月のなまえ(6)
またもや2か月近く経過…(汗)。
前回は、「更待月(陰暦二十日)」まで紹介していました。
このあたりからは、起きている時間になかなか月が昇ってこないのでなじみが薄くなるためか、別名も激減します。最後まで一気にいこうと思います。
陰暦二十二日~二十三日(月齢21~22) (月齢21.0)
この頃の月は下弦の月と呼ばれます。上弦とは逆の向きの半月ですね。
その他、形からついた別名は
- 下の弓張、下つ弓張
また、この頃の月は子の刻(午前0時ごろ)に昇り、夜明けに南中します。そのため、こんな別名も。
- 真夜中の月
- 有明月(ありあけづき)…本来は十六夜以降の総称ですが、夜明けの空(有明の空)に昇る月、ということでこの日以降に呼ばれることが多いです。
それから、下弦の月もお月見の時期です。
- 二十三夜待ち(にじゅうさんやまち)…この日の夜半過ぎに月が昇ってくるのを待つこと。願い事がかなうといわれています。
- 二十六夜(にじゅうろくや)
静岡市では、9月26日の夜に人が集まって「年に一度の六夜さん、御船に拝む嶺の月かげ」と唱える風習が残っているそうです。
陰暦二十七日(月齢26) (月齢26.0)
陰暦二十九日(月齢28.0) (月齢28.0)
- 暁月…先ほどの有明月と意味は同じですが、特にこの頃の月を呼ぶことが多いようです。
陰暦三十日(月齢29.0)
- 晦(つきこもり、つごもり)…月の末日。月がこもり隠れるところから。
- 晦日(みそか)…「三十日」から呼ばれる別名。ちなみに、一年の最後の日「大晦日」も、この言葉から来ています。
今回は、月の満ち欠けに合わせて別名をご紹介しましたが、実際にはこのカテゴリーに当てはまらないものも多いです。そういう別名も、また紹介したいと思います。
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今回あまりに連載がとびとびになってしまったので、「まとめ編」ページを作ってみました。
よかったらこちらもご覧くださいませ♪
明日も幸せである様に♪
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