からだと仲良く
子供の頃読んでいた世界名作集?のような本に、こんな話が載っていた。
ある男が、寝ようとしてふと足元を見る。
「足よ、お前は偉いなあ。毎日文句ひとつ言わずにたくさん歩いて働いてくれる。もっと報われなくてはな」
そして、頭を触って、憎々しげに言う。
「それに比べてお前ときたら。何をしているわけでもなく、しゃべって食うばかりだ。お前なんかが枕など、もったいない」
そこで男は、寝る時の姿勢を変えることにした。足はベッドの枕に、頭は床に。
「これでよし」
男は満足して眠りについた。
(記憶だけで書いています)
ええ、もちろん笑い話なんです。
でも、今この話を思い出すと、「いや、やっぱり足(というか体)はえらいよ」と思う。(もちろん頭もね)
自分はとても丈夫だから、普段は体のことを意識することはないのだけれど、いつも当たり前のようにできていることだって、体に力が入らなかったらきっとできないんだ。体さん、いつもありがとう。なのに私ときたら、暴食やら徹夜やら、全然体に優しくしていない。
無理ができるのも幸せなこと。だからといってその幸せに甘えることなく、体さんとは末永く仲良くしていきたいと思うのです。
明日も幸せである様に♪
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