光になる。川の水に、砂の一粒一粒に、太陽の光が反射する。辺りは柔らかい山吹色に包まれていく。
 僕は、ハッとして立ち上がった。子供たちが、輝いている。
 山吹色の光に負けないくらい、子供たちは輝きを放っていた。僕は、指でファインダーを作って、彼らをのぞき込んだ。
 あの時と同じだ。
 カメラを持っていなかったのが悔しかったけれど、それよりもようやく「輝き」に出会えた喜びのほうが大きくて、僕は拍手をした。子供たちはびっくりして振り向いたが、構わずに心から拍手を送り続けた。

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つづきはこちら

ご訪問ありがとうございます! あなたとの出会いに感謝。
はじめから読みたいと思ってくださる方(いらっしゃれば…)は、こちらからどうぞ。

2011年3月 4日 (金)

沖縄、いちごいちえ (6)

ようやく落ち着いて、同じバスに乗る人たちを眺める。他の人が皆荷物が少ないのを一瞬不思議に思ってから気づく。そりゃそうだ。この人たちは沖縄に行くわけじゃないんだ。失敗しただけなのに、自分だけ(たぶん)目的地が南国なのが何だか誇らしい。
しかしみんな若い! 会話から想像するに、大学の春休みを利用した旅行らしい。いいねえ、存分に楽しんでいらっしゃいね。とすっかりおばさん状態。
値段の安さだけで決めたバスだったから設備はまったく期待していなかったんだけど、ちゃんとスリッパや毛布(ひざ掛けみたいなものだったけれど)もついていて、得した気分。さっき取り込んだaikoを聴きながら、いよいよバス出発。これまでの混乱なんて何もなかったふりをして「夜行バス乗車!行ってきます~!」とツイート。気が緩んだのとバスの揺れに誘われて、そのまま眠ってしまった。
1時間後に再びツイッターを開くと、びっくりするほど大勢の方から「行ってらっしゃい」メッセージが(今改めて数え直したら、この時点で9人の方からメッセージいただいていました。嬉しすぎる)。早くも感涙。ああ、お兄ちゃんお姉ちゃん方、ありがとうございます。事件を起こさないようにこれからは気を付けます!とひそかに誓う。

さて、実は名古屋-大阪間は、たぶん車で3時間くらいでついてしまう距離。どうするのかなと思っていたら、西名阪自動車道の香芝サービスエリアで2時間半くらい(だったかな?)休憩とのこと。なるほど、そういう風にするのね。
香芝サービスエリアには1時半ごろ到着。せっかくなので、施設内をさまよってみることに。

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とてもきれいなサービスエリア。売店はかなり大きかったし、レストランもまだ開いていた。こういうところのおうどんっておいしいのよね。うーん…。

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…はっ! こんな夜中に何食べているの私!? いやその、つい小腹が空いて…。

そして、いつもの通りリラックマシャープペンも購入。

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しかし…

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これ、奈良でしょ…。とりあえずの目的地の大阪ですらないところであっさり罠にはまる私。(今調べて分かりました。香芝市は奈良県なんですね…)

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バスに戻ろうとしたら、月を発見。たしかこの日は近くに土星があったはず、と思って探したのだけれど、見つからなかった。違うところ見てたのかなあ。残念。

再びバスに戻り、仮眠。浅いのか深いのかよく分からない眠りから覚めると、もう大阪駅に着くところだった。

(つづく)

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春の空。空気は冷たくても、春はもうすぐそこ。

ずっと気になっていた、しょうがジャムに挑戦してみた。しょうがを皮ごとすりおろしてはちみつと一緒に煮詰めるだけと書かれていたので、さすがにこれなら私でも作れるだろうと思って。

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材料は、しょうが100グラムとはちみつ80グラム(あとはお好みでレモン汁少々)。
このしょうがを皮ごとすりおろして

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こんな状態に。

で、はちみつと一緒に煮詰めるんだよね…ぐつぐつ。

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あれ? えっと…。

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全然ジャムっぽくないんですけど、これって合ってるの?(たぶん何か間違えました…)

間違えようがないはずのレシピでも失敗したらしいです…無念。

でも

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こんな感じでとりあえずパンに塗って食べてみたら、身体もあったまって朝から元気。今の分を食べ終わったら、再挑戦してみようと思います。

それでは皆様、明日もいい一日を!

