タオルかけの哀
9月ですね。
…いきなり心に響く絵だねこれ。
これは、ウサギさんの家に遊びに行ったプーさんが出されたものを調子に乗って食べまくったら、帰るときに入口に引っかかってしまうというお話です。
1週間くらい絶食すれば出られるよー、とさらりとひどいことを言われて絶望するという(すでに涙)。
ところでこの絵、なんで脚にタオルかけられているんだろうね。足浴?脚から細くしようみたいな?
元の本を読み返してみました。
クリストファー・ロビンも、うなずきました。
「じゃ、こうするより、ほかはないね。みんなで、きみが、またやせるのをまつのさ。」
「やせるのに、時間、どのくらいかかるんでしょう?」プーが、心配そうにききました。
「だいたい、一週間だろ。」
「だけど、ぼく、一週間もここにいられませんよ。」
「だいじょうぶ、いられるったら、おばかさん。きみをそこにいなくするのが、むずかしいんじゃないか。」
「本をよんであげるよね。」ウサギは、上きげんでいいました。そして、「雪がふらないと、いいがなあ。」といいたしてから、「それから、ねえ、きみは、ぼくんちのなかで、かなりの場所をふさいじゃってるんでねえ――きみの後ろ足、タオルかけにつかわしてもらっちゃいけないかしら。だって、ほら、ああいうふうにさ――なんにもしないで――つったってるんだろ? タオルかけるのに、とてもべんりだと思うんだよ。」
………。
なんてひどい!!!
太っているとこんなことを言われなきゃいけないんですってよ奥さん!
ちなみにこの直後の
「一週間!」プーは、元気なくいいました。「ごはんは、どうなるんでしょう?」
「たべちゃ、いけないだろ、早くやせるのにはね。だけど、本をよんであげるよ。」と、クリストファー・ロビンがいいました。
ここも地味にひどい。泣くしかないでしょ、こんなの。
ため息と涙ひとつぶで耐えるプーさんがけなげすぎる。
いやその、これ、プーさんの中でも一番好きな話のひとつです…。ごめんねプー。
お腹と言えば、妊娠疑惑が駆け抜けるほどのくまぼぼのお腹の件なんですけどね。
最近はかなりジョギングも頑張っていてね(結局10kmマラソン申し込みました。がんばれ自分!)、体幹トレーニングや腹筋もやっていてね、自分で腰回りを触っている感じではちょっと細くなったと思っていたのよ。鏡を見てもちょっとシルエットがシュッとしたんじゃない?と思っていて。
今朝、久しぶりにウエストを測ったら、すんごい増えてた。どすこい。
めげない。タオルかけにされないように、あたし頑張る!
(というか、どうして自分の感覚ってこんなに信用ならんのだろうか。どうしてこの惨状で痩せたと思えていたの自分)
明日も幸せである様に♪
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