« 明るい夜 | トップページ | うたごえ »

2012年6月 2日 (土)

6月の星空(1)-2つの食-

みなさん、こんばんは。
6月の星空紹介自体もまだなのですが、とりあえず目の前に迫った天文イベントだけご紹介したいと思います。
天気が心配ですが、少しでも何とかなりますように。

Topics01l

<6月4日(月)、部分月食>

半月前は金環日食でした(あれってたった半月前なんだ…何だかずいぶん日にちがたっている気がするけれど)が、日食と月食はセットになることが多いです。

M_1204ip030

前にもお見せした画像です。地球の周りを回る月は少し傾いているため、左右のような位置関係だと太陽と月と地球が一直線にならず、日食や月食は起きないのでした。たとえば上の位置関係で、月が太陽と地球の間に入っている時(黄色)が日食、そしてそのまま半月すぎると、ちょうどいい傾きのまま地球を挟んで太陽の反対側に入ってくれる(赤)というわけです。
もちろん少しずつずれて行くのでいつでもこうなるというわけではないのですが、今回は運よく金環日食→部分月食がセットになってくれました。

今回は月のおよそ4割が欠ける部分月食です。全国で見ることができますが、西日本と北海道北西部では月食が始まってから月の出となる月出帯食(げつしゅつたいしょく)となります。それ以外の地域でも、月の出から間もなく月が欠け始めます。食が最大になる20時03分の月の高度は12°程度(東京)。腕をいっぱいに伸ばして縦に拳を握ったくらいの高さです。低い位置で食が終わってしまうため、南東の低空がよく見渡せるような場所を選んで観察してください。

Topics04l

<6月6日(水)、金星の日面経過>

一部で結構話題になっているこの現象ですが、個人的には「あまり期待しない方がいいですよー」という感じです。というか、最初はもう紹介しない予定だったくらいです。なぜこんなに騒ぎに?
とはいえ、もちろん、大変まれな天文現象です。前回は2004年でしたが、その前に日本で見られたのは1874年。次のチャンスは2117年です。長生きせねば(笑)。

今回は、6時間半にわたる日面経過の最初から最後まで、日本全国で観察することができます。7時10分頃から13時47分頃までです。金星は月と違って見た目の大きさが太陽の3パーセントほどしかないため、通過にも時間がかかるわけですね。先月の金環日食のように急がなくても大丈夫。

観察する際は、日食のときと同様、絶対に肉眼でそのまま見ないでください。日食メガネを使うか、フィルターをつければ双眼鏡や望遠鏡を使ってもいいですね。
というか、使った方がいいです。おそらく肉眼で金星を見つけるのはかなり厳しいのではないかと思います。一か八か挑戦、というくらいの気持ちでないとがっかりしてしまうかも…。
なお、日食のときに使った木漏れ日などの影を利用した観測方法では、金星の日面経過はわかりません。

そして、またもやどちらも天気予報は不穏な雰囲気…。この時間だけでも晴れてー(わがまま)

明日も幸せである様に♪

« 明るい夜 | トップページ | うたごえ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1385455/45509297

この記事へのトラックバック一覧です: 6月の星空(1)-2つの食-:

« 明るい夜 | トップページ | うたごえ »

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31