« 買い物が止まらない | トップページ | 時代の変化 »

2014年10月 1日 (水)

自分を知るための穴は深くて暗かった。

自分の引っ掛かってしまうところをもう少し掘り下げて考えてみよう、と思いはじめてから1ヶ月弱。まだ見えないところはたくさんあるけれど、とりあえずわかったこと。

自分は、自分が思っていたよりもちっぽけでつまんない人間なんだなあ。

他人が「~が気になる」と言っているのを見て内心「そんな小さいこと気にするなんて」と苛つくことが多かったけれど、本当は誰よりもそのことを気にしているのは自分だった。

たとえば、というのが、ちっぽけさが恥ずかしすぎてここに書けないことばかりなんだけど、その中でもまだ書けそうなものとして、たとえば。
「男らしさ、女らしさ」にこだわる人のことを、内心苛立った気持ちで見ていた。そんなカテゴリー分けなんてつまんないよね。まあ、そもそも自分は女らしさからは程遠い人間だし、こういう話とは縁がないのだわ。
…なんて思っていたら、何のことはない。自分には嫌というほど(自分の思う)女らしい部分があるのだった。しかも、それはできれば見なかったことにしたいようなドロドロした場所。そういうところを、おそらく誰よりも自分の目から隠したくて、「私ってサバサバしていて女らしくないから女友達がなかなかできなくて」とか言っていたのだ。
サバサバって。もう「(笑)」を10個くらいつけたい。
とまあ、そういう自家撞着がそこらじゅうに見つかって、打ちのめされているところなのです。

「私って神経質だから」という人のことが嫌い、という話は昔からよくしているけれど、それはこの言葉から「周りの無神経な人とは違って」という気持ちがにじみ出ていて、つまりこの言葉によって傷つく人のことを考えない無神経な発言だと思うから。何が神経質なんだ、と思っちゃう。

じゃあ、自分が「私ってこういう人間だから周りのこういう発言に苛立つんです」って思うのは、その「神経質」発言と同じことなんじゃないか。「こういう発言」に通じる何かを自分が持っているから、いちいち引っ掛かって苛立っちゃうんじゃないのか。

そう気付いて、自分が苛立つ発言をあれこれ思い出してみたら、自分の黒ーい部分が溢れ返ってきて、慌てて蓋を閉めています。自分を知るって恐ろしい。

今自分が懸命に生きていて充実していて幸せなら、それでいいはずなのに。他人と比べる必要も他人の言動に苛立つ必要もないはずなのに。
どうして他人と比べて不幸な気持ちになってしまうのか。
というか、比べているのは本当に他人なんだろうか。「こうなれるはず」という自分の中の誰かなんだったりして。

怖くなってきたので、今日はそろそろ地上に帰ろう。

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

6分15秒ラン+45秒ウォーキング+3分ラン

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

明日も幸せである様に♪

« 買い物が止まらない | トップページ | 時代の変化 »

たまには真面目な話」カテゴリの記事

2分走り続けられなかった私が10キロ走れるようになるまで」カテゴリの記事

コメント

話したことがあるかもしれませんが...

岩松了さんが脚本を書いた「恋のためらい」というドラマの中の、

人にはそれぞれ良さがあるじゃないですか、どんな生活をしていても、どんな性格であっても。

というセリフがとても好きなんです。年月が経つほど、この言葉の意味がよくわかるようになってきました。このままいけば、いつか「自分にも良さがあるんだ」と思えるようになるのかなあ、と思っています。

先生…ありがとうございます。

先生のお言葉をかみしめているうちに、どうしてこういうことをいつも考えちゃうのかが少しわかってきたような気がしました。

「自分にも良さがあるんだ」
と、私も思えるようになれたらいいなあ。背伸びじゃなくて卑下じゃなくて、同じ目線から自分を見て「良さがある」って素直に思える日が、いつか来たらいいなあと思います。

おひさしぶりです!
ちょっと疲れて、職場でコメントしちゃってます(^^ゞ。
最近のをまとめて拝見したのですが(すみません!)・・・、

や~、変わらず頑張っていらっしゃるな~、と。
元気が出てきたので、今から仕事モードに切り替えて頑張りまーす\(^o^)/♪

やまやさん、ご無沙汰しています!
御嶽山のこともあって気になっていました。お元気にされているかなあ、と・・・。
お仕事大変なのですね。本当にお疲れ様です!

そんな…!こんなに頑張れていない記事へのコメントでお褒めいただけるとは…(笑)
いつも本当にありがとうございます!
お互い頑張りましょうねえ。応援しています\(*^▽^*)/

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 自分を知るための穴は深くて暗かった。:

« 買い物が止まらない | トップページ | 時代の変化 »