2011年3月 3日 (木)

沖縄、いちごいちえ (5)

今私の手元に、その時作ったTo doリストがある。
進行形の仕事のことはもちろん、各社へのスケジュール連絡、翻訳学校の課題とトライアルの訳出、ブログ更新、経理書類作成など、我ながら結構細かい。新聞ストップの連絡なんていかにも忘れそうなのに、意外とちゃんと覚えているなあ。えらいぞ、自分(ハードル低い…)。
荷造りリストも作った。空港で提出する書類やカメラの充電器など、忘れそうなものには「☆」をつけて注意している。いじましい努力に、2週間後の私は涙を禁じ得ない。
が、しかし。ここまでしても私の旅から波瀾万丈さが消えることはないのだった。

2月22日。朝から私は半泣きで仕事をしていた。前日に急な案件が入り、あんなに完璧に組んだはずのスケジュールがあっという間に危機に瀕していたのだ。
この日のTo doリストに並んでいるのは、仕事1件とトライアル2件と課題と(この辺さらっと読み流していただけると嬉しいです…)塾、それからaikoのベストアルバムを買いに行く、だった。
普通に考えたら、最後の項目の優先順位は明らかに低い。しかも、こんなことになるとは思わずわざわざ名古屋駅のCDショップで予約していたので、買いに行くだけで1時間以上かかる。aikoは帰ってきてからでもいいんじゃないの? …なんてもちろん思えない私。これはファンの自尊心の問題だ。aikoが14年目にして初めて出したベストアルバムを発売日当日に買わない人間が、今後偉そうにファンを名乗れるはずがない。
と不必要に大げさなことを考えて、泣きながら仕事とその他諸々を終わらせたのが15時。塾は17時半から。よし、間に合う! 家を飛び出して30分後、無事にベストアルバム『まとめ』を入手。

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その後塾も無事終わり、家に着いたのが21時半。
夜行バスの集合時刻は23時10分だ。父が車で送ってくれることになった。出発時刻まであと1時間ちょっと。これからブログを書いて最終確認した諸々の翻訳を送付してaikoのCDを取り込んで、そして何よりも荷造りが終わっていない! 「ドタバタ」の音が聞こえそうな状態。リストを見ながら必死に、しかし慎重に荷物を詰める。忘れ物だけはないようにしなくちゃ。そして、何とか時間内にすべての準備が完了。ちょうど迎えに来てくれた父の車に乗り込んで、息をつく。

しかし、安心するのは早かった。リストの最大の危険は、そもそもリストに載せ忘れている項目があれば努力がすべて水の泡と化すことだ。そう、書き忘れていたのである。これから乗るバスの申込書を…。
父に泣きついて家に戻る。パソコンの電源を再び入れて、申込み画面を立ち上げる(そこからなのか…)。あーん、立ち上がらない! 早く動いてよもう馬鹿っ! 自分のうっかりを棚に上げて、必死にがんばるパソコンをののしる私。ようやくプリントアウトした書類をつかんで、車に戻る。お父さん、よろしくお願いします!

というわけで、連載1回目にようやく戻ってきた。ドタバタしながらも何とか集合時間前に名古屋駅到着。父にあつくお礼を言って別れる。こんな娘で本当にすみません…。

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集合場所の「ゆりの噴水」前。いきなり受付のお姉さんの隣にいる一般の方に声をかけたりしつつも、何とか受付完了。

(つづく)

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あかりを付けましょぼんぼりぼんじゅーーる!
(盗作です…すみません)
今日は桃の節句。平安時代からあったらしい。元来女の子に限定せず身のけがれを払う日だったんだって。

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我が家の雛祭り。今日はE様に便乗して言ってみます。ごほん。あんこLOVE!

最近のブログタイトル「いちごいちえ」を見ていたら、いちごが食べたくなってしまった。

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甘いいちごに幸せ気分。
彩りある食べ物が増えてきて、さらにワクワク。春っていいね!

