ラブレター
今年最初で最後のナ……バンテリンドーム(慣れてない)。
昨日はとにかく柳投手の日だった。
めったに野球選手のファンにならない私が久しぶりにはまってしまった選手。
今日は彼への思いをラブレター形式で語りたい。気持ち悪いな、私。
***
柳裕也様(そこから……?)
拝啓
私は、あなたが2018年に挙げた2勝をどちらもナゴヤドームで拝見して以来のファンです。
若くしてお父様を亡くして頑張っていらっしゃることも、イケメンコンテストで毎年入賞を逃すたびに「僕は心のイケメンだから」と言い続けるメンタルにも、心を鷲づかみにされてきました。
一生付いていく!と決めたのは、去年、8回に交代を告げられそうになったときにセカンド辺りまで逃げていく姿を見たとき。長い回を投げることへの気持ちの強さには、いつも感嘆するばかりです。
横浜高校の大先輩(福田選手)をお立ち台でいじりまくったり、高橋周平選手(一応1歳上)にも打てないだのゲッツーだの言いまくったり、鬼畜な一面も好きです。
そして、
今年亡くなった木下雄介さんとは同期の柳投手。
(バンテリンドームの中にこのような追悼スペースがあります。このコーナーを見に来たかったというのが、チケットを買った一番の理由かも)
追悼試合のとき、それまでこらえていたのにこのシーンで泣き出した柳投手。
(ちなみにこの動画はぜひ最初から全部見てほしい。何度見ても声を上げて泣いてしまう。そして、このときのベイスターズの選手たちには本当に感謝しています)
7回だろうが8回だろうが打席に入ろうとする(そして代打を告げられて、ベンチでヘルメットも取らずに悔しがる)姿。
そして精密なコントロールとクレバーな配球。
何とか投手3冠に望みをつなぐ投球を。
(ちなみに上の写真でサードにいる人が、この後散々いじられる人。そして、右端(セカンド)の人が昨日のヒーローです)
序盤はボール先行も多くて調子が良くなさそうにも見えたけれど、途中からは見事な投球。
ただ、いつも通り味方の援護がない。しかも味方のエラーから失点するという最悪の展開。
直後に追いついたものの、勝ち越せないまま試合は後半へ。
1アウト1、3塁というピンチをスクイズ失敗と三振でしのいだその裏に自分で2ベースヒットを打ったのに、それでも得点は入らない。かわいそうになってくる。
8回裏、1アウトになったところで投球練習を始める柳投手。まだ行くつもりだ……!
結局その後、犠牲フライで勝ち越すことができたのでここでお役御免となったけど、今日も本当に熱い姿を見せてもらいました(急に、ラブレターだったことを思い出す)。
ヒーローインタビューでは「三塁手もいい守備をしてくれたのでよかったと思います」「(投手3冠についてきかれて)そんなことより、このあと周平さんにノック打つので、そっちのほうでまずは頑張りたいなと思います」と鬼畜発言連発。
(ちなみにもう1人のヒーロー髙松選手の初々しさときたら……! 「試合に出られない人もいるとは思うんですけど、その1試合を僕に与えてくれたので、何とか1つでも印象に残ることをと思って毎日頑張ってます」。いいコメントすぎるー! 高卒1年目くらいの顔つきだけど、本当はヤクルトの村上選手と同い年です。ひえーっ)
最後まで柳さんらしさが見られて嬉しかったです。
これからも応援しています。かなりお疲れでしょうから、怪我にだけは十分注意して、オフは体をしっかり休められますように。
敬具
***
柳投手への愛を語っていたらすごい量になってしまったので、続きはまた明日。
明日も幸せである様に♪
« 46 | トップページ | 空を見上げて、来年を見据えて »
「スポーツ」カテゴリの記事
- ミーハー(2023.06.26)
- 業界類義語(2023.05.02)
- 空を見上げて、来年を見据えて(2021.10.14)
- ラブレター(2021.10.13)
- 夢のあとの現実(2020.08.18)
コメント