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2020年3月 7日 (土)

面白くて悔しい

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目標は平日のみだったから今日は対象外なんだけど、それにしてもひどくないか。
何でこんなに夜更かししたのかと言えば、この本が面白すぎたから。

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『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』

2018年夏、第100回甲子園に三重県から出場した白山高校。
単に初出場というだけでなく、夏の県大会は2016年まで10年連続の初戦敗退で、2012年には部員1人という状況にまで陥っていた学校だった。
地元では、どこにも行けなかった落ちこぼれが通う高校だと見られていて、卒業生さえ白山出身だと思われたくなかったほど。
しかも、白山町自体も高齢化と過疎化が進んでいて、活気のない地域だった。
そんな学校と野球部が、若く情熱的な東監督のもと、少しずつ変わっていく。

著者は、東監督や2015年以降の部員1人1人はもちろん、各対戦高校の監督や部員、地元の店の主人、白山高校の応援団長を自認するおじさんにまで聞き込みを重ねる。
そしてわかったのは、白山高校がなぜ甲子園に出られたのかではない。どの高校にだって、甲子園に出られる可能性があるということだった。本当にどの高校にもチャンスがあるのだと、1冊読み終えると納得してしまう。

白山高校の甲子園初戦(対愛工大名電)は見損ねていた。もちろんスコアもつけていない。
見ておけばよかった!と心から残念。
この本で描かれている選手全員がすごく魅力的で、顔やプレーをあらかじめ見ていたらまた印象が違ったはずだから。
すっかり白山贔屓になっている自分がいるし、今年の夏の県大会でもきっと白山高校の試合結果を追いかけるだろうと思う。
寝るのを忘れるほど面白くて、その分だけ悔しくなった。
こういう本が書きたかったんだよなあ。
丹念に取材を重ねて練り上げられたスポーツ分野の良書を書きたい、と昔は思っていたのだった。
そんな思い切りも情熱も足りなかった私だから、せめてこういう本を1冊でも多く読んで満たされたい。

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バドミントン。
この体育館が当面閉鎖されることになったので、今後しばらくお休みです。無念。

 

■読書ログ■
・和書20:『世界の英語ができるまで』唐澤一友・著、亜紀書房、紙の本
・和書21『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』菊地高弘・著、カンゼン、電子書籍→読了
・翻訳書6:『若い読者のための経済学史【イェール大学出版局 リトル・ヒストリー】』ナイアル・キシニティー・著、月沢李歌子・訳、すばる舎、電子書籍


明日も幸せである様に♪

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コメント

こんにちわー!
お仕事が忙しいのに、毎日のブログ更新、読書も!
変わらず、中身の濃い忙しい生活を送ってますね♪
皮肉にもお仕事がヒマになった僕も、久しくやっていなかったことに専念中です(笑)
今日は本を2冊読んで、ブログも更新しました(^^ゞ
そして懐かしい人に連絡しまくっています。
ま、こんな時間もありかな・・・と(^^)

やまやさん


わー!お久しぶりです!
「懐かしい人」に入れていただけてとても嬉しいです。
そうですよね…やっぱり申し込みも減ってしまいますよね…。早く影響がなくなりますように。
せっかくやまやさんの予定が落ち着いてらっしゃるときにお会いしたかったのですが、私がドタバタ中です…。4月以降にご予定があえばぜひ近況聞かせてくださいヾ(*´∀`*)ノ
(ブログも拝見しました。相変わらず素敵な写真ですねー!)

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