と言いつつ、明日くらいまでは寒い日が続くようです。まさに三寒四温。皆様どうかお風邪など召されませんよう。
それでは、明日もいい一日を!

2011年3月 2日 (水)

沖縄、いちごいちえ (4)

しかしやっぱり大丈夫ではなかった。伊丹空港の場合、発着時刻が予想より過酷だったのだ。
行きは水曜日の9時15分発(つまり集合はその1時間前)、帰りは金曜日の20時10分着。本当は、前後のスケジュールに影響を与えないように行きも帰りもお昼くらいに行動するつもりだったのだけれど、その計画はすでに破綻している。どうすれば無事に往復できるんだろう。電話を切ってからしばし頭を抱える私。再び仕事を放りだして、調査に入る。(この日まったく仕事になってない…)
名古屋から大阪の行き方は3つ――①新幹線②近鉄アーバンライナー③高速バスだ。たぶん、①新幹線なら行きも帰りも間に合うはずだ。でも、新幹線はできれば避けたかった。大阪往復自体が、まったく予定外の行動なのだ。この部分にかけるお金はできる限り減らしたい。だってもう沖縄に行くことだけでも予算オーバーしているのに。ぐすん。
色々調べてみて、行きは③高速バス、帰りは②アーバンライナーが使えそうだと分かった。火曜日の夜に名古屋から大阪に向かって、水曜日の朝飛行機に乗る。帰りは飛行機を降りてから1時間半後くらいに難波を出るアーバンライナーに乗って名古屋まで帰る。特に帰りは分刻みのスケジュールだけど、ギリギリ何とかなりそう。一安心。

自分の性格を考えると、つくづくよく生きているものだと思う。普段は割と慎重派で、行動する前にはリスクを十個以上考えてそれぞれについて対応策を練っておくことが多い(今「嘘っ」って思った方。本当ですよ~)。なのに、突然タガが外れて「きっと何とかなる!」の一言で目隠ししたまま砂漠に飛び出すようなことをしでかすのだ。今まで何度この性格のせいで恐ろしい目にあってきたことか…(遠い目)。
でも、こんな性格じゃなければ翻訳の勉強も始めてなかっただろうし、出会えなかった人もいっぱいいるだろうし、きっと悪いことだけじゃない。いつもなぜか本当に壊滅的なところまではいかないしね。
今回も申し込みからグダグダになったものの、実は結果オーライでもあったのだ。さっきも書いたけれど、最初は水曜日の昼発~金曜日の昼着で往復しようと考えていた。火曜日の夜と土曜日の朝の予定になるべく影響を与えないようにと思っていたから。つまり、沖縄滞在は賞味1.5日くらいという計画だった。でも、今回予定していなかったフライトにしたので、丸1日分長く沖縄にいられる。ということは野球のキャンプだけじゃなくて、観光もたっぷりできそう。
俄然ワクワクし始める私。でも忘れちゃいけない。水曜日から金曜日が完全につぶれるということは、その分前後でやることを事前にきっちり計画しなきゃいけないんだぞ。沖縄についてから「あっ」と思うことが絶対ないようにしなくちゃ。浮かれるのは沖縄に着いてから!
というわけで、1週間くらい前からTo doリストを作成し始めた「慎重派」の私。さて、どうなることでしょう(と書いたらどうなったのかばれますね…)。

(つづく)

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午前中仕事をしていたら、窓から差し込んでくる光がいかにも暖かそう。ちょうど12時台に少し時間ができたので、公園ランチを決行してみる。

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いい天気!と思ったけれど、意外と寒い…。

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川沿いの桜。1か月後には満開なんだろうな。

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パンと家で淹れた(また…)コーヒーのランチ。
本当はしばらく本でも読もうと思っていたのだけれど、寒さに断念。パンだけ大急ぎで食べて帰りました。

ネイビーソンちゃんのところに戻ると、

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可愛いお花発見。

春は動きたくなる。うずうず。ワクワク。

明日もいい一日になりますように!

