2日調べたけどわからなかった・・・
野球の話なんですけどね。
7月4日中日vsヤクルト戦の2回に、「セカンドフライで3塁からタッチアップ→得点」というプレーがあった。
このときにセカンドフライを打った選手(ゲレーロ選手)の記録が犠牲フライにならない理由がどうしてもわからないのである。
問題のプレーはこれ。
ゲレーロ選手の打ち上げたフライはセカンド後方に飛んでいき、山田選手が体制を崩しながらキャッチする。そのすきに3塁の京田選手がタッチアップ→得点、というシーン。
そもそもこれでタッチアップって…と震えてしまうけれど、それは今日の本題ではない。
このときのゲレーロ選手の記録は、
セカンドフライ(打点1)。(NPB公式HPより)
つまり、扱いとしては内野ゴロの間の1点と同じということ。打点はつくけど、犠牲フライではないので打数が増える(=打率は下がる)。
先ほどの動画でも、アナウンサーはわざわざ言い直してまで「犠牲フライにはなっていません」と言っている。テレビを見ていたら、その後もリプレイのたびに「これはゴロと同じ扱いで犠牲フライではない」と繰り返していた。
なぜ、この打球は犠牲フライではないのだろうか…。
公認野球規則を見ると
とある。「外野手または外野の方まで廻り込んだ内野手が捕球」とあるので、捕球したのがセカンドの山田選手かどうかは犠牲フライか否かに影響せず、あくまで捕球場所が内野エリアか外野エリアかが問題ということ。
じゃあ、内野と外野ってどこで区別するんだろう。
これは信頼できるサイトを見つけ切れなかったんだけど、「1塁・2塁・3塁を結ぶ線の内側が内野、外側が外野」ということで間違いなさそう。人工芝の球場ではもっと外側に白い円弧が引かれているけれど、これは内野と外野を区切る線とは関係ないらしい(というか、ルール上は何の意味もないらしい。土と芝生ならこの部分が区切りですよ、ということを表しているだけなんだとか。へえーっ)
というか、動画をどう見ても、これが内野エリアとは思えない…。
ここで完全に行き詰まっております…。他にこのプレーが犠牲フライになりえない条件って何かあるのかな。誰か助けてください…。
(というか、こんなマニアックなことを2日間も調べている私って一体…)
【追記】
その後、詳しい方に教えていただきました。
規則には「外野【の方】まで」とあるので、公式記録員の方が山田が捕球した場所は外野ではないと判断したのだろう、ということでした。(ありがとうございました!)
ルールには解釈の余地があるんですねえ。難しさと面白さを再認識して、またスコアを付けに行こうと思います笑。
明日も幸せである様に♪
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内野手がフライと取ってタッチアップ、というシーン自体、ほとんど記憶にない...犠牲フライかどうかの区別、よくわからないですねえ(^^;)
投稿: Natsume | 2017年7月 7日 (金) 16時24分
先生
本当ですよねえ!私は初めて見ました。。びっくり^^;
Twitterで詳しい方がコメントくださったんですが、「外野【の方】まで廻り込んだ…」とあるので捕球位置については解釈の入り込む余地がある、そのため公式記録員があの場所を「外野」と解釈したのではないか、ということでした(ただ、もし自分が公式記録員なら犠牲フライと記録する、ともおっしゃってました)。
ルールには解釈にゆだねられる部分があるんですね。記録員、責任重大ですヾ(●`・ω・´●)ノ
しかし、スコア付けをするようになって以来、日に日に疑問点が細かくなっている自覚があります…。
投稿: くまぼぼ | 2017年7月 7日 (金) 18時49分