振り返り②:メンタル回復策_1
この間も書いたけれど、今回はいつも以上にやばかった。
たくさんの方に助けてもらっていなかったら、今頃どうなっていたかと背筋がヒヤッとする。
改めて、本当に本当にありがとうございました。
落ち込んでいる間は何をしても抜け出せない気持ちになる。
でも実際には、試行錯誤する中で効果のあったものもたくさんあったので、備忘録も兼ねてここにまとめます(と思ったら終わらなかったので、来年に続きます)。
重ための話も含まれているので、心が弱っている方は読まないほうがいいかもです。
①心療内科への通院
1年半くらい前から毎月通っています。
もともとはコロナで仕事が激減した→焦って受けたトライアルで書類落ちしまくって鬱気味だったことで受診したんだけど、ついでにかねがね気になっていた診断を受けてみたところ、軽度のADHD(注意欠如・多動性障害)だとわかりました。(ちなみに注意欠如の傾向が強め)
これはもう超納得の診断結果でした。子供時代の行動から仕事のミスまで、心当たりがありすぎる。
というか、よくこの状況でチェッカーを仕事にしようと思った(どころか偉そうにチェッカーセミナーまで開いていた)ものだ。
今は、コンサータという症状を抑える薬(とその時々の不調に合わせた薬)を毎朝飲んでいます。
なお、この治療は国や自治体の補助が受けられます。私が住んでいる市では診察&投薬がすべて無料になるので、検討中の方は一度調べてみるといいかもしれません。
ついでながら、通院し始めるまで私は「心療内科」がわかっていませんでした。「精神科」をマイルドに表現したものだと思っていたくらいで。
最近調べて知ったんだけど、全然別物です(以下はあくまで私の理解です)。
例えば鬱病の場合、深刻な鬱病によって自殺しそうな患者を医療・生活環境・学校(会社)などさまざまな面から解決しようとするのが、精神科。
一方、心療内科の目的は、鬱病が原因で起こる体の不調・病気を治すこと。心療「内科」なので、風邪薬も花粉症の薬も出ます。
私の場合はたまたま心療内科で合っていたんだけど、そうじゃないことも多いようなのでご注意ください。(本当に違う科を受診していてそれが問題という場合は、紹介状を書いてもらえるはずだけど)
主目的はADHDだけど、心の落ち込みが大きいなど別の症状が出たときは安定剤を出してもらえたりする。定期的に血液検査もあって、効果や副作用を確認してもらえるのも安心。
診察自体は短くて、私にとって悩みを聞いてもらえる場所ではない(心療内科なので)。でも、定期的に診察されているというだけで「最悪なことにはならないはず」という安心につながっていると思う。
②カウンセリング
これは今年の夏から始めました。
どん底まで落ち込んでいたときに、翻訳関係の先輩が「こういうのがあるよ」と教えてくれて。
私が利用しているのはこちら→cotree。他にもいろいろなところがあるようです。
直接出向くだけじゃなくて、オンラインや電話での相談、テキストメッセージの往復など、お好みの相談方法が選べます。
カウンセラーさんも大勢いらっしゃって、cotreeではマッチング診断で自分に合いそうな方を選ぶこともできました。
一度でやめてもいいし、何度も続けてもOK。私は月1回話を聞いてもらっています。
やっぱり、家族や友達に聞いてもらうのとはまったく違うんだよねえ。これぞプロ、という感じ。
自分1人でどこまでも落ち込んだり考えすぎたりしていた問題をひたすら聞いてくれて、最後に別の角度からアドバイスをいただける。それだけで、毎回本当に目が開かれます。
このカウンセラーさんがいらっしゃらなかったら、私本当に今年を乗り切れなかったかもしれない。
この後の対策の中には、このカウンセラーさんからいただいたアドバイスをもとにしたものも多いです。
③整骨院への通院
もともとはバドミントンで痛めた親指の治療から始まったんだけど、もうラケットを振っても痛くないのに(単に慢性化しました)週1回通い続けています。
心が弱ってきていると体もこわばりやすくなるし、逆もそうみたいで。
週に1回というペースはちょうどいいような気がする。今は手首中心に全身を診てもらっています。
