まだ書きたくなかったけど
9月が終わりますね……。
あまりに更新しなさすぎて、心配のお声をいただいてしまいました。
一応、生きてます。
「今の仕事が落ち着いたら○○するんだ」というセリフが春先からずっとフラグになっていて、さすがにちょっとメンタルをやられ気味。
しかも、大きな声では言えないけれど、仕事で信じられないようなミスをしてしまって立ち直れなくなっている。
「慣れちゃダメなんだぞ」といつも言い聞かせているつもりだったのに、やっぱりいつの間にか気が抜けているのかなあ。情けない。
そして、そんなメンタルのところにあまり追い打ちをかけないでほしいのに、悲しいニュースが続々と飛び込んでくる。
まだ正式発表がないから。私まだ信じてないから。
ずっとそう言い聞かせていたけれど、今日出場した荒木選手と岩瀬投手の表情を見たら伝わってきてしまった。
松坂世代の私が本格的に野球を見始めたのは高校を卒業したとき、つまり1998年。(その前は家族でたまに楽しく観戦に行くレベル)
その前年にプロ入りしたのが荒木選手。そして翌年にプロ入りしたのが岩瀬投手だ。
野球を見始めたときから今までずっとユニフォームを着ている人は、もうほとんどいない。
そして、その松坂世代も今年一気にユニフォームを脱ぐ。
「僕はもう少し頑張る」と語った松坂投手の背中。後藤選手に泣きながら花束を渡した松坂投手。
そうか、私たちの世代(の野球選手)に残された時間はもうほとんどないんだ。
それから浅尾投手。
岩瀬投手と荒木選手(と井端さん)がナゴヤドーム野球の象徴だとしたら、その次の世代で強いドラゴンズの象徴は(吉見投手と)浅尾投手だった。
8回に入って勝っていればもう安心。そんなの当然だと思っていた。
当たり前すぎて、私のマニアック野球ブログの中で浅尾投手に触れている記事はほとんどない。なんて馬鹿だったんだろう。
2年連続で結果を出せない選手たちに悲しんだり腹を立てたりするようになってやっとわかった。
5年結果を出し続けることがどれだけものすごいことなのか。10年なんて信じられない。なのに、20年ですって。
ここ数日、1人で「やだ。まだいなくならないでよ、辞めないでよ!」と叫んでいたけれど、今日のヒーローインタビューで「長い道のりでした」と絞り出した岩瀬投手を見て、これ以上がんばってなんて言えなくなった。
お疲れ様でしたともまだ言わないけど!
明日は今年最後のナゴヤドーム観戦。
浅尾投手と野本選手の引退試合だけど、岩瀬投手の1001試合目も見られるといいな。
今度こそ、全員ちゃんと目に焼き付けるから。
今、これまで書いた色んな記事を読み直して泣いている。仕事?何それ。
岩瀬投手287セーブ(当時の日本記録)目(2011年6月)
※ちなみにこの試合も浅尾投手が投げて当然のように抑えています。
始球式をした川上さんに花束を渡す岩瀬投手(2017年4月)
荒木選手の2000試合出場(2016年5月)
荒木選手の2000本安打(2017年6月)(両方見に行っていたのか…)
浅尾投手登場の瞬間に放置されるドアラの話(こんなのしかない……)(2015年3月)
松坂投手のオープン戦先発(そしてファウルボールが直撃する)(2018年3月)
日本シリーズで杉内投手(ソフトバンク)を打てないドラゴンズ打線(2011年11月)
杉内投手(巨人)を打てないドラゴンズ打線(2013年4月)
※杉内投手のブログ登場数が浅尾投手と同じという意外すぎる結果でした。
来年から何を楽しみに野球を見ればいいの、くらいにどん底気分だけど、そんなことはない。世代交代すれば新しい時代の野球をきっと楽しめるはず。
終わりがあればそこに新しいものが入ってくる。
超えるはずがないと思われた記録もいずれは抜かれる。新しい世代はちゃんと前の世代を超えていく。そんな姿を見て、私はまた野球が好きになる。
きっと、一生そうやって野球ファンでいつづける。
でも。それでも。
最初に野球の楽しさを教えてくれた選手のことは、私絶対に忘れないから。
明日は泣くから。まだお疲れ様は言わないから!
明日も幸せである様に♪
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