ラブあんどライク
今こんな本を読んでます。タイトルの付け方から、きっと面白くないだろうなあという失礼な先入観を持っていたけれど、勉強のために買った本だからまあいいか、と思って読み始めた。そしたら知らないことがたくさん出てきて、面白い!納得できないことも出てくるけれど、それも含めて「ふーむ!」の連続。
これもその一つ。
「ライク」と「ラブ」ってどこが違うの?という、青春時代に一度は考えたことがあるに違いない疑問を、心理学の視点で分析した人がいる。アメリカのジック・ルービンだ。彼によると、ライクは「尊敬や単純な好意、親近感」。相手の人格や性格を分析して、「いい人」と考えて、好意を持つ。それがライクなんだとか。ラブのキーワードは「独占、依存、自己犠牲」。相手を誰にも渡したくない(独占)、一緒にいないと耐えられない(依存)、という気持ちの他に、相手のためなら何だってできる(自己犠牲)という気持ちもラブなんですって。
というわけで、上の写真はそのルービンさんの作った心理テスト。相手の名前を( )の中に入れて、①~⑫までが合っているかどうかを見ます。①~⑥は「ライク」、⑦~⑫は「ラブ」の項目。
このページでは、「⑦以降に○がつけばつくほど、あなたは相手を真剣に愛しているということ」と書かれている。ライクよりラブの方がいい、ということかな。
ただ、実際にやってみたら、両方にたくさん○のつく人がいた。判断力を信頼していて、自分と似ている(ところもある)と思う一方で、相手が嫌な思いをしているときには何とかしたい。そんな人。ライクとラブ、両方の気持ちを持てる相手がいるんじゃない?というか、そういう相手こそが私にとっては大切な人なんだ。
一方で、過去にはライクの気持ちは少なくてラブだらけ、という相手もいた。それは、えっとその、やっぱりうまくいかなかったよね…(苦笑)。
何となく、この本のライクとラブの解釈を読み違えている気がするけれど、まあいいや。
大切な人を想う気持ちは変わらないんだもん。
ラブが始まるときの疾走感が好きな曲。MISIA「K.I.T」。
もっと もっと スピード出して
そっと すっと 息吸い込んで
グッと ギュッと しがみついたら
心に刻もう 二人しか知らない時間
声の高さに圧倒されつつも、この高さとスピードが恋なのかもねえ、と思ったり。
(なんと高校生の頃、この曲をカラオケで歌い切ったことがあります…今はまったく不可能だけど。どうでもいい話で終わらせてみる)
明日も幸せである様に♪
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