たまには真面目な話

2020年11月 5日 (木)

いい影響とは

(書影を貼っておきながら全然本の中身に触れていない記事ですが、本も面白かったです!)

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この本を読んでいるうちに、外仕事のことを思い出した。
職場の皆さんは、私にとってまさに「いい影響を与えてくれる人たち」。
こっそり見ているだけでも(見ちゃダメなんだけど)予見できない事態が毎回起きていて、私なら絶対平常心を保てない。
そんな状況でも粛々と仕事を進める姿、周りには絶対に苛ついた様子を見せない姿に、出勤するたびに感銘を受けている。
そういう人が1人いるという話じゃない。全員がそうなんだよ。すごくない?

「私!すごく!がんばってますっ!ほめてー!」
というオーラが出ている人は、応援したいとは思うけどやっぱりちょっとしんどい。
そして私は完全にそういうタイプだ。

学生時代に働いていたカフェ・ド・クリエには、信じられないほど仕事が速い人がいた。
その人からはいつも「ゴーーーーーーッ」という音が聞こえてくる感じ。
尊敬しつつも、その人と同じシフトになると緊張してしまう自分がいた。
一方で、いつ見てもゆったり動いているのに、気づくと膨大な仕事を終わらせている人もいた。
いつもニコニコしていて、私がミスをしても「大丈夫大丈夫」と笑顔でフォローしてくれる人だった。

私はずっと、彼女のように働きたいと思っていた。
周りの人に余計な圧をかけることなく、一緒に働くのが心地いいと感じてもらえる人を目指していた。
なのに徹夜アピールだなんて、真逆もいいところじゃないか。

あと10日ちょっとで不惑。
本当に、もう少し動じないで生きていきたいよね。
外仕事先にもお手本がたくさんいてくれるんだから。

■読書ログ■
・和書118:『同時通訳者が「訳せなかった」英語フレーズ』松下佳世・編著、イカロス出版、紙の本
・和書122:『不合理だらけの日本スポーツ界』河田剛・著、ディスカヴァー・トゥエンティワン、電子書籍


君にいいことがあるように 今日は赤いストローさしてあげる♪

2020年10月19日 (月)

こうせいくんの話

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新ネイル。
寒くなったので、一気に秋のデザイン。

昨日書くつもりだった話。ただの昔話です。
発端は、マインドフルネス瞑想のトレーニングをしていたら、今までの人生で経験したポジティブな出来事を思い出しましょう、と呼びかけられたことだった。
嬉しかったことや幸せを感じたことでいいのかな。それならいくらでも浮かんでくるよ。
去年出せた本、最近合格したトライアル、ドラゴンズが強かった時代、ライブでaikoに会えた日、翻訳の仲間と過ごした時間。
それから、新卒で入った会社のこと。営業でさっぱり芽が出なくて電話指導という内勤職に異動したのに、そこで待っていたのも営業っぽい仕事だった。長期休みごとに、担当している生徒に対して講習会に来るよう動員する。最初は嫌で仕方なかったんだけど、終わってみたらまさかの全国2位で、びっくりしたなあ。
次々に思い出が浮かんでいく。その流れに漂っていると、「では、浮かんだ出来事の中から1つだけ選んでください」という声が聞こえた。
1つだけ。
そのとき私の頭に浮かんだのは、ドラゴンズでも翻訳でもaikoでもなくて、こうせいくんだった。
全国2位になったあの夏、講習会に来てくれた男の子。

当時在籍していたのは、主に高校生が自宅で英語学習できるようにサポートする部署だった。
担当する生徒さんは最大80人。アルファベットも読めない子から、英検準1級を目指す子までレベルはさまざまだ。
英語が大好きで将来語学を使う仕事に就きたいとやる気満々の子もいれば、部活ばかりで塾にも行けないからせめて家庭学習の習慣をつけさせたい…と親御さんが言うばかりで本人のやる気はゼロというご家庭ももちろんあった。
色々な子に対して、毎日机に向かって勉強すること(と英検合格)を目標に、FAXと電話を使って毎日指導をする。その子が講習会に来ない限り、互いの顔も知らないまま。今思うと不思議な関係だよねえ。

