そしてどこまでも優しい気持ち
雪の中届いたお届け物。
イチゴジャムと、マーマレードジャム。
え?何?何?
差出人は、ニュージーランドにいたころの友人。(日本人です)
前にも書いたかもしれないけれど、今年は留学から10年。せっかくだからみんなで熱海に旅行しようという計画があった。
ところが、ごく個人的な事情で、どうしてもこの集まりに参加できなくなってしまった私。もう日程まで決まった後だったのに、断りの連絡を入れることになったのだった。
ジャムと一緒に入っていた手紙には、「会えなくて残念だった。本当は熱海でプレゼントを買おうと思っていたけれど、いいものがなかったから、今さらのプレゼントになってごめん」の言葉。
ごめんって…!
ドタキャンしたのは私の方なのよ。プレゼントっていうなら、むしろ私の方が送るくらいなのに。
もうこの時点でほとんど泣いていたのだけれど、話はまだ続く。
お礼メールを送ったら、夜になって返事が来たのだけれど、そこにはこう書かれていたのだ。
「あのころもマーマレードが好きだったなと思って」
そう、私ニュージーランドでマーマレードジャムを買い込んでひたすら食べていたんだった。そんなこと、本人ももう忘れていたのに、なんで覚えてくれてるの?(書いていて思い出したけど、この人、ニュージーランドでもマーマレードジャムをプレゼントしてくれたんだった。涙)
私なんかには過分なほどの優しさを与えてくれる人が、本当にたくさんいてくださる。
こんなに返しきれないと慄いてしまうくらいに。
自分には、自分の人生を一生懸命生きることと、大好きな気持ちを伝えることしかできないです。何だか申し訳なくなってくるけれど、それでもいいと言ってくださる方がいらっしゃれば、どうかこれからもよろしくお願いいたします。
明日も幸せである様に♪
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