初と再会
実は先週末、父と妹と3人でお墓参り~関西の親戚巡りをしてきました。
よくよく思い返すと、3人で旅行なんて初めて!
初日。233km。
お墓は岐阜の山奥(なんでこんなところに作っちゃったの……っていうすごいところです。写真撮り忘れた)
墓参りどころじゃない天気の中、何とかご先祖様に手を合わせてから、まずは奈良の大叔母の家へ。
こんな土砂降りの中を頑張って走ったぜー!(隣にいるのが父です)
高峰SAで買った忍ジャエールは、一切ジンジャー要素がない不思議な味でした(「ジンジャー」とは書かれていないからセーフ)。
奈良の大叔母は90歳を過ぎても一人暮らしを続けていて、まさに「矍鑠(かくしゃく)」とはこの人のためにある言葉ではないかという方。
一軒家も普段からきちんと手入れされているのがわかるし、足腰もしっかりしていて食事も取れている。滑舌もいいし、何より口が悪い(褒めてます)。これだけ頭も体もしっかりされているなら、100歳までぜひ元気でいてほしい。この日も戦争中の話とかたくさん聞かせてもらえた。
家から歩いて数分のところにこんな散歩道が。
素敵すぎる景色。
もみじも色づき始めていた。
夕食がまた豪華。ほかにもたくさん作ってくれていて、食べきれないほどだった。
ゴーヤを甘辛く炊いたやつ(語彙力)が感動的においしかった。あんなホロホロになるまで煮込むの、相当時間が掛かるんだろうなあ。
2日目。今度は京都に住む親戚の元へ向かいます。
その前にちらっと法隆寺。歩ける距離に法隆寺があるなんて……!
この日は入る時間がなかったのでまたの機会に。
京都の大叔父が昨年亡くなったんだけど、1周忌も過ぎてからようやく手を合わせることができた。
ゴージャスなお弁当を囲んで、親戚一同(7人)で歓談。
大叔父は某大学の名誉教授となったすごい方なのに、訳書をお送りするたびに丁寧な感想文をくださって感激したのを覚えている。
身内に書籍に関わる仕事に就いた人がいなかったこともあり、私をすごく気に掛けてくれていたという話は以前から聞いていた。
献本も全部読まない限り感想文を書く人ではないそうで、つまり私の訳書も最後まで読んでくださったということも。
この日、書斎をのぞかせていただくと、積み上がった本の一番上に私の訳書が……!
手に取った息子さんが「親父はこういう本に全然興味ないはずなのに。よほど嬉しかったんだろうなあ」と。
うう、どうしてもっと会って話を聞こうとしなかったんだろう。いつでも会えなくなってから気づくんだ。
帰り際に、宇治にあるお墓にも一緒に参らせてもらった。
空が高い。
宇治駅で大叔母&父(父はその後2日くらい奈良でお世話になって帰ってきました)を下ろして、あとは妹と帰り道。
往路が信じられないくらい平和に帰ってきました。
初の親子旅、行ってよかった。楽しかった!
ただ、7年で1万キロしか走らなかった私が、2日間で430km。
いまだに腰痛がやばいです。
毎日長距離運転している夫はやっぱりすごいや。
あと、せっかく京都と奈良に行ったのに観光らしい観光もできなかったので、次の機会は色々巡りたいなあ。今度は電車旅で!
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