こうせいくんは、たしか当時21歳くらい。
高校は中退していて、アルバイトはしていた気がするけど、基本的には家から出ない毎日。
母子家庭で、経済的にも苦労してきたらしい。
英語が全然できない子ではなかったけど、それより家で机に向かう習慣をつけてほしい、そして外界との接点を失わないでほしい。それがお母さまのご要望だった。
そういう話を、前任のT主任(当時)から聞いた。T主任はもう何年もこうせいくんを担当していた。
「すごくいいやつだし明るいんだけど、絶対に講習会には来ないんだよ。お金の問題もあるだろうし、やっぱり家から出るのは怖いのかな」
T主任にとっても、こうせいくんは特別な生徒だった。

電話で話してみると、こうせいくんは本当に明るかった。何でこの子が引きこもっているのかわからないくらいに。
毎回の電話で話すべき内容は一応決まっているんだけど、それ以外の話も色々とした。
当時の私は24歳で、こうせいくんはほぼ同年代。
「先生」なんて呼ばれるからとりあえず偉そうにしていたけど、本当の私は半年前まで営業のきつさで心が折れて入院していたような人間で、生徒さんが頼ってくれても私の引き出しは空っぽだった。今もだけど。
なのに、こうせいくんは不思議なくらい私を信じてくれた。

夏休みの講習会に向けて、動員が始まる。
こうせいくんは絶対に講習会に来ない。一応声だけは掛けて、断られたらすぐに引くこと。
そう注意されていたから、「もうすぐ講習会なんだよ。おいでよ」と誘いつつも、もちろん何の期待もしていなかった。
なのに。
「はい、行きます」
耳を疑った。
「え、いいの?」
「はい。先生に会いたいから、行きます」
何かの間違いじゃないかとお母さまに代わってもらったけど、嘘じゃなかった。本当に、本人が行きたいと言っているという。
「先生、本当にありがとうございます」
と電話口で言われても、まだぴんと来なかった。
T主任に報告したら、目を丸くしたあとで、泣き笑いのような顔をしていたのを覚えている。

講習会当日になっても、こうせいくんが本当に来てくれるかどうかわからなかった。
長年家に閉じこもってきた人が、いきなり年下の子が大勢いる場所に飛び込む。私なら絶対に無理。来られなくても当然だよ。
そう思いながらも教室を見まわしていると、後ろから声を掛けられた。
「和田先生」
振り返ると、そこにはハタチくらいの男の子が笑顔で立っていた。初対面でもすぐにわかる。こうせいくんだ!
足が震えた。一度控室に戻ってT主任を呼んでから、一緒に声を掛けた。1人じゃ先生面なんてできそうになかったから。
何をしゃべったのかはもう全然覚えていない。覚えているのは、ずっとこうせいくんが笑顔だったこと。

こうせいくんはどうして来てくれたんだろう。
その後、冬休みの講習会でも声を掛けたけど「もういいっす!」とあっさり断られた。
あのときだけ、どうして来ようと思ってくれたんだろう。
私は当時、自分のことしか考えていなくて、動員の結果に一喜一憂していただけだった。
どれほどの思いと覚悟を持って決断してくれたのかを考えたことさえなかったし、もちろん本人に対してそのことを労いもしなかったはず。
頑張ってくれてありがとう、会えて嬉しい。せめてそのくらいは伝えたのかな。覚えてはいないけど、伝えていてほしい。せめて。
お母さまもT主任もこうせいくんもわかっていたことを、きっと私だけが直視さえしてこなかった。
そして、今の私だって何もわかっていない。わかるのは、「ポジティブな出来事を1つだけ選んで」と言われて、あの日のこうせいくんの顔が浮かんだということだけ。

