月のなまえ(2)
前回に続いて、月の別名と写真を紹介します。
陰暦七日(月齢6) (月齢5.7)
- 月の盃。(こんな演歌もありましたね…)
(月齢6.0)
こんな風に夕方見える月なら、夕張月。
※ただ、この二つは必ずしも月齢6の月だけをさす別名ではありません。三日月よりは膨らんでいるけれど半月にはなっていない月、くらいだとおおざっぱに考えていただければいいかと思います。
陰暦八~九日(月齢7~8) (月齢7.3)
- 上弦(じょうげん)、弦月(げんづき)。月全体を弓の形に、直線部分を弦に見立てています。なぜ「上」なのかというと、真夜中にちょうど弦を上にして沈むからです。
- 弓張月。(こーはくのーゆみーはりづーきぃ~♪の弓張月です…分かりにくい)
「上」をつけて上(かみ)の弓張、上つ弓張とも言います。
(月齢7.9…ほとんど一緒ですね)
陰暦九日(月齢8) (月齢8.3)
- 九夜月(くやづき)
- 十日夜(とおかんや)
ですが、これは正式には陰暦十月十日の夜のこと。東日本では、この日までに刈り入れを終わらせて、この日の夜に収穫と田の神が山に帰ることを祝ったのだそうです。
ちなみに西日本にも「亥の子」という同じような行事があり、陰暦十月の亥の日に祭りが行われたそうです。 (月齢9.3)
だいぶ月が膨らんできました。次回は満月までご紹介できたらいいなあ。
それでは、明日もいい一日を!
« 文体診断 | トップページ | every cloud has a silver lining »
コメント