言葉との邂逅
ようやく出会えた。足の入るNew Balance。
あまりNew Balanceっぽくない(と思う)けど、お散歩用ならこれくらい軽いのがいいよね。
すっかりさぼっていることだし、これからちょっとずつ歩くぞー。
えっと、aikoが聞けるくらいまで落ち着いたら…。
「出会い」みたいな言葉をブログのタイトルにしようと思って、類語辞典を検索していたら(いつもそんなことしてるのって感じだけど)、「邂逅」が出てきて意外な気持ちになった。
長年会っていなかった人に久しぶりに会えた、というときに使う言葉だと思っていたから。
しかも、もう二度と会えないはずだった人に何らかの偶然で再会できてしまった、という魂を揺さぶられるような状況にしか使えないと思い込んでいた。
だから、自分でこの言葉を使ったことはたぶんない。
思いがけなく出会うこと。めぐりあい。
「旧友と━する」
(『明鏡国語辞典』第二版)
用例からすると私の理解が間違っていたわけじゃなさそうだけど、それが一番目の意味じゃないわけね。なるほど。
なんで私は「邂逅」をそういう意味だと思っていたんだろう。
思い当たったのは、この言葉との出会い。
記憶が正しければ、「邂逅」という言葉を知ったきっかけはさだまさしさんの同名の曲だった。
仲違いしたまま死別した父親と、カメラのフィルムを通じて「邂逅」する。
そのくらいの状況じゃないと、おいそれと使っちゃいけないと思っていたんだよー。
いや、靴との出会いくらいじゃどっちみち使わないだろうけど。
どういう状況で出会ったかによって、その言葉との付き合い方が決まってしまう。
そう思うと、言葉との出会いも「邂逅」と呼んでいいのかもしれないね。
「巡り合い」という意味で使えるとわかった今も、とっておきの場面まで使わないでいたいという気持ちは変わらないから。
■読書ログ■
・和書115:『留学しないでネイティブ英語を身につける方法』有子山博美・著、KADOKAWA/中経出版、電子書籍
・洋書12:社会学(おしごと)
■勉強ログ■
・NHKラジオ講座:1時間36分
君にいいことがあるように 今日は赤いストローさしてあげる♪
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