11月の星空(1)
みなさん、こんばんは。
あっという間に今日から11月。
ついこの間まで暑いくらいだったのに、すっかり冷えるようになりましたね。
冷え症くまぼぼとしては苦手な冬ですが、一方で冬は空が澄んでいて星空が綺麗に見える季節。だんだん明るい冬の星座も昇り始めていますので、夜空のもとでのお散歩も楽しいかも。
■11月の天文現象
3日(木)上弦
こちらは本日(11/1)の月です。明後日にはちょうど半円になるんですね。
6日(日)頃 おうし座南流星群が極大
おうし座流星群、という流星群が、10月末~11月中にピークを迎えます。この日は「南」流星群、そして1週間後に「北」流星群が極大となります。
ただし、この流星群はピーク時でも1時間に数個程度のもの。
月も出ている時期ですし、あまり期待せずにのんびり眺めるのがいいかもしれません。
(とはいえ、流れるときはゆっくり目のスピードのものや非常に明るいもの(火球といいます)が多いそうなので、チャンスではあるかも)
11日(金)満月
13日(日)頃 おうし座北流星群が極大(上記参照)
14日(月)水星が東方最大離角
日没後、南西の空で見ることができます。金星のすぐ下ですが、どちらもかなり低い位置なので見にくいと思います。南西の空が開けたところで、ぜひ探してみてくださいね。
17日(木)しし座流星群が極大
この流星群は、10年ほど前に流星雨となりニュースにもなったので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
残念ながらここ数年はめっきり数が減ってしまっていますし、今年は月明かりもあるため条件はよくないです。
しかし、いつ活発な活動になるともかぎりません。お時間のある方は見上げてみてもいいかも。
チャンスは、11月17日から日付が変わって18日の夜明けにかけて。特に明け方がチャンスです。見たいなあ。(以下、まったくどうでもいい上に恥ずかしすぎる思い出話なので、ぜひ読み飛ばしてください)
しし座流星群には、平常心でいられない思い出がある。
実はこの日がくまぼぼの誕生日。十代の頃は、いつか誕生日に好きな人と流れ星を眺められたら、と夢見ていた。
そしてハタチの誕生日を前に、片思いの相手に二人で流れ星を観に行きたいと誘ったらなんと来てくれるという。必死にそれまでに免許をとって、当日は私の(というか親の)車で山に移動。もうドキドキ。
そして勢い余った私は、山の上で告白!
しかし、「好きな子がいる」とあっさりふられる私(じゃあ来るなよ!と10年後の私は突っ込みたい)。こんな山の上で気まずすぎる。
しかも追い打ちをかけるように空は曇天。流れ星どころか星すら見えやしない。
もう、どうやって帰ったんだか覚えてません。
がっくりな思い出。だから、ごく個人的にあの最悪な思い出を上回るような流星雨を見たいなあ、とずっと思っているんだけど、そんな不純な動機はかなえてもらえないのよねえ。はぁ。
気を取り直して(笑)。
19日(土)下弦
25日(金)新月
ちなみにこの日は部分日食もありますが、残念ながら日本では見られません。南極大陸とその周辺で見られるようです。
■惑星の見え方
水星、金星→上記の14日の項目をご参照ください。
火星→今はしし座のあたりにいます。真夜中に東の空から昇ってきます。
11月中旬には、しし座の1等星レグルスのすぐ近くを通ります。
火星は赤、レグルスは白い星なので、コントラストも楽しめそうです。
木星→今はおひつじ座のところにあり、ほぼ一晩中見えています。今空を見上げて、東から南、西までたどったときに一番明るく見える星があれば、ほぼ間違いなくそれは木星です。本当に目立っていますよ。
土星→今はおとめ座のところにいます。今なら明け方5時ごろ、今月下旬には3時半ごろに東の空から昇ってきます。
今月もできるだけ空を見上げたいなあと思っています。
明日も幸せである様に♪
« せっかくなので浮かれてみる | トップページ | 77円(11月13日、追記しました) »
コメント