いやその、何も結論はありません。おしまい。

■読書ログ■
・和書110:『英単語のあぶない常識―翻訳名人は訳語をこう決める』山岡洋一・著、筑摩書房、紙の本
・和書112:『4行でわかる世界の文明』橋爪大三郎・著、KADOKAWA、電子書籍
・翻訳28:『21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考』ユヴァル・ノア・ハラリ・著、柴田裕之・訳、河出書房新社、オーディオブック(2巡目)

■勉強ログ■
・NHKラジオ講座:44分


君にいいことがあるように 今日は赤いストローさしてあげる♪

2020年9月20日 (日)

伸び時とは

バドミントンの話ばかりしているけど。
最近の日課は、YouTubeでバドミントン動画を見ること。
ショットやフットワークの方法を説明するものや、試合している様子をひたすら流してくれるものなど色々あって、どれも勉強になる。
で、おととい久しぶりに自分の動きを動画に撮ってみた。そうしたら、ひどいのなんのって。
ただくねくね遊んでいるようにしか見えない。まじめにやっているのかと問い質したいレベルで、動画は秒で削除した。
そういえば、この間ペアになった人に「社交ダンスとかしていますか」ってきかれたんだった。あれ、けなされていたのかー(思い出し羞恥)。こんなところでたとえに使われて、社交ダンスの皆様に申し訳なさすぎる。

自分の動画を見たのは初めてじゃない。1年くらい前にも撮ってもらったのをたしかここにも上げたはず。
下手だとは思っていたけど、こんなのたうち回りたい気持ちにはならなかった。そこそこできているんじゃないか、とさえ思っちゃっていた。
あれももう絶対見直さない。リンクも貼るもんか。

もちろん実際に下手になったわけじゃない。変わったのは、おそらく目だ。
うまい人のプレーを見てから自分のプレーを見直したから、つまり比較しちゃったから、自分の粗が見えてきた。
ちょっと立ち直れない気持ちになってはいるけれど、でもきっとこれは悪いことじゃない。
自分が下手なことに気づいたときが伸び時と言ったのは誰だったっけ。きっとそういうことだと、信じることにする。

さて。
今年に入ってから集中して本を読んでいる。
うまい人の文章に目が慣れてみたり、翻訳書を読んで生意気にも読みづらいとか文句をつけてみたり、そういうことを9カ月続けてきて。
今、どうやっても自分の訳文がいいものだと全く思えなくなっている。というか、このブログの文章も気に入らない。
最近、『ベゾス・レター』の感想を寄せてくださっているサイトを覗いたら(ありがとうございます!)訳文の一部を引用していただいていた。
当時は「これ以上できない」と思っていた訳文なのに、今見たら下手すぎて吐きそう。
これは大御所と比較しちゃっているからですか。目が育ったっていうことですか。
自分が下手なことに気づいたときが伸び時だって、そう信じて本当にいいんですか。
……泣かない!

明日も幸せである様に♪

2020年9月 6日 (日)

謎の嫉妬

前にここで紹介したことがあるかもしれないけど、以前からはまっているブログがある。



aikoファン…と言っていいのかどうか。
語源から言ったら合っているのかもしれないけど、この人は単なるaiko好きではない。
aikoを深く分析して、その要素と自分を同化していく。まさにfanatic。じゃあファンで合っているのか。
とにかく、このブログを読んでしまうと、自分をaikoファンなんて気軽に称してはいけないのではないかと罪悪感に駆られるくらいだ。

aiko愛の突き抜け方に若干引きつつも、特に「aikoへの気持ちの強さで負けた」などと思うことはなく、いつも楽しんで読んでいた。
そんなところに勝ち負けなんてないしね。
ただ、なぜだかわからないけど、うっすらとした嫉妬がよぎることはあった。何だろう、この気持ち。

そして昨日、急に嫉妬の正体がわかった。
私が嫉妬してきたのは、上田さん(ブログ著者)の文章力だ。
気持ちひとつに対して驚異的な量の語彙と表現を駆使していく。
こんなことは、私には絶対できない。
aikoへの愛がいくらあっても、そのテーマだけでこんな長文絶対書けない。