2011年3月 1日 (火)

沖縄、いちごいちえ (3)

じわじわ高まった衝動が臨界点を超えたのは、2月10日お昼前。やりかけの仕事そっちのけで(駄目でしょ…)Google検索を始めた。
条件はかなり限られている。選べるプランは多くないはずだった。
まず日程。ドラゴンズのキャンプは2月中に終わってしまう。しかも、月曜日と火曜日は塾の仕事が、土曜日は東京の翻訳学校がある。行けるのは水~金の3日間しかない。16~18日か23~25日。
そして、一人で行けて、かつ決まったコースのないツアーであること。ここまでは絶対条件だ。
あとはできれば、キャンプ場に近い北谷に泊まれて、レンタカーのついているプランだったらいいなあ。そのうえで予算内におさまれば言うことないけれど、そこまでは望めないだろう。
とまあ、こんな条件で検索を始めたのだった。この時、絶対に入れなくてはいけなかった条件が一つすっぽりと抜けていることに、私はまだ気づいていない。

検索を始めて1時間。
なかなか条件に合うツアーは見つからない。絶対条件、特に「一人旅OK」というツアーがない。よさそうなものをクリックすると、必ず「最少携行人数2名」と書かれている。ツアー会社は一人旅したい女性に冷たいという話を聞いたことがあったけれど、本当だった。分かるけどね。ツインを二人で利用するという前提で安いんだろうし。でも仕方ないじゃないか。こんな突発旅行誰も誘えないし、そもそもしたいのは一人旅だし。何だよもう、意地悪。
ぶつぶつ言いつつも、放置していた仕事も気になり始めて焦る。いったん仕事に戻って出直すべきかもと一瞬よぎる。でも、今すぐ申し込まないと気持ちが再び萎えそうな気がした。それに、現実的に考えても、こんなにギリギリに申し込もうとしているのだから、先延ばしにしたらますます選択肢が減るだろう。
そのとき、ついに見つけたのだ。23~25日が空いていて、一人でも行けるフリープランで、北谷のホテルで、レンタカーもついているツアーが。我儘言ってみるものである。金額だけは予算を少々超えてしまっているけれど、それくらいは小さいこと(本当か?)。もう、このプランしかないでしょ。急いで申込み画面に移動して情報を入力する。すぐに「出発日が近いため、本日中に確認の電話をします」とのメールが届く。ほっとしてようやく休憩…じゃなくて、仕事に戻りました、もちろん!

数時間後。ツアー会社から電話がある。滞りなく手続きが進み、最後に自分の住所を伝えると、お姉さんから予想外の言葉が返ってきた。
「お客様は名古屋在住とのことですが、羽田発着でお間違いありませんか?」
「え…?」
すっかりセントレアで申し込んだつもりになっていた私。というよりも、空港のことなんてツアーを探しているうちにすっかり忘れていた。なんていい加減で不注意な自分。お姉さんは困ったように言った。
「弊社のプランは羽田か伊丹空港のみの発着となっております。いかがいたしましょうか?」
がーん。ショックで頭が真っ白になる。せっかくこのプランしかないと思ったのに。諦めるしかないのか? …いや、きっと大阪なら何とかなる。調べていないけれど、根拠はないけれど何とかなるはず。これ以上悩んでいたら、気持ちが萎えてしまう気がする(2回目…どれだけ弱いんだ私)。

勢いに任せることに決めた私は、そのまま口走った。「伊丹空港でお願いします」。

(つづく)

…全然旅が始まらない。どうしよう。読んでくださっている方、本当にごめんなさい! 1週間くらい読み飛ばしても、まだ沖縄には着いていないと思います…気長にお待ちいただけると嬉しいです。

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

今日から3月!大好きな春がやって来た。テンション上がっています。
とはいえ、今日は雨も降って寒くなりました。花冷え、でしょうか。皆様くれぐれもご自愛くださいませ。

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塾のお供に、ファミリーマートのオニ盛を。これおいしい! 家で作ったコーヒーと一緒にいただきます。

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…と言いつつ、わざとらしく爪を見せてみる。沖縄で初ジェルネイルしてもらいましたの♪ 今月は人と会う予定もなく、せっかくのお洒落が錆びついたまま終わってしまいそうなので、ここで無理矢理公開。爪の色も春っぽいんじゃない? ウフフ~(テンションおかしくなってるし)。

それでは皆様、明日もいい一日を! 

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