2月の星空(1)
えーっと、私、1月の星空紹介してないですよね…。あらまあ。
今年もやっていきます。
■2月の天文現象
8日(水) 満月
10日(金)~13日(月) 各惑星と月が並んで見える(明け方)
※詳しくはあとで説明します。
15日(水) 下弦
22日(水) 新月
23日(木)~27日(月) 各惑星と月が並んで見える
※詳しくはあとで説明します。
■惑星の見え方
水星→前半は太陽の近くにあって観察に適しません。月末は日の入り直後の西の空低いところで見つけやすくなります(といっても大変ですが)。
金星→日の入り直後の西南西の空高いところに見えています。ふっと西の方を見て最初に目に入る星があれば、ほぼ間違いなくそれは金星です。
火星→おとめ座~しし座の辺りにあります。日の入りからしばらくすると、東から昇ってきます。下の図にもありますが、土星と一緒に春の大三角のすぐ近くにいるのですね。
木星→おひつじ座のところにあります。しばらく明るかったのですが、だいぶ西に傾いてきています。今は日の入り直後に南から南西にかけての高い空で見られます。
土星→おとめ座にあります。今は23時頃、月末には21時半頃に、東から昇ってきます。火星と一緒に、春の大三角を囲むように位置しています。
さて、今月は五惑星のすべての近くを月が通ります。前半は明け方。
まずは10日頃、満月を過ぎて欠け始めた月が、火星のすぐ下に現れます。火星はしし座のデネボラのすぐ下にありますから、デネボラ、火星、月と並んだ姿を楽しむことができます。
次は13日頃、半月近い月が土星のすぐ近くを通ります。土星はおとめ座のスピカのすぐ上にありますから、土星、スピカ、月が小さな三角形を作る姿が見られます。
どちらも見られるのは明け方5時ごろまで。非常に冷え込む時間ですから、ご覧になる際は寒さ対策もお忘れなく。
続いて、月の後半は夕方の空です。
23日頃には、西の空非常に低いところで水星と月が並びます。ただし、この頃の水星は非常に見づらいため、並んでいる姿を見つけるのは大変そう。
細い月が金星の横を通るのは25日頃、そこから木星を通り過ぎる27日頃までは、この3つの天体がすぐ近くで見られる贅沢な時期です。
星の写真は難しいですが、惑星は比較的ブレも少なく撮りやすいため(私はぶれてますが)、月と並んでいる写真に挑戦してみても楽しいかもしれませんね。
それでは、今日はこのあたりで。
明日も幸せである様に♪
コメント