もともと、翻訳者として自分が勝負できるのは英語力では決してなく、日本語力、文章力を磨いていくところにしか活路はない、なんて思っていた。
文章力と翻訳力は直結しないらしいぞと悟りはじめてからも、そこは自分の拠り所であり続けた。
でも最近、そもそも私には別に日本語での文章力なんてないんじゃないのと気づいてしまう出来事が何度かあって、打ちのめされている。
きちんと伝わる文章も書けないし、上田さんのような突き抜けた表現力もない。
そんなものがあったら、子供の頃の夢の通り作家になれていたのかもしれないけど。

こういうことをくよくよ悩むのも、今気持ちが落ち込んでいるせいだろうなあ。
ないものを数え上げるほど無意味な作業なんてないんだから。
そんなことわかっているのにどんより。
いかに自分がこれまで「それでも私に仕事を依頼したい人はいるのだから」という一点で気持ちを保ってきたかを痛感するよね。

台風が近づいていますね。
皆さまどうぞお気をつけて。

明日も幸せである様に♪

2020年9月 3日 (木)

洪水警報

※今日のブログは暗いばかりなので、どうぞ「×」をクリックなさってください。

メールアドレスを変更したんだけど、OutlookとGmailの連携がうまくいかなくて四苦八苦。
しかも、Outlookに紐づけたGmailがずっと通信し続けちゃっているらしく、またもや3日間の通信制限を超えてしまった。
依頼がまるっきり来ない。
久しぶりに受けたトライアルに立て続けに落ちた。
記録を残しておこうと思ったら、過去10年分のログファイルも去年1年間の記録もいつの間にかない。
活気は相変わらず出てこない。

今の愛知県と同じく、くまぼぼも洪水警報中。
一晩寝たら気持ちも上向くかもしれないけど、今この瞬間の立ち直れる気がしない状態も記録しておくことにする。
そのうち立ち直って、またいつか落ち込んだ時に、きっと今日の私のことを思い出して心強く感じるはずだから。

うう、悔しいなあ。
私のどこがそんなに駄目なんだろう。
打席数を増やすしかないのはわかっているけど、いくら打席数が増えたってゼロはゼロなんだよ。
それでもやっぱり、たくさん訳して、たくさん挑戦するしかない。
いつまでたってもゼロなんじゃ、なんて考えたところでほかにできることなんてないんだから。

2020年7月10日 (金)

案じたり案じなかったり

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一度流れが狂うと翌日まで引きずる。
生活リズムを作るってこんなに難易度が高いことだったのか。
2時半就床、9時半起床。

昨日のブログに書いた保険の話、もう少し書きたいことがあった。
この某医療系保険会社とは、就職した16年前から契約している。
当時は父がこの会社と代理店契約を結んでいたので、父から契約したのだ。
それから16年間ほぼ何も音沙汰なかったのに、今週突然「ご説明などしたいので自宅にお伺いしてもよろしいですか」という連絡がきて、申し訳ないけれどめちゃくちゃ警戒した。

私は元営業職のくせに(だから?)営業されるのがすごく苦手。
しばらく話しているうちに親しみを感じてしまって「こんなに懸命に話してくれたのに手ぶらでお返ししたら申し訳ない」と思って断れなくなってしまう。
押し切られて契約書にサインしてしまい、クーリングオフ制度のお世話になったことも一度や二度じゃない。
新しい保険への乗り換えを熱くお薦めされてしまったら、どうしよう。
父に相談すると「その場では何も結論を出さず、資料だけもらっておきなさい。あとで妥当な商品かどうか見てあげるから」とありがたいお言葉。
でも強く言われたら断れるかなあ。怖い人だったらどうしよう。…とその代理店のHPを見にいって、来てくれる担当者の優しそうな顔にちょっと安心したり、いやいやこれも油断させる作戦(?)かも、と怯えたり。
ほぼフォーなのに惑いまくりである。

