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2013年7月 4日 (木)

イギリス英語とアメリカ英語のはなし(5)

【違い③-文法】

・現在完了形/過去形
イギリス英語の方がやや過去のことでも現在完了形を使います。
アメリカの方からすると「それは過去形では?」という時間のことにも現在完了形を使うようです。

(例)

(イギリス)I have lost my key. Have you seen it?
(アメリカ)I lost my key. Did you see it?

・already/yet/just
学生時代、これらの単語は現在完了形としか組み合わせられない、と習ったことのある方も多いかと思います。
実はこのルールはイギリス英語のもの。アメリカ英語では、過去形とも組み合わせることができます。

(例)

(イギリス)I have just had lunch.
(アメリカ)I just had lunch.

・集合名詞の単数・複数
これ、個人的にはかなり衝撃を受けたルールだったのですが…。
私、学生時代、集合名詞の単複は
「個々の構成員に意識を向けて話すときは複数扱い、全体で一つのグループと見なすときは単数扱い」
と習った記憶があります。つまり状況によって
His family lives in Japan.
His family live in Japan.
のどちらもOK。

ところが、これってイギリスとアメリカの違いだったらしいです…。
あくまで傾向ですが、イギリスでは集合名詞を複数扱い、アメリカでは単数扱いにすることが多いようです。先ほどの例をそのまま使いますが

(例)
(イギリス)His family live in Japan.
(アメリカ)His family lives in Japan.

・that節の中の動詞
提案・要求などを表す動詞の後にthat節が続く場合、その中の動詞をどうするか?
受験英語では「原形」と習ったかと思いますが、これもアメリカ英語のルール。イギリス英語ではshould + 原形とします。

(例)

(イギリス)He demanded that I should not be here alone.
(アメリカ)He demanded that I not be here alone.

次回は語法を紹介します。

まとめページを作りました!☆


明日も幸せである様に♪

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コメント

くまぼぼさん、お元気そう
よかったです♪ (⌒-⌒)

ありがとうございます!
ご心配おかけしました。元気です^^

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