ミルクティ
筆でササッな空。
椿のつぼみ、膨らんできた。
今年は遅くなってしまったけれど、ようやく飾り付け。
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今日の塾での一コマ。
休憩時間に近所の自動販売機までホットミルクティを買いに行った。
戻ってくると、教室の隅の席でずっと鼻をかんでいる男子生徒がいる。
「どうしたの?風邪?」と話しかけるとコクリとうなづく。
「じゃあ、もしかして寒いんじゃない?」(教室は生徒が眠くならないように暖房抑え目なのです)
「そうなんです。特に足が冷えてしまって」
そっか…と自分の手元を見ると、ミルクティ。
つい「これ、飲みなよ」と手渡してしまった。
喉が渇いて買いに行ったのにしまったなあ、と苦笑しながら自分の席に戻る。
そのまま仕事をしていると、さっきの生徒が缶を持ってきた。
「もうあったまったんで大丈夫です。ありがとうございます」
ん?と彼の手元を見ると、缶、蓋も開いていない。缶を手に持って温まるだけにしてくれたみたい。
「飲んでいいんだよ?その方があったまるでしょ?」と促しても
「いえ、喉渇いていないですから、大丈夫です」。
いい子だなあ、とすっかり嬉しい気持ちで飲んだミルクティは、いつもよりもおいしかったのでした。
(必要以上にいい話風にまとめすぎ?笑)
弱っている人を見ると、優しさが2割ほど増します。(「くまぼぼ取扱書」より)
何の話?
明日も幸せである様に♪
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