そんな風に心痛に苦しみながらやってきた昨日。
結論から言うと、担当者さんはとても物腰柔らかで穏やかな人だった。HPの写真通りだった。
父が16年前に作ってくれた商品をべた褒めしてくださり、無料の付帯サービスを説明してくださり、あとは雑談でおおいに盛り上がった。
案じていたことは何も起こらなかった。

3年前に買った冷蔵庫のタッチパネルが効かなくなってしまったので、今日メーカーの修理担当の人が来る。
事前に連絡したときに電話受付の人の対応があまりよろしくなくて、今日は絶対に文句を言ってやる!と息巻いてロールプレイングまでしていたんだけど、今朝修理担当の人から電話がかかってきて、電話口でものすごく謝られた。
戦闘モードのまま迎え入れなくてよかった(これを書いている時点でまだ来てもらっていないので本当に「よかった」のかはわからないけど)。

考えすぎだよ、案じるより産むがやすしって言うじゃないか、とここまで読んだ人は思うだろうし、私もちょっとそう思っている。
ただ、案じたことが無駄だったとまでは言い切れない。
幸いにも拍子抜けすることがたまたま続いただけかもしれないから。
実際、全く案じずに目隠ししたまま走り出して大怪我した経験は何度もある。
痛い目を見るくらいなら、拍子抜けするくらいでちょうどいいのかもしれない。
まあ、加減っていうものがあるでしょ、という話かもしれないけど。

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雨が少しの間だけやんだので、お散歩。

■読書ログ■
・和書37:『読解 英文傑作エッセイ21選~生きるヒント~』行方昭夫・著、ディーエイチシー、紙の本
・和書61:『教養として学んでおきたい仏教』島田裕巳・著、マイナビ出版、電子書籍→読了
・和書62:『教養として学んでおきたい哲学』岡本裕一朗・著、マイナビ出版、電子書籍
・翻訳書19:『ストーナー』ジョン・ウィリアムズ・著、東江一紀・訳、作品社、紙の本
・翻訳書20:『1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え』エリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグ、アラン・イーグル・著、櫻井祐子・訳、ダイヤモンド社、オーディオブック
・洋書7:『Stoner』John Williams・著、Vintage Digital、電子書籍
・洋書8:翻訳セミナーの課題書

■勉強ログ■
・和書37:~179ページ
・洋書7:見直し
・洋書8:通し読み
・NHKラジオ講座:1時間42分


君にいいことがあるように 今日は赤いストローさしてあげる♪

2020年6月28日 (日)

10th

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「むにゃ」というのも10回目でございます。

ここまでの10年、お金の面で順調に進んでいたのは7年目まで、その後は迷走しながらなんとかやりくりしている状態。
成長曲線は右上がりの直線だと思っていたら、全然違った。
たぶんこれからも、前の年には予想もしなかったようなことが起き続けるんだろう。
ただ、自営業として生きていく力や翻訳力はおそらくちゃんと右肩上がりを続けていると思う。
それ以上に確信をもって言えるのが、人とのつながり。
一歩目の時点で「こんなに助けてくれる人がたくさんいて、私には幸運しかない」と思っていたのに、その後も助けてくれる人は増え続けて、そのつながりも太く深くなっている。
これは謙遜では全くなく、そもそもの環境や助けてくれる人の存在がなければ、私は間違いなくこんな場所にはいられなかった。
自分ががんばっていないと言いたいわけでも、自分のがんばりなんて大したことじゃないと言いたいわけでもない。
がんばれていること自体も、がんばった成果を認めてもらえる環境という意味でも、私はただひたすら幸運だった。これまでの人や物との出会いのうち、もし何か一つでもなかったら…と思うだけで恐怖で身がすくむ。

