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2011年9月26日 (月)

おなじ

今日も「天文学の最前線」、聞きに行ってきました。というか、今日が最終回。あっという間だったよう。

この3回のセミナーでは、
・現在の天文学ではどのような観測・研究を行っているのか
・その結果わかってきたこと、特に
 →星や銀河はどうやってできているのか
という話を聞くことができた。

もちろん、研究結果自体もとても面白かったのだけれど、それ以上に面白かったのが、その結論に至るまでの流れ。
天文学というのは、直接対象のすぐ近くまで行って触ってみることのできない分野。だから、仮説を立てたり、観察結果から結論を導き出すまでの流れがとても大切なのだそうです。

①最初は、理論から仮説を立てる。
②でも、実際に観察してみると、仮説と異なる部分が出てくる。なぜだろう?
③さらに詳しく観察。
見つかったそれぞれの観察結果を照らし合わせたり、計算したりする。
④観察結果の点を結びつけるようなストーリーを考える。
⑤導き出したストーリーに、他の説との齟齬がないかどうかを確認する。

うん、その流れ、すごく納得です。

とくにゾクゾクしたのが、銀河がどのように生まれるのかについての研究だった。
(以下、めちゃめちゃざっくりまとめようとしているので、細かい部分ではおかしなところがあるかもしれません…)

①銀河というのは星の集まりなのだから、仮説として自然なのは、星がだんだん集まって銀河になる、さらにその銀河の中でも星が作られて大きくなっていく、というもの。小→大ですね。

②ところが、観察してみると、実際には先に大きな銀河からでき始めているように見える。
正確に言うと、大きな銀河はずいぶん昔(100億年以上前)からあるし、比較的最近(80億年前以降)生まれた小さな銀河がある。
ということは、少なくとも単純に「小→大」の流れではないということ。
なぜそんなことが起きるのか?

③さらに観察を進めると、以下のことがわかった。
・やっぱり小さい銀河の方が短い時間で生まれている(最初の仮説とあっている)
・銀河の合体が起きている→特に、大きな銀河の外側に小さな銀河が落ちて、そこで新しい星が作られていることがある

④そこから言えそうなストーリーは…
最初は星が集まって銀河ができて、銀河の中でもたくさんの星が生まれていった(この部分は仮説通り)。
しかし、ある時点(約80億年前)で、もともとあった銀河は新たな星を作るのをやめる。小さな銀河が落ちてくると合体して、そこでまた星ができる。
大きな銀河に引き寄せられることのないまま無事だった小さな銀河は、そのまま。
さらに、80億年前以降にも新しい銀河が生まれて、これが「比較的最近生まれた小さな銀河」になる。

⑤この説なら、まずは他の説とも齟齬がなさそう。
とはいえ、まだわからないことも多い。今後の研究対象。

(なんだかもうグダグダになってきた…(泣)。こんなにまとめがうまくいかないのは、まだ私がちゃんと理解していないからだな、きっと)

単に「小→大」じゃないなら「大→小」なのかな、と考えるのではなく、あくまでも観察結果からストーリーを導き出す。
この観察は3年かけて行われたものだ。プロジェクト自体は壮大で簡単には理解できないけれど、考えを進めるときの流れは、私が普段しているものと同じ。
理系だからとか文系だからなんて、物事をどう考えるかには関係ないんだなあ。…と、以前から思っていたことだけれど再認識。

そして、改めて天文学をもっと勉強したいと思った。

3か月間ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします!
(教えていただいた内容は、もう少し自分の中でまとめなおします…うう)

K_m

終了後のプリン。おいしーい!

明日も幸せである様に♪

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