「自分で選ばない」の効用
0時半就床、6時起床。眠い。
見てる方がいらっしゃるかどうかわからないんだけど、ここのところ「読書ログ」にいわゆる名作本を続けて載せている。
今月に入ってから読んだ本だけでも『透明人間』『日はまた昇る』『オペラ座の怪人』『グリーン家殺人事件』『老人と海』そして今読んでいるのが
『東方見聞録』。
どれも恥ずかしながら初めて読む本ばかり。
思っていたよりはずいぶん読みやすい本ばかりだし、もっと若いうちに読んでおいた方がよかったと思う本もあった(特に『日はまた昇る』)。
実は最近読んでいる電子書籍は、ほとんどauのブックパスの読み放題機能を活用している。
この機能では、本ごとに決められた期限(たいてい当月末)まで何冊でも無料で読むことができる。
読み放題の対象は絞られているけれど、その分自分では選ばないような本にも出会えて楽しい。
ただ、もちろん問題もあって。
貧乏性の私はつい気になった本を片っ端から選んでしまう。
出来心で20冊以上ダウンロードしてみるものの、1カ月でそんなに読めるわけがない。
いくら買っても積ん読の山が高くなっていくことはないんだけど。1カ月後には消えるから。
消える前に何とかしたい(まさに貧乏性)毎日必死で読んでいくと、20冊は無理でも17冊くらいは「片付け」られたりする。
いいことなのかそれ、って感じですが。
本当は、特に名作にはもっと1冊1冊じっくり向き合った方がいいってわかっている。
何度も読み返したいと思いながらそのまま次の本に進んでしまったとき、本の世界を冒涜してしまったような何とも言えない気持ちになる。
もういい大人なんだから、乱読は卒業したほうがいいんじゃないのとも思う。
でもね。
この機能がなければ、『東方見聞録』が面白いって知る機会はきっとなかった。
実はブックパスがこういう仕様になったのは今年に入ってからで、それまではダウンロードした本は無限に読むことができた。
でもそうすると、ダウンロードしただけで満足して全然読まないんですよこの人。まさに積ん読。
読める本も有限、時間も有限。だから得られるものもおそらくある。
ちなみに、今月ダウンロードしたもののいまだにたどり着けていない『月と六ペンス』『青列車殺人事件』『メグレ夫人の恋人』『情婦』(アガサ・クリスティーの短編集)『シャーロックホームズ全集』はもうたぶん無理。
それ以外の名作系じゃない本も3冊くらい残っているけど、どこまでいけるんだろう。
本当に何冊ダウンロードしてるんだと1カ月前の自分を問い詰めたい。
3時間3分。ぎゃー。
■読書ログ■
・和書85:『ねみみにみみず』東江一紀・著、越前敏弥・編集、紙の本
・翻訳28:『21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考』ユヴァル・ノア・ハラリ・著、柴田裕之・訳、河出書房新社、オーディオブック
・翻訳30:『東方見聞録』マルコ・ポーロ・著、青木富太郎・訳、グーテンベルク21、電子書籍
■勉強ログ■
・NHKラジオ講座:1時間58分
君にいいことがあるように 今日は赤いストローさしてあげる♪
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