« 文体診断 | トップページ | every cloud has a silver lining »

2011年6月 4日 (土)

月のなまえ(2)

前回に続いて、月の別名と写真を紹介します。

陰暦七日(月齢6)

057_ (月齢5.7)

  • 月の盃。(こんな演歌もありましたね…)



60__3 (月齢6.0)

こんな風に夕方見える月なら、夕張月

※ただ、この二つは必ずしも月齢6の月だけをさす別名ではありません。三日月よりは膨らんでいるけれど半月にはなっていない月、くらいだとおおざっぱに考えていただければいいかと思います。

陰暦八~九日(月齢7~8)

073 (月齢7.3)

  • 上弦(じょうげん)、弦月(げんづき)。月全体を弓の形に、直線部分を弦に見立てています。なぜ「上」なのかというと、真夜中にちょうど弦を上にして沈むからです。
  • 弓張月。(こーはくのーゆみーはりづーきぃ~♪の弓張月です…分かりにくい)
    「上」をつけて上(かみ)の弓張上つ弓張とも言います。



079_ (月齢7.9…ほとんど一緒ですね)

陰暦九日(月齢8)

077_ (月齢8.3)

  • 九夜月(くやづき)



陰暦十日(月齢9)

090_ (月齢9.0)

  • 十日夜(とおかんや)


ですが、これは正式には陰暦十月十日の夜のこと。東日本では、この日までに刈り入れを終わらせて、この日の夜に収穫と田の神が山に帰ることを祝ったのだそうです。
ちなみに西日本にも「亥の子」という同じような行事があり、陰暦十月の亥の日に祭りが行われたそうです。

093_ (月齢9.3)

だいぶ月が膨らんできました。次回は満月までご紹介できたらいいなあ。

それでは、明日もいい一日を!

« 文体診断 | トップページ | every cloud has a silver lining »

天文のおはなし」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 月のなまえ(2):

« 文体診断 | トップページ | every cloud has a silver lining »