秋、京都へ(8)
さてさて、お次は?
まずは宇治川まで戻ってきたよ。今までいたのは、川の西側。これからこの橋を渡ります。
川の手前には、紫式部像。
川の真ん中に島が(分かりにくいけど)。見えているのは橘島。あの島伝いに川を渡ることもできるんだって。
橋を渡って少し進んでから裏道に。閑静な住宅街です。こんなところに目的地が?
ありました!源氏物語ミュージアム!
ミュージアムの周りには、この植物が。コムラサキシキブって言うんだって。
落ち着く建物。
おおっ、先月こんなことが!
中はいくつかの部屋に分かれています。最初はまず『源氏物語』のあらすじや時代背景を紹介している「平安の間」。映像とナレーションで説明してくれます。とてもテンポよくわかりやすい説明だったので、あまりストーリーを知らないまま行ってもちゃんと追えると思います。それから、六条院(光源氏が建てたお屋敷で、春夏秋冬になぞらえた部屋にそれぞれの恋人を住ませているという、すごい場所です…)の模型もありました。
そして、ここは宇治。「宇治の間」では、「宇治十帖」(『源氏物語』最後の10章です)をテーマに、部屋全体を使って場面を描写していました。これがびっくりするほど豪華でしかも緻密。お勧めです。
さらに、「橋姫」という映画も観られるんだけど、これは…怖かったです。夢に出てきそう(と思っていたら、その後本当に夢に出てきた。ひー)。女って怖いなあ、あんまり怒らせないようにしよう…とますます自分の性別がわからなくなることを言ってみたりして。
そして、ここではとても恥ずかしいことが発覚。
【回想シーン】
平等院内の博物館(鳳翔館)で藤原家の家系図が展示されていた。
道長の時代ならまあまあ詳しい(つもりだった)私は、偉そうにSさんに人間関係を解説した。
「道長が後継人をしていたのがこの定子っていう人で、この人に紫式部は仕えていたんですよ」
……と。
今思えばこの時、うっすらと「じゃあ清少納言が仕えていたのは誰だっけ」とよぎっていたのである。しかしそのままなかったことにして、旅は先に進んでしまったのだった。
【回想シーン終わり】
そして、源氏物語ミュージアムで改めて人間関係の図を見ているときに、急に思い出したのである。間違えてるよ私!!
ごめんなさい!道長が後継人をしていたのは、彰子です!定子は勢力争いに敗れた側の人です。定子に仕えたのは、清少納言。彰子に仕えていたのが、紫式部です。
(ちなみに関係としては、彰子は道長の娘で、定子は道長の姪っ子。定子の父親(つまり道長の兄)の道隆が強大な権力を持っていたので、道隆存命中は定子の方が力があり、帝の寵愛も受けていた。でも、道隆の死後、道長はライバルの親戚たちを次々に失脚させていき、娘の彰子を帝の正妻にすることに成功したのだ。…ってもう誰も読んでないかも)
ああ、もう絶対うろ覚えで人に解説なんてするのやめよう。すぐ調べよう。ああ、くよくよ。
笑って許してくださったSさん、本当にありがとうございました。。
気を取り直して(ばかりだけど)、次の目的地へ。
(つづく)
***
弁当ランチ。ここにうどんとご飯が付くセット。今日初めてうどんをきしめんに変更できることを知った。おおっ、ぜひそれで!(こてこての名古屋人)
さて、先日プロ野球の順位がすべて確定しました。
今年も順位予想をしていたのよね。答え合わせしてみましょ(関心のない方、いつも本当にすみません)。
【予想】
- ヤクルト
- 中日
- 阪神
- 巨人
- 広島
- 横浜
【結果】
- 中日
- ヤクルト
- 巨人
- 阪神
- 広島
- 横浜
色つきのところが、それぞれ逆でした…しょぼん。
うーん、割といい線いっていると思っていたんだけどなあ。
「本当は、巨人はもう少し順位を上げたいのだけれど、今年はちょっと逆風が多すぎるよね。」
とか偉そうに書いていたけれど、巨人の個々の選手の能力は想像以上でした。盗塁も多いし、いい選手がたくさん育っている。さすがでした。
それから、ヤクルトは本当にいいチームなんだけどなあ。最後怪我人が続出してしまったのが痛かったよね。来年、引き続き応援したいチームです。
一向に当たらないこの予想、来年もやってみようっと。来年はパリーグについても予想してみたいなあ(暴走)。
明日も幸せである様に♪
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