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2011年6月13日 (月)

月食のおはなし

ぎりぎりになってしまいましたが、明後日の夜中(むしろ明け方)に見られる皆既月食の話をしたいと思います。

今回の皆既月食、実はかなり条件が悪いです。

  • 梅雨時なので晴れる可能性が低い、晴れても冬のような澄み切った空にはならないことが多い
  • 時間が遅い
  • 月食が起きるのがかなり低空で、見づらい

うーむ…。
し、しかしせっかくの月食。少しでも見られたらラッキーくらいのつもりで挑戦しようと思います!

20110616thumb600x337116_2

こちらは名古屋の状況です。北に行くほど見られる位置は低くなります。

今の季節、晴れていても何となく空が霞がかったようにもやもやしていて、低い位置の天体を見るにはあまり適さない時期。
さらに、欠けている月はとても暗いです。
きれいに晴れ渡っているときに、さらに双眼鏡などを使うと観測することができるかも。
南西の空です。ぜひ挑戦してみてくださいね!

さて、そもそも月食って何なのでしょう?

Page3_3 (一番左は太陽です)

月食とは太陽、地球、月が一直線に並んだときに月が地球の影に入るため、太陽の光があたらなくなる現象です。月は自分では光っていませんから、影の中に入った部分は欠けて見えます。部分的に影の中に入る場合を部分月食、より一直線に近くて全部影の中に入る場合を、皆既月食と言います。

そう、月食で月が見えなくなるのは、地球の影のせいなんですね。
一方、普段の月の満ち欠けは、実際に月に太陽の光が当たっている部分と当たっていない部分に対する地球からの見え方です。

そのため、月食と普段の満ち欠けとでは、境界線の見え方が違うんですよ。
月食の方がぼんやりして見えます。地球には大気があるからです。大気の揺らぎを受けて、月に映る影の輪郭もぼんやりしているんですね。
(月を通して地球の大気を見ているということです。こういうのって想像するとゾクゾクしてきます)
一方、普段の満ち欠けの場合は、くっきりしていますよね。これは、太陽の光が当たる月に大気がないから。
ご覧になる際は(見えればですが)、そんなところにも注目してみると面白いかもしれません。

ちなみに、今年はもう一度皆既月食を見るチャンスがあります。12月10日の夜です。
こちらは条件がいい(欠け始めが21時半頃、皆既月食が23時台)ので、期待大ですね!

15日の夜中(=16日の明け方)晴れるといいなあ。てるてる坊主かな。

それでは皆様、明日もいい一日を!

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