月のなまえ(3)
では、今日もいきます。月の形ごとの別名と写真紹介です。
陰暦十一~十二日(月齢10~11)
特別な別名はありません。 (月齢10.0)
この頃までは、夕方にも月が見えます。 (月齢10.8)
(月齢11.0)
かなりふくらんできました。
さあ、いよいよお月見の時期です。
陰暦十三日(月齢12)
- 十三夜。
(月齢12.0)
「十三夜」は、毎月の陰暦十三日のことなのですが、特に九月十三日のことをさすこともあります。この後書きますが、陰暦八月十五日が正式な十五夜であるのに対し、「後の月」とも呼ばれています。
縁起のよい月とされ、地方によっては「十三夜様」と言って拝まれたり、この日に晴れると小麦がよくとれるとされていたりします。
陰暦十四日(月齢13)
- 小望月(こもちづき)→望月(=満月)のちょっと手前、ということですね。
- 幾望(きぼう)→「幾」は近い、という意味です。
- 待宵(まちよい)→こちらは、特に中秋の名月(陰暦八月十五日)の前夜をさすことが多いです。
(月齢13.0)
その昔、お月見は今のお花見のようなイベントでした。「もうすぐだね」とみんなワクワクしながらその日を待ったんでしょうね。「待宵」、好きな言葉です。
そしていよいよ待ち焦がれたその日が…!
というところで、次回に続きます(笑)。
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