12月の星空(1)
皆さん、こんばんは。いよいよ今年最後の月です。
今月は、2つの大きなイベントがあります。ちょっと1日では書ききれないボリュームだったので、今日から数日に分けてご紹介していきたいと思います。
■12月の天文現象
2日(金) 上弦
※いつもはここで今日の月を紹介するのですが、今日は曇っていて見えません…残念。
10日(土) 満月/皆既月食
全国で見ることができます!時間は10日21時45分から翌11日1時18分にかけて。詳しくは、明日以降紹介したいと思います。
14日(水)夜~15日(木)明け方 ふたご座流星群極大
今回は月明かりがあるために条件はあまりよくないですが、何といっても三大流星群の一つ。明るい流星なら十分に楽しめると思います。こちらも、数日以内に詳しく紹介するつもりです。
18日(日) 下弦
22日(木)夜~23日(金)明け方 こぐま座流星群極大
心惹かれる名前…(笑)。こちらが今年最後の流星群です。こぐま座、つまり北極星のあたりから流れ星が流れます。1時間に数個程度という小さい規模ではありますが、くまのよしみで眺めてみようと思います。
23日(金) 水星が西方最大離角
この頃、明け方の南東の空で観察できます。ついこの間までは夕方の空だったのに、あっという間に位置を変えるんですね。
細い月とさそり座のアンタレスの近くに、マイナス0.3等の水星が見えます。
25日(日) 新月
■惑星の見え方
水星→上記の23日の項目をご参照ください。
金星→日没直後の南西の低空に見えます。マイナス3.9~4.0.等と明るいので見つけやすいです。月末になるにつれ、さらに位置が高くなるので、ますます見えやすくなります。
火星→今もしし座の位置にあります。真夜中の遅い時間に昇ってきます。17~18日ごろには、すぐ近くに月が見えます。
木星→おひつじ座からうお座に移動します。日没後東の高い位置に出ており、そのまま一晩中見えています。6日ごろには、月と並んでいます。
土星→おとめ座の位置にあり、真夜中に東南東から昇ります。20日ごろには近くに月があります。
「皆既月食」と「ふたご座流星群」については、明日以降ご紹介します。
にぎやかな冬の空。寒くなりましたが、少し見上げてみるとたくさんの星で明るいくらい。
自分自身、空を見上げる余裕を忘れないでいたいと思います。
明日も幸せである様に♪
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