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2011年11月23日 (水)

11月の星空(2)

Index01

…一体いつの間に11月は残り1週間になってしまったのでしょう。追いついたと安心したのもつかの間、再び遅れ始めた星座紹介です。

前回は、ペルセウス座、ペガスス座、くじら座を紹介しました。
ここにあと3つ星座を加えると、壮大なストーリーが始まります。アンドロメダ座、カシオペア座、ケフェウス座です。
一つずつ見ていきましょう。

まずは、前回も探したペガスス座を見つけます。今の季節なら夜の8時ごろに頭の真上に大きな四角形が見つかるはずです。これがペガスス座、秋の大四辺形とも呼ばれるのでした。
実は、このうち北東の角にある星は、これからご紹介するアンドロメダ座の星でもあるのです。

Dscf2581

(右上の「L」のようになっているところが、秋の大四辺形です)
ペガスス座と共有している星が、頭。ここから東に向かってアルファベットの「A」の形に星が並んでいます。

Dscf2578

こんな姿です。
エチオピアの王女、アンドロメダの姿です。絶世の美女と言われています。
ところが、王女様鎖につながれていますね。なぜなのでしょうか(神話の話は、最後にまとめてします)。

アンドロメダ座は秋の代表的な星座です。特に有名なのが、アンドロメダ大星雲。これは「星雲」なんて呼ばれていますが、約4000億個の星々からなる「銀河」です。私たちの地球や太陽が含まれている銀河のことを「天の川銀河」と呼ぶのですが、そのさらに外側にある星の集まりなんですよ。その距離なんと約230万光年。もう想像もつかない距離です。
肉眼でも見えますよ。ぼんやり輝く光の雲のようです。

(どうしても書かずにはいられない…)
aikoに「アンドロメダ」という曲があります。「何億光年向こうの星も肩についた小さなほこりもすぐに見つけてあげるよ この目は少し自慢なんだ」という歌詞があるのですが、この部分がアンドロメダ大星雲をイメージしているのでしょうね。「億光年」ではないことも「星」ではないことも、問題ありません!(「何百万光年向こうの銀河も」ではひどすぎますもの)そう、空の暗いところで、目のいい人なら、肉眼でも十分見ることができますよ。

では続いて、そのアンドロメダのすぐ北側。こちらも見つけやすい星座です。

Dscf2580

今の季節なら、北の空にアルファベットの「M」の形が簡単に見つかると思います。これがカシオペア座です。
(この絵は昇ってくるときのもので、むしろ「W」の形に見えるのですが、今のように高く上がると、ひっくり返って「M」になります)

Dscf2577

こんな姿をしています。
カシオペアは亀の名前ではなく(誰かわかってー。焦)、エチオピアの王妃、つまりアンドロメダの母親です。
こちらも非常に有名な星座です。

ちなみに、カシオペア座は北極星を見つける目印としても使われます。

Photo

落書きみたいになってしまった(泣)縮尺も適当なんですが。

①→②、⑤→④の方向にそれぞれ伸ばします。ぶつかったところを、仮に⑥とします。
そうしたら、⑥と③を結んで、その5倍の長さ伸ばしたところにあるのが北極星です。
めんどくさいですねえ。。こんなの最初に気づいた人は本当にすごいと思います。
それだけ、北を示す北極星は大事だったということですね。

最後は、そのカシオペア座と北極星に挟まれた星座、ケフェウス座です。

Dscf2579

あまり明るい星はありませんが、きれいな五角形なので意外に見つけやすいです。

Dscf2576

ケフェウスは、エチオピアの王様。つまり、カシオペアの夫であり、アンドロメダの父親です。家族が仲良く並んでいるわけですね。

五角形のとがった方を上に向けた場合の底辺左側の星は、ケフェイドという変光星です。5日8時間47分39秒という周期で、3.5等から4.3等の間で明るさを変えます。
また、底辺のすぐ下にはもう一つ変光星があります。ガーネット・スターと呼ばれ、3.6等から5.1等まで明るさを変えますが、目の覚めるような赤い色をしているのが特徴です。この色があまりにも印象的だったため、イギリスのウィリアム・ハーシェルが「ガーネット・スター(ざくろ石星)」と名付けました。私も昔一度だけ望遠鏡で見たことがあります。怖くなるくらい真っ赤でした。。

さて、それでは神話です。
エチオピアの王女、アンドロメダ。その美しさは、母親のカシオペアにとって大の自慢でした。しかし、その気持ちが行きすぎて「うちの娘は海のニンフ(妖精)よりも美しいわ」と言ってしまったのです。それを聞きつけた海の神は怒り狂い、娘を海のいけにえにするように父親のケフェウスにつめよりました。
苦悩する父親に対してアンドロメダは自分からいけにえになると言います(昔話のヒロインはみんなけなげだよねえ。涙)。
当日、アンドロメダは海の岩につながれていました(星座の姿ですね)。そこに化け物くじら(=くじら座)が現れます。くじらは次第にアンドロメダに近づいていきます。今にも丸呑みされそうなアンドロメダ。危ない!
そのとき登場したのがペルセウス。メデューサを退治した帰り道、ペガススに乗って通りかかったのです。
戦いの末、ペルセウスは化け物くじらを退治します。これに感激したケフェウス・カシオペア夫妻は、アンドロメダをペルセウスの妻にしたのでした。めでたしめでたし。
…海の神の怒りはいいの?(笑)

というわけで、二回にわたってお伝えしてきました秋の星座特集もおしまい。
次回からは、マイナーな秋の星座を紹介していきたいと思います。

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星座一覧表はこちら

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もう甘えていたらだめなんだ。
私が守らなくちゃいけない。大切なものを何も失わないように。
本当にがんばるから、待っていて。

明日も幸せである様に♪

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