我が身を振り返る(定期)
昨日はナゴヤドームの最終戦。
ぼろ負けで最下位決定という切なすぎる試合だったけど、いいのです。
雄太投手と岩田投手の引退セレモニーを見に来たのですから。
どちらも目立つ記録のある選手ではなかったけれど(本当はあるけど)
1つの試合の1球が記憶に残る、1球を本当に大切にしていることが伝わる選手だった。
うう泣ける。ありがとうございました!
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4年連続Bクラス、年間80敗突破、規定投球回/2桁勝利投手ゼロ、11カード連続負け越し…という記録に新たに加わった称号、最下位。
Aクラス常連から数年でここまで堕ちるかという転落ぶりも辛かったけれど、今年は自チーム他チーム問わず、ファンの姿にがっかりすることが多い年だった。
でも今思えば、単にチームが勝てなくて自分が苛々しているだけだった。夫にもよく「仕方ないことなんだから、そんなに怒らないの!」と窘められたっけ。しみじみ。
それ以上に、他のファンの姿に反応するとき、自分の中にもたしかにその要素がある。だからこそ刺激されるのだと、毎度おなじみの我が身を振り返るモード。
運営やイベントにケチをつける。
会場で配られたものをその場で捨てたうえに、そのことをわざわざSNSで書く。
他のチームの勝敗や選手の動向が自チームにとって有利かどうか、つまり自チームファンの間だけで話していればいい内容を、わざわざ当該チームのファンに向かって話す。
会場で野次を言う。
「●●倒せ」など相手のチームを貶める歌詞の応援歌を歌う。(それは応援歌の問題だけど。そしてドラゴンズの応援歌にもそういう歌詞があって、嫌いなので私はその部分だけ歌わない)
野球に興味がない人の前でいつまでも野球の話をし続ける。
もういくらでも書けるんだけど、そんな風に反発してしまう自分の心に問いかける。
なんでそんなに、その行動が頭に来てしまうの?
結局、どこかで私もそうしたいんだ。
他のチームのことなんか知らない。自分のひいきのチームさえ勝っていればそれでいい。という気持ちは私の中にもたしかにある。
たとえば、順位争いをしているチームAが別のチームBと対戦しているとき、たしかに私もその日だけチームBを応援してしまう。他の日にはBのことなんて気に留めてもいないくせに。
ただ、その姿がみっともない、あさましいと思っているから、外には見せていないだけだ。
そうやって自分が(勝手に)我慢して見せないようにしている姿を別の誰かがあっさり見せてくるから、苛立つ。
それは、嫉妬なのかもしれないね。
夫はビックリするほど気が長い。(だから私と一緒にいられるのかもしれない)
ひとしきり「何でこの状況で平気でいられるのよ!ムキー!」と八つ当たりをぶつけた後で、冷静になると考えざるを得ない。
同じ状況でも、こうやって反応しないという選択肢もあるのだ、と。
…いやその、夫、ごめん。
うまく距離を取るのは苦手なので、苛立ってしまう相手からは思いきり離れるしかない。
それでも、離れて頭が冷えたら、少しだけ振り返ろう。
次の機会があったら、その相手に対しては、こんな風に乱れずにいられるように。
明日も幸せである様に♪
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