空回りとエスカレーター
バドミントンでも
その後の新年会でも、周りに勝手に振り回されてイライラしてばかりの1日。
我ながら空回りしているなあ。
でも、二次会(マクドナルド)で、会の中でも断トツでうまい人の話を聞くうちに、1日分のモヤモヤが晴れていくのを感じた。
私から見たらレベル自体が違うその人は、自分のことを全然うまいとは思っていなくて、実業団レベルの人も通う教室で鍛錬している。
その教室は、1年続けてもラケットすら握らせてもらえないという厳しさ。
そこまで努力して、一体どこを目指しているのか。
そう聞かれた彼はこともなげに、「どこも目指していない。きれいなプレーができるようになりたいだけ」と答えるのだ。
50歳近い人が自分に限界を設けることなく、目先の目標もなくただただ高みを目指す。
何にだって置き換えられる話だけど、ここは言葉のまま彼のすごさとして咀嚼したい。
思い返してみれば、私の周りはそういう人ばかりだ。
人生の先輩方は、みんな下りのエスカレーターなんてものともせず駆け上がり続けている。
年を重ねるのが怖いなんて嘘だよ、ってみんなが言ってくれている。
それが本当に腹落ちするのはもっと先かもしれないけれど、まずは私も目の前のエスカレーターを走ってみようかしらね。
■読書ログ■
・和書7:『黒いマナー』酒井順子・著、文藝春秋、紙の本→読了
・翻訳書4:『アーロン・ジャッジ ニューヨーク・ヤンキースの主砲 その驚くべき物語』デヴィッド・フィッシャー・著、藤田成子・訳、東洋館出版社、Kindle
明日も幸せである様に♪
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