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2012年4月 2日 (月)

せめてコーヒーの夢を

この間もちらっと書いたけれど。

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あたらしい本。ぺらぺら捲っているだけで幸せ。

 名古屋喫茶の代名詞、コメダ珈琲店(以下「コメダ」)。名古屋人なら誰もが利用したことがあるだろうが、その魅力を説明しようとすると、これがなかなか難しい。
 とびきりおしゃれとかカッコいいというわけではないし、コーヒーが他と比較にならないくらいおいしいというのとも違う。(中略)どこにでもあるし、駐車場が広い店も多いから利用しやすいのは間違いないが、だから行くのかというと決してそれが理由ではない気もする。しいてオンリーワンの要素を挙げるならシロノワールだが、これがなければコメダに行かないかと問われればそんなことはない。
 あらためて何がいいのか?どこがスゴイのか?と問われると説明に困り…いや、おそらくほとんどの人はそんな疑問を抱くことなく、今日も気づけばコメダのコーヒーをすすっている。名古屋人にとってコメダとは、そこにあるのが当たり前の、気心の知れた連れ合いのような存在なのだ。
 もちろん、特長を列挙するのに困ることはない。(中略)長居してもせっつかれることのない、いい意味でのほっとかれ感…。実際には、豆の鮮度をはじめ素材にこだわっていたり、おもてなしの心が息づいているのだが、それを声高に主張しないところも、客にとっては気楽。どの要素も過剰ではなく、適度に“良い”。それが幾重にも積み重なり、まるで自宅のようにまったりなごめる居心地よさを実現している。


とてもよくわかる。他の地域のコメダに入る人が同じ気持ちかは分からないけれど、生粋の名古屋人くまぼぼにとっては、コメダは「別に大好きというわけではないけれど、気が付くと入ってしまう店」だ。適度な「ほっとかれ感」や「過剰でないところ」も本当にその通りだと思う。そして、名古屋の人に人気がある店や商品って、本当はそういうものなんじゃないかと思っている。少なくともある年齢層以下の名古屋人にとっては。

大学生の頃、名古屋の喫茶店100店以上に入って、メニューや店の雰囲気などを五つ星で評価してノートにまとめたことがあった(暇すぎる…)。喫茶店特有の重さが辛いと感じることもあるのだけれど(なので普段はカフェっぽい店に行くことの方が多いです。境目がわかりにくいけど)、それでもなぜか入ってしまう。好き、というわけではなく、ただ何となく入ってしまう。

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こんな喫茶店じゃ本も読めないってわかっているけれど、引き寄せられてしまうのよ。

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この喫茶店の雰囲気は、好き。ちょっと家からは遠いなあ。

と言いつつ、これからしばらくコーヒーを控えなければいけなくて、とても悲しい。なんでこんな本読み始めてしまったの私。ぐすん。

明日も幸せである様に♪

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コメント

そのノートは残っていないのですか? そのまま、あるいは改訂してブログに載せるとか、はできないですか? こっそり見せてもらうのでもいいです(わがまま)。
\(^0^)/

まあ、なんと嬉しいお言葉(>_<。)
残念ながら、何度かの引っ越しを経て紛失してしまったのです(涙)
なくしたことに気付いた当時は「まあそんなこともあるよね」と軽く考えていたのですが、最近急に悲しくなってきました。。

くまちゃん、なんでコーヒー控えなきゃなの?
(書いてたらごめんね>< 見つけられなかった) 

あ、ごめんね。大したことじゃないの。ちょっと体調が悪くてねえ^^;
代わりに、imokoちゃんにもらった生姜紅茶、とてもおいしくいただいてるよん♪

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