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2011年7月22日 (金)

7月の星空(3)~ベスタのお話~

今、書き上げた記事がエラーで全部消えて、ちょっと立ち直れなくなっているくまぼぼです。。こんばんは。
くそー、負けるもんか。もう一度書くもん!
(なんで長いの書いた日に限って消えるんだ?)

改めて。
今日は以前に予告していた通り、小惑星ベスタを紹介します。
ちょっとマニアックな話になりますので、ご興味のある方だけでもよろしくお願いいたします。

まずは、「小惑星」について、簡単にご紹介します。

Planetsasteroidsmitaka_2

上図は、太陽と各惑星の関係です。
惑星は、水星→金星→地球→火星→木星…と続いていきます。
でも、火星と木星の間には他とくらべてずいぶん広いスペースが空いていますね。
ここに何かあるんじゃないか、と初めて考えたのは、何と16世紀のドイツ人天文学者、ヨハネス・ケプラー(1571-1630)です。
まだ望遠鏡の精度も高くなく、もちろん木星まで飛んでいくなんてこと考えられない時代(というか、まだ天動説が根強かったころ)、信じられない想像力です。
その後、「このあたりにあるはず」という予測もなされ、多くの天文学者が望遠鏡を向けてみましたが、なかなかそれらしきものは見つかりません。
ついに発見されたのは1801年です。イタリアの天文学者ジュセッペ・ピアッツィ(1746-1826)が、星図になく恒星とは異なる動きをする星を発見して、これを「ケレス」と名付けました。その位置は、事前の予測とぴったりだったのだとか。すごーい!
その後、いくつか同じような星が発見されると、ウィリアム・ハーシェルが「恒星のように見える天体(=惑星にしては小さすぎるから、ということなんですって。逆じゃない?と思うけれど、地球から望遠鏡で観測していたら、そういう気持ちになるんだろうなあ)」という意味で asteroid (アステロイド)とよぶことを提案します。世界的には、この名称が今でも広く使われています。
小惑星はその後も次々に発見されています。今では、上図のように膨大な数です。2011年6月時点で、28万個以上の小惑星が見つかっているそうですよ。
なお、やはり事前の予測どおり、小惑星の多くは火星と木星の間に集まっています。それで、この空間のことを「小惑星帯」と呼びます。

さて、その小惑星の「ベスタ」です。
ベスタは、1807年にドイツのアマチュア天文家ハインリヒ・オルバース(1758-1840)が発見しました。
その最大の特徴(私でも分かるレベルで)は、大きさ。ほとんどの小惑星は直径100km程度なのですが、ベスタはなんと530km。
(ちなみに一番大きいのは前述のケレス。こちらは直径約950kmです)
そのため、大袈裟な望遠鏡がなくても、双眼鏡でも(条件がよければ肉眼でも)観測することができるわけです。

Vestasky_3

それでは、ベスタの見つけ方です。
今の時期、真夜中に真上を見ると夏の大三角が見えています。一番高くにあって一番明るい星(こと座のベガ)から南東のわし座のアルタイルを結び、そのままアルタイルの方向に同じくらいの長さを伸ばしてみてください。暗い星で逆三角形が作れると思います。これがやぎ座です。今ベスタは、やぎ座の中にいます。

Vestachart_2

こんな状態で移動しています。双眼鏡など使えば十分見られますので、月明かりのないときにぜひ探してみてくださいね!

**

ふう…(疲)
それでは、明日も幸せである様に♪

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