« 【本カフェ】錦繍 | トップページ | さいにんしき »

2012年4月26日 (木)

春雨

Dscf4398

あたらしい空。名古屋はしとしと細かい雨粒。春雨ですね。

こちらは端唄の「春雨」。舞妓さん、美しい。

春雨にしっぽり
濡るるうぐひすの
羽風に匂う梅が香や
花にたわむれしおらしや
小鳥でさえも
一筋にねぐら定めぬ気はひ
わたしゃうぐひす主は梅
やがて身まま気ままに
なるならば
さあ鶯宿梅ちゃないかいな
さあ何でもよいわいな

「春雨」は、私が初めて三味線で弾いた曲。
当時6歳の私にとって、春雨は食べ物。歌詞の色っぽさなんてもちろん分からなかった。
というか、三味線を弾くのに必死で、歌詞知らなかった。

たとえば最初、私の記憶はこうなっている。

「チントンシャン、チチチントンシャン、はーるぅーーさーあーめーえーにぃー、テンテチチンチンテンチテズントンズン、しーぽっりぃー♪」

どの弦を鳴らすかによって、「チン」とか「トン」とか「ドン」とか呼び方が変わったのです(私の先生(祖母)だけの習慣だったらどうしよう…)。その合間におまけのように歌詞。あらまあ。
こんな素敵な唄だなんて知らなかった。

わたしゃうぐひす、主は梅。

匂い立つような色っぽさ。待つ女性の切なさ。誇り高さ。
そう思って踊りを見ると、あらためて美しい。

**

そんな春雨の中、今日も整体。

「こうしなきゃいけない」を「こうしてもいいんだよ」に変える。
自分のことを嫌いな自分を、「嫌いでもいい」と受け入れる。

一生をかけて追いかける目標を作る。
考えるだけでワクワクするような目標を考える。
大切なのは、目標を決めるまでの過程。
頭の中に、「ワクワクするような目標って?」のハテナを入れておく。

人生は、楽しく生きるためにある。

今日もたくさん話を聞いてもらったし、話を聞かせてもらえた。
まだ咀嚼できていないことがたくさんあるけれど、そのままにして頭の中に入れておくんだ。

Dscf4397

帰り道、タリーズで初めてサンドを注文。緑はアボカドのペースト。満足。

明日も幸せである様に♪

« 【本カフェ】錦繍 | トップページ | さいにんしき »

音楽」カテゴリの記事

雑録」カテゴリの記事

コメント

なつかしー!

こんな歌詞があったんだねw

ねー!懐かしいよねえ^^

私、チントンシャンのあいだに隠れてでも覚えているのは「梅が香や」までだよ。。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 春雨:

« 【本カフェ】錦繍 | トップページ | さいにんしき »