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2014年12月20日 (土)

数百万年前への旅(3)

前回から相当空いてしまいましたが、快晴の中ついに施設に到着…というところまで書いたのでした。

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今回お邪魔したこちらは、「東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター 木曽観測所」という場所です(ぜえぜえ)以降、木曽観測所とまとめます!

その最大の特色と言えるのが

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この中に入っている、「シュミット望遠鏡」です。
しかし、シュミット望遠鏡って何?何がすごいの?さっぱりわからない(上に予習もしなかったダメな)くまぼぼのために、まず解説がありました。

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【写真提供:アストロアカデミア様】

先頭の席で真面目なふりをして話を聞きながら実はよく理解していない(ひどい…)のがくまぼぼですが、ご説明いただいているのはこのツアーを企画してくださったアストロアカデミアの池田優二先生。お会いするのはこの日が初めてだったけど、本当に幅広く(天文以外のことも)何でもご存知なうえに一つ一つの知識も深く、それでいて驚異的なほど説明がわかりやすい。こんな方がいらっしゃるんだわ…と一晩中びっくりしていました。

でシュミット望遠鏡って何?ってことなんですが、要は「シュミットさんが作った望遠鏡」です笑。
普通、望遠鏡というのは遠くまで見えるようにしようとすると、その分視野が狭まります。たとえばハッブル宇宙望遠鏡(口径2.4m)では、視野わずか3分(1度の60分の1が1分です)。口径の大きいすばる望遠鏡(口径8.2m)の視野は30分と約100倍になりますが、これでようやく月ひとつがまるっと入るくらいです。腕をめいっぱい伸ばしたときに見える小指の爪くらいの広さ。これらの望遠鏡の主な役割は暗い天体を検出したり、すでに見えている天体をさらに詳しく調査したりすること。
一方、シュミット望遠鏡の視野は、なんとなんとの6度。もちろんハッブルやすばるほど遠くの天体をくっきりバッチリ見ることはできないですが、視野の広さを生かして未知の天体を探し出すことなどに特化しているわけです。
(以上、説明が間違っていたらご指摘ください…>アストロアカデミア様)

視野が広い上に広がった淡い天体が得意なシュミット望遠鏡なら

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こんな写真も撮れてしまいます!!!きゃー!
(このポスター、木曽観測所の方にお土産でいただいてしまいました。嬉しすぎて仕事部屋に貼っています。テンションアップ!!)

ではいざ、シュミット望遠鏡を見に行きましょうぞ!

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外に出るとすっかり寒い時間帯。…ではなく、非常にわかりづらいんですが、遠くの方の白いの、御嶽山の噴火です…。木曽観測所からこんなに近かったのか。
自然は怖いって思う。噴火や地震や台風が起きた時はもちろんだけど、私は生まれて初めて満天の星空を見たとき、あまりの怖さに泣きそうになった。吸い込まれそうな空とつながっている地面。自分は小さいって思った。その一方で美しさに魅せられて何十年とたってもこうやって星を見に来てしまうんだけど、それでもどこかに自然への畏怖は染みついている。忘れちゃいけない、とも思っている。

はっ、シュミット!

さっきのドームの中に入ると

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どーん!これがシュミットです!…わからなーい!
小さなドームめいっぱいに入っているので、距離がとれず全体像を収めることができなかったのです…。

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上にも上がらせてもらいました。この方がわかりやすいかしら。

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中ものぞかせてもらいました。ロボットが何か(なんだっけ…レンズ交換…?)している様子。

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コクピット!かっこいい…。今は遠隔操作になって、ここは使われていないそうです。

長くなってきたのでここでいったん切ります…。

つづく

明日も幸せである様に♪

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コメント

http://www.nhk.or.jp/nagano/kisoorion/diary/#detail19
このドラマとってもよかった。見ました?

「木曽オリオン」ですね!見ていないのです~!
このツアー中も何度もこのドラマの話をしていて、見たい気持ちが盛り上がっているところです。
やっぱりよかったんですね。情報ありがとうございます!

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