壁と引き寄せ
「引き寄せ」という言葉自体はあまり好きではないけれど、そういうことってあるよねとも思っている。
というか、私の人生なんて誰かが陰でずっと助けてくれていたとしか思えないものだから、そういう意味では人生すべてが引き寄せなのかも。
さて、くまを名乗っておきながら何だけど、私は動物全般があまり得意ではない。(くまもキャラクターのみ。本物は怖いです…)
犬派か猫派かという話題になるたびに肩身が狭くなっていた。どっちも苦手なんです…。
先日、そんな私が友達の家に遊びに行ったら、そこにいたのはびっくりするほど社交的なワンちゃんだった。
家に入った瞬間に飛びついてきた彼は、そのまま私の足元でずっと小躍りしている。
椅子に座ってからはずっと隣にいて、私の手をなめたり膝に乗ったり、ついには膝の上で眠り始めた。(犬種もよくわからない…たぶんトイプードルかなあ)
この子、私に対して安心しきっている…?
今まで出会ってきた犬は、たぶん私の方が恐怖心を見せてしまっているせいで、必要以上に近寄ってこないか、むしろ敵意を表してくるかのどちらかだった。
でもこの子はそうじゃない。
なんだかほわっとして、いつの間にか犬の背中を撫でている自分がいた。
帰る頃には、今までより少しだけ心が柔らかくなっていた。
壁がひとつとれたような。
その数日後、飛び込んできたのは
「犬に関する洋書の企画書作成」
という仕事。
不思議だけど、自分のどこかにある壁がとれたとき、これまでなら来ないようなチャンスが目の前に現れる。
本当は心さえ開けば、何でも引き寄せられるんだろうか。
だとすると、私の心は壁だらけなので、きっとたくさんのことを逃しているんだろうけれど、逆に言えば、それは壁のある自分では受け入れきれないチャンスでもあるんだろうなあ。
チャンスがほしいから無理にでも壁を取ろうというのではなくて、できることをやっていたら、壁っていつの間にかなくなっているものなのかも。
また友達の家にお邪魔しようかな。
今度はもう少しあの子と遊んでみたいかも。(ドキドキ)
明日も幸せである様に♪
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