ということは、結局がんばっても意味はないのかもしれないけど。
でも私にはがんばることしかできないから、10年と1日目も手漕ぎのボートで進んでみます。
これまで助けてくれた皆さんに感謝しつつ、次の誰かに幸運を渡せるように。

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ちょうど今日、取引先からいただけたお中元。
毎年本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

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昨日もバドミントン。むにゃでもやることはいつもと変わらない。
昨日はすごく体が動いた。木曜日にレベルが上の人と練習したのがよかったのかしら。
目標より高い負荷をかけると、目標としていたレベルが楽に感じられるようになる、と『学校では教えてくれない!1ヶ月で洋書が読めるタニケイ式英語リーディング』にも書いてあった。
翻訳にも当てはまりそうな話。

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でも結局疲れ果てて今日も寝坊。毎日10時間も平気で布団にいる39歳ってどうなの。

■読書ログ■
・和書54:『幽霊塔』黒岩涙香・著、株式会社オリオンブックス、電子書籍
・翻訳書14:『Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法』ロルフ・ドベリ・著、安原実津・訳、サンマーク出版、オーディオブック(2巡目)
・洋書4:『The Power of Habit: Why We Do What We Do in Life and Business』Charles Duhigg・著、Random House、紙の本&オーディオブック


君にいいことがあるように 今日は赤いストローさしてあげる♪

2020年6月17日 (水)

何を話さないか

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おはようございます。
22時半就寝、6時半起床。
夕食後急にお腹を壊して、ヨレヨレだから今すぐ寝るっ。゚(゚´Д`゚)゚。と布団にもぐりこんだ結果である。
2カ月以上毎日続いていたストレッチも、1カ月以上続いていたマッサージ&自転車こぎも止まってしまった。無念。
体調不良をきっかけに規則正しい生活に切り替えられたら、結果オーライって思えるんだけどなあ。
今は元気!

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ほらーーーーーー。
いや、わかっていた。ブログに「迷っている」なんて書いた時点で、もう決めているんだよ。
それとも、「迷っている」と書くことで頭の中にモヤモヤと広がっていた迷いが形になってしまって、決断につながったのかもしれない。
ほら、人への悪口とか、社会とか組織に物申したいこととか、誰かに伝えた途端にむしろ気持ちが増幅されることってないですか。
(余談だけど、人や物に対して悪口を言ったり誹謗中傷しておきながら「これは(正当な)批判です」と自分で言う人のことは信用しないと決めている。あと、「何かが好きだと言いたいときに、比較のために嫌いなものをあげつらうのはよくない」という意見には大賛成だけど、そういうことを言う人もたいてい同じ論法を使っている。どっちも自分に刺さりまくるので、本当に気を付けたい!!)
「話せば楽になる」というのは、決して言葉と一緒に気持ちも手放せるという意味ではなく、言葉にしているうちに頭の中のモヤモヤが明確になって、結果楽になるということだと思っている。
あと、誰かに話すからには自分の発言に整合性と正当性がなければいけない、と無意識にでも思うはず。
そうして、本来モヤモヤでしかなかったはずの気持ちが自己強化されていくのではないだろうか。

もうネイルの話はどっかに行ってるけど、何が言いたいのかというと。
何でも話した方がいいとか、オープンな人の方が好かれるとか、そんなことに惑わされちゃだめだよということです。
何を話すかじゃなくて、何を話さないかをちゃんと考えたほうがいい。
勢いあまって言っちゃったことはもう戻ってこないし、自己強化までされてしまうんだから。
お前に言ってるんだよ、自分ーーー!
言わなくていいことを言って場の雰囲気を氷河期くらいにしてしまった最近の私に、懇々と諭したい。
気持ちなんてモヤモヤさせておけばいいのである。
自分がすっきりしたいという身勝手さで他の人を巻き込んじゃいけない。
何を話さないかをもっと考えたほうがいいですよー!

あ、ネイルはめちゃくちゃ気に入っています。
これはここに書いてよかったことですね!

