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2011年12月17日 (土)

心から愛した人

絶賛KANルネッサンス活動、引き続き。

どうも、私が歌うたいさんを紹介するときは歌詞のことばかり話しがちなんだけど、KANの場合特に、それでは片手落ちだよね。
KANはもちろん歌詞も素晴らしいけれど、曲作りのこだわりもものすごい人だ。私では曲作りの細かいところはとてもわからないけれど、有名な話としては、さらっと作っているように見える曲の中に、他の人の曲がフィーチャーされているパターンが多いこと。

たとえば、この間感動していた「キリギリス」のテーマは、「ポールマッカートニーとチャイコフスキーが競作したらどうなるか?!」だそうで(笑)
耳のよくない私(比喩的な意味です、念のため)はかなり苦労したけれど、数回目で「白鳥の湖」をうっすら感じた。「マジカルミステリーツアー」っぽいかも、とは最初に聴いた時から思っていたけれど。。
(そういうことでいいのかなあ。音楽詳しい方、よかったら突っ込みいれてください。。)

もう一つだけ例を挙げてみると、「愛は勝つ」はビリー・ジョエルの「アップ・タウン・ガール」をリスペクトして作った曲なのだとか。(聴き比べてみる)意識したことなかったけど、本当だ!

というところまでは、前回の補足で(長い)
前回、「私が好きになる歌うたいさんは、『歌に魂を込めています』『命を削っています』というのが少なくとも見えない人が多いのかもしれない」という話を書いた。
ただ、好みの人を必ず好きになるとは限らないように(笑)そうでない人のことをどうしようもなく愛してしまうことがある。私がこれまで一番愛したのは、どうしてもサラリとはしない人だった。

ASKA。

こちらもハタチくらいまでは愛してやまなかった。誰をおいても聴いていた。その後も、時には離れつつ、辟易することもあっても、いまだになぜか聴いてしまうのよね。

「WALK」。

このまま倒れてしまうのではないかというくらい、魂からしぼり出てくる声。
一度見始めたら目が離せない。
今こうやって見返していると、そういう意味でもCHAGEの功績って大きいんだなあ。ASKAだけでは、見ている方ももたない。

といいつつ、こちらはASKA単独の曲。

「月が近づけば少しはましだろう」。

この曲、ASKA単独の曲としては一、二を争うくらい好き。

角を曲がるといつも 
消え失せてしまう言葉だけど
心の中では 切れて仕方ない

この指の先でそっと
ふき取れるはずの言葉だけど
積もり始めたら 泣けて仕方ない


月が近づけば少しはましだろう

よく泣くくまぼぼだけど、聴いているだけで無条件に涙が出てくる曲はそれほどない。
この曲は前奏だけでスイッチ入ってしまう。というわけで、今も泣いてます。うう。

どちらもオーバーアクション気味だし、一般的な好みの話をするなら、ここまでしないで表してほしい感情もある…なんて思ったりする。実際、後年のASKAが喉を潰してしまったのは、こういう歌い方を続けてしまったことが原因の一つだと思うし。
ただ、ことASKAにかんしては、これでいいんだと感じるんだ。理由はわからないけれど。
毎回自分も魂をもっていかれそうになりながら、涙を流しながら聴く。
タイトル通り、本当に愛した人だった。

そんなASKAが、KANとコラボレーションしている曲がありました。
「予定通りに偶然に」という曲。
ってあれ!?この間はあったはずの動画がなくなっている!がーん。

(ショックのまま話し続ける)
二人で交互に曲をつなげていき、歌詞も二人で交互に作ったというもの。
それぞれの主張がわかりやすくて、「KANっぽい」「ASKAっぽい」を歌詞からもメロディからも強く感じるのが面白い。

ちょっと未来の話につきあってくれないか
たとえばこの地球がある日ぐるっと傾いた時に
ぼくは上手に君をつかまえてられるかな
そう考えるといろんなことが急に不安になるけど

僕らは走ってきた 休む間もないスピードで
それぞれの時代を越えてきた ふと足を止めた時に見えた
続くはずの道は途絶えてた ただ立ち尽くした

この場合は、前半がKANで後半がASKAだと思っているのだけど、どうだろう?

ちなみに、真剣勝負のような曲の中にも、KANのせいなのか(笑)やはり遊びが入っていた。
途中に明らかな「Strawberry Fields Forever」が登場するので、聴く機会があればぜひ探してみてください。

なんでこんなに長くなったんだ?苦悩。。

明日も幸せである様に♪

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