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2020年3月12日 (木)

心広い演技

スプリングコートを着て、久しぶりに名古屋の街中へ。
ぎっくり腰寸前だった体も鍼灸でずいぶん楽になった。いつもありがとうございます。

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桃かな?もうすっかり春。

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うっかり注文したトンテキ丼、ニンニクがとんでもないことに。
この後、マスクの中がずっとニンニク臭かった……。

昨日読んだ『エミ34歳、休職させていただきます。』の話をします。暗いです。


たまたま目についたこの記事に、ぐわっとやられた。
それは、すぐに他人を見下す自分に気づいてしまったから。つまり、この本の趣旨とはたぶん違うんだけど。

<この人ってこういうことできてないよねー>
<こういう風に考えているんだとしたら、それって辛い考え方だからやめた方がいいんじゃないかな>
<私もそういうところがあるからわかるけど>

そんな風に誰かをジャッジして見下しているとき、本当は
「こういうことできてない」のは私だし
「こういう風に」「辛い考え方」をしてるのも私だし
「そういうところがある」のも私だけ。
私はただ、自分の見たくないところを周りに投影しているだけなんだ。

…と思ったら居ても立っても居られなくなって、そのまま本を買って一気読みした。
もちろん、この本のテーマは私のエゴなんかじゃない。
うつの入り口にいた「エミ」が色々な人との関わりの中で少しずつ変わっていく話だ。
恰好いい友人の「グリちゃん」がエミを励ましてくれるんだけど、その後「グリちゃん」の心にもスポットが当たる。
励ましてくれる人は、元気が有り余っているからそうしているわけじゃない。
そうするって決めて、覚悟して私と向き合ってくれていたんだ。
翻って私は、大切な人が弱っているときに「心広い演技」をしてでも笑って話を聞いたことなんてあっただろうか。
……そこはテーマじゃないはずなのに、再びえぐられる私。

関係ないところばかりに揺さぶられたわけではなく、本のテーマそのものもしっかり響きました。
昔の私は、学校も会社もすぐに居場所がなくなって、行くのが嫌で仕方なかった。
登校拒否にもなったし、会社も一度休職している。
あの頃の私に、この本を読ませたかったな。
そして、「休んでよかったんだよ」と言ってやりたい。

■読書ログ■
・和書20:『世界の英語ができるまで』唐澤一友・著、亜紀書房、紙の本
・翻訳書6:『若い読者のための経済学史【イェール大学出版局 リトル・ヒストリー】』ナイアル・キシニティー・著、月沢李歌子・訳、すばる舎、電子書籍
・翻訳書9『LIFE SHIFT(ライフ・シフト) --100年時代の人生戦略』リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット・著、池村千秋・訳、東洋経済新報社、オーディオブック
・洋書2:『The Power of Less: The Fine Art of Limiting Yourself to the Essential...in Business and in Life』Leo Babauta・著、Hyperion、紙の本&オーディオブック


明日も幸せである様に♪

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