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あじさい。

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お散歩中の夕日。

■読書ログ■
・和書37:『読解 英文傑作エッセイ21選~生きるヒント~』行方昭夫・著、ディーエイチシー、紙の本
・和書38:『怪書探訪』古書山たかし・著、東洋経済新報社、電子書籍
・和書51:『学校では教えてくれない!1ヶ月で洋書が読めるタニケイ式英語リーディング』谷口恵子・著、プチ・レトル、紙の本
  最近ずっと読んでいたのに、ここに載せるのを忘れていた。
・翻訳書14:『Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法』ロルフ・ドベリ・著、安原実津・訳、サンマーク出版、オーディオブック(2巡目)
・洋書4:『The Power of Habit: Why We Do What We Do in Life and Business』Charles Duhigg・著、Random House、紙の本&オーディオブック


君にいいことがあるように 今日は赤いストローさしてあげる♪

2020年4月18日 (土)

ハガキの輪

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というわけで。
突然ハガキ魔と化したくまぼぼです。

10日くらい前、ラジオを聞いていたらリスナー投稿にこんな話があった。

上京した子供のことが心配だけれど、感染リスクもあるし帰って来いとは言えない。
本人も東京で頑張ると言っている。
そこで、こまめにハガキを出している。なるべく気軽な文面になるように気を付けながら。
本人は迷惑かもしれないけれど。

何の関係もないのに、聞いているだけで涙が出てきた。
ハガキ、いいじゃないか。素敵すぎるじゃないか。
また手紙じゃなくてハガキっていうところが絶妙にいいよねえ。
絶対に迷惑なんて思っていないよ。ポストを見て親御さんからのハガキを見つけたら、心があたたかくなるだろうなあ。

そんなわけで、すっかり影響を受けてハガキを出し始めた。
騒動が落ち着いたら会いたい人に。今どうしているか心配な人に。そして住所がわかる人に(地味に最後のハードルが高い。住所を知っている人って意外と少ないんだよなあ)。
予想外だったのは、書くという行為にむしろ自分の心を静める効果があること。
ハガキを書きながら相手の顔を思い浮かべる。その人にこれまでどれだけ助けられてきたかを思い出す。心がじんわりとしてありがとうって思う。
書いただけですっかり満足して、幸せな気分でポストに投函していった。

それでね。
もう出したところで満足していたから、返事なんて来ると思っていなかったの。
メッセージでお返事くださる方がいて、それだけでもう、空回っていなくてよかった!と喜びに浸っていた。
そしたらここ数日、ポストを開くたびにハガキが入っている。
うわ、これ、嬉しい。
その人が元気で過ごしてくれたことも、時間を作って私のために文面を考えてくれたことも、嬉しすぎる。
同じ気持ちでポストに投函してくれたのかな、とか気持ち悪いことを妄想して、受け取ってから数日たってもずっとニヤニヤしている。
お返事くださった皆さん、本当にありがとうございます。
もちろん、何もなくたって構わない。受け取った人がドン引きせずに0.1℃でも心があたたかくなってくれていたなら、それだけで大満足。いや、ドン引きされていてもいいのだ。投函した時点で私の気持ちは十二分に満たされているのだから。

安上がりに幸せになれるので、大切な方にハガキを出してみるのお勧めします。
字なんて下手でも恥ずかしくないんだぜー(自分に言ってます)。

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結局また同じ献立&コールスローだけ増やしてみた。
パンがおいしくてねえ(2回目)。

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今日は夫と2人でストレッチしてみた。上半身の2つ目で首を痛めたみたいで、ちょっと責任を感じている。

■読書ログ■
・和書25:『文系でもわかる ビジネス統計入門』内田学、兼子良久、斉藤嘉一・著、東洋経済新報社、電子書籍
・和書26:『技術者のためのテクニカルライティング入門講座』髙橋慈子・著、翔泳社、紙の本
・洋書2:『The Power of Less: The Fine Art of Limiting Yourself to the Essential...in Business and in Life』Leo Babauta・著、Hyperion、紙の本&オーディオブック


