7月の星空(1)(フライング…)
みなさん、こんばんは。
梅雨に入って星空に出逢える日も少なくなってしまいましたね。
まだ明るい星の少ない季節ですが、7月に入ってふと気づくと、明るい星であふれかえっているはず。そうなったらもう夏です。
最近すっかりこのシリーズをさぼっていたので、ここで仕切り直して来月の天文イベントを紹介したいと思います。
(ちなみに)
6月27日は上弦です♪
■7月のほしぞら
1日(日) 水星が東方最大離角
4日(水) 満月
11日(水) 下弦
13日(金) 金星が最大光度
15日(日) 木星食
19日(木) 新月
26日(木) 上弦
29日(日) この頃みずがめ座δ (デルタ)南流星群が極大
■トピックス
水星が東方最大離角
こちらは、今すでに見られるみたいです。6月下旬から7月初めにかけて、日の入り後すぐの西の低空の位置に水星があります。次回のチャンスは10月27日の東方最大離角ですが、その時は今回より低い位置にあるらしく、残念ながら観測は難しそう。
この図を見ると、10度以上の高さになるみたいですね。水星がこの高さまで上がってくれるのはずいぶん珍しいことのような気がします。晴れた日の夜、ぜひ挑戦してみてくださいね。
見つけ方は、西を向いて赤い明るい星を二つ見つけます。左上が火星、右下がしし座のレグルスです(いつの間にかしし座はこんなに西の空に!)。この二つの星をつないで右下に伸ばしていくと、そのやや下に見えるはず。10度というのは、腕を地平線に向かって伸ばして縦の握り拳を作った時の、その上端あたり。かなり低い位置なので、開けた場所での観察をお勧めします。
そのほか、7月は惑星や月が近くに集まる時期が多いみたいです。詳しくはまた次回ご紹介します。
明日も幸せである様に♪
コメント