あと、人と話す日が週ゼロにならないというのも地味にいいのかも。
④鍼灸院への通院
いろいろ行っているなあって感じですが。
もともとこれ以外にアロママッサージや姿勢矯正や整体なども試しまくったんだけど、続いているのはここだけ。月1回程度通っています。
90分コースのうち30分近くはカウンセリング(私がしゃべりすぎているだけかもしれない)で、この時点でもうかなり心は落ち着いている。
末端の冷えか胃腸の不調か肺機能の低下のどれか+全身&頭の凝り+美顔という感じ。美顔は欲張っているだけです。
整骨院もだけど、終わった後で「めっちゃ良くなった―!」という感覚があるわけではないけれど、現状維持には相当役立っている気がする。
⑤美容院のヘッドスパ
ちょっとこの人、めちゃくちゃ自己投資しまくってますよー。恥ずかしくなってきた。
ここは、10年近く通っていた美容師さんが独立して始めたお店で、強めのヘッドスパが売り。
お値段も張るしちょっと遠いので頻繁には通えないけれど、2~3カ月に1回程度すっきりしています。贅沢したぜー!という感覚もまたよし。
⑥ノートに吐き出す
先日、某雲の上の先輩とお揃いだったことが判明したから調子に乗っているからではなく、いや乗っているんだけど、これは絶対に書くつもりだったんだ。
去年から、ラダイトのウィークリープランナーを使い始めた。
中はこんな感じ。もう線を引いちゃってるけど、左はバーチカル、右側にto doと自由記入欄がある。
これは予定管理ではなく、今日の自分を振り返るために書き始めたものだった。
自覚している以上にテンパっていたり怒っていたり体調が悪かったりということが多いので、そのときにしていることと心と体の状態を記録したら見えてくることがあるのではないか、と。
はっきり言って、続く自信はゼロだった。日記も続いたことのない私が、こんなのできるはずがない。
でも「3日坊主の数だけ人は成長する」という言葉を信じている私は、とにかく手を出してみたのである。
そしたら、まさかの3冊目。
9月頃、仕事がめっちゃやばかった頃。
先週。起床時間からして全然違うけど、何より違うのが配色。
大雑把に↓こんな風に色分けしているのです。
・青:仕事
・黄色:生きるために必要な行動(家事や食事など)
・赤:勉強など
・緑:自分を大切にするための時間(まさにこの記事に書いていること!)
・黄緑:リラックマ時間。ゲームとかも……。
青の多さに達成感を抱いたり、仕事が進まなくて自分を責めそうになったときに黄色の多さを見て「じゃあ仕方ないか」と慰めたりしている。赤の少なさにがっくりしたり。一目でわかるのがなんだか嬉しい。
その場ですぐに記録するというところまでは習慣化できていない(夜まとめて付けている)ので、予定よりは「体と心の状態」は記録できていないけれど、あまり無理はしないことにしている。
あと、右側のページ(特にto do欄)がさっぱり使いこなせないけど、これもまあ追々……。
ただ、自由記入欄にはいろいろ書いています。
カウンセラーさんからいただいたアドバイスに従って、「夫の尊敬ポイントを毎日挙げる」を試したこともあった。今読み返したら「疲れて帰ってきても、私みたいに八つ当たりで怒ったりしない。ちゃんと穏やか。すごい!」って書いている日がある。レベル低い……。
1日3個ずつ「よかったこと」を書いたこともあった。無理矢理にでも絞り出すと見つかるんだよねえ。世の中感謝することばかりのように思えてきて、これもやってみてよかったと思う。
ノートを付け始めてから、少し気持ちよく1日を終えられるようになったかも。
本当に、なんでこんな面倒くさそうな行動が続いているのか謎だけど。色塗りが楽しいのかな(子供)。
そろそろ長い……?実はまだかなりあるので、年をまたぎましょうかね。
年の瀬ぎりぎりまで家族関連の問題でドッタンバッタンしています。
そのおかげで、大晦日に妹と会えました。おやつ納め!
皆さん、今年はどんな年でしたか?
来年もいい年になりますように。
今から残りの家計簿を付けるぞーーー!
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