明日も幸せである様に♪

2020年3月27日 (金)

恵まれ人生

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全然早寝するつもりないな…?
さすがに6時や7時は無理と判断して、最初から8時起き。

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今日を乗り切るお供。

自分と違う人を貶めたり、逆に自分を卑下したりする意図は全くなくて、単なる発見なんですけど。
薄々気づいてはいたけれど、私はどうやら世間の平均値よりもだいぶ孤独に強いタイプらしい。
休校措置に対する子供たちの「学校で皆に会いたい」という気持ちとか、リモートワークの方の「職場の人と雑談したい」という気持ちがさっぱりわからない。
不謹慎ですけど、私なら今頃小躍りして自室にこもっている。一切外に出なくても平気。
学校なんかずっと行きたくなかったし(実際不登校だったし)、会社の通勤も同僚に配慮しなくちゃいけないのも苦痛でしかなかった。
しばらく誰とも会っていないから辛い、と思った記憶もほとんどない。
むしろそう思っちゃっているときは、今の自分に自信が持てなくなる兆候だった。病んでいるときだけは寂しがり(めんどくさい人)。

いや、人と会うのが嫌なわけじゃないのよ。
大切な人とならいつでも会いたいと思っている。
(あと念のため言い訳すると、今の外仕事は楽しんでいます。月に数回なら穏やかでいられるみたい)
ただ、それでも大抵、帰宅すると12時間仕事した後くらいの疲れ方をするから、やっぱり私は人と接するのは苦手な性質なんだろうと思う。

独立したものの、孤独に耐えられなくて会社勤めに戻った人も多いと聞く(というか、某ウェビナーでそういうエピソードを聞いて、今回の長話を思いついています)。
私が独立した後、本当に辞めたいと思ったのはおそらく2回だけ。
仕事がなくて家賃も払えないところまで行きついたときと、仕事で全部ひっくり返るくらいの大失敗をしたときだ。
つまり、仕事そのもの以外のことで心底辛くなったことは、たぶんないんだよね。
こんなに早死にしそうな生活しておいて本当か?と我ながら思うけど。

それは私が本当に孤独に強いっていうことなのか、周囲に恵まれていたから致命傷になるほどの孤独を感じなかっただけなのかはわからない。
いずれにしても、そういう面では大した苦労もせずやってきたし、そのおかげか今回の騒動の影響を私自身はほぼ全く受けなかった(今のところ)。
騒動の形が違っていれば、この働き方が裏目に出ることだってもちろんあると思うけど、それはそのときになってみないとわからないから、今は素直に「よかった」と感謝したい。
今はとにかく、自分が感染を広げる役目にならないことと、微々たる財力だけど経済を少しでも回すことを頑張ります。
孤独からは何一つダメージを受けない性質を生かして、ガリガリ仕事しますよー。

余談ですが、途中でちょっと書いた某ウェビナーで、講師の方のトライアル経験を聞いているうちに急に気づいたんだけど、私、トライアル合格して取引を開始した(そしてその会社との取引が続いている)ところって1社しかない……(仕事単位のトライアルは別です)。
あとは独立前に勤めていた会社と、登録自体はトライアル不要だったところと、残りの約10社は全部紹介からのつながり。
というか、受けたトライアルは心が折れるレベルで落ちまくっている。
本当に、私めちゃくちゃ恵まれているんじゃない……? 運だけでやってきたんじゃない……?
翻訳者志望の方向けに経験談を話すなんて絶対できないな……説得力なさすぎる。

自分語りの日は長くなりますね。今日こそ早く寝ようと思っていたのに~。

■読書ログ■
・和書16:『英語スタイルブック ライティングの表記ルール辞典』石井隆之・著、クロスメディア・ランゲージ(インプレス)、紙の本
・翻訳書10:『FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略』ベンジャミン・ハーディ・著、松丸さとみ・訳、サンマーク出版、オーディオブック


明日も